7月15日(土) 2006 JOMOオールスターサッカー
EAST 4 - 1 WEST (17:02/カシマ/32,975人)
得点者:'28 中澤佑二(EAST)、'62 巻誠一郎(EAST)、'71 バレー(EAST)、'81 バレー(EAST)、'87 古橋達弥(WEST)
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●パウロアウトゥオリ監督(EAST/鹿島):
「こういう大会では勝者・敗者というのは関係ないと思います。今日の勝者は、サッカーというスポーツではないでしょうか。選手・サポーター・関係者のすべてが互いに協力して、スペクタクルな大会を作れたということが大きな勝利だったと思います。
試合を見てくださった全員が満足していただけたことを願っています。そして再開するJ1リーグ戦に多くのサポーターに足を運んでほしいと思います。シーズンを通して高い競争力・競争意識を保ち、今後の日本サッカーの発展に繋げていければと考えています。
日本ではフェアプレーという言葉をよく使いますが、フェアプレーに対する意識は非常に高く世界基準をかなり上回っているのではないでしょうか。一方で何を求めていかなくてはならないかといえば、それは競争力ではないでしょうか。より高いレベルの競争意識を各クラブやリーグ戦で求めることが、日本代表に繋がっていくと思いますし、世界の舞台で戦う上で必要なことではないかと思います。
競争力とフェアプレーというのは共存できるものです。我々指導者だけでなく、メディアのみなさんにも、そういった意識を持っていただければと思います。
最後に、今日の大会はすばらしいものでした。大会関係者の皆さんを讃えたいと思います」
Q:内田選手を左サイドに使った意図と評価は?
「皆さんが彼の左サイドでのプレーを見るのは初めてかもしれませんが、鹿島では練習試合ですでに何度か試しています。数分だけでしたがおもしろかったし、監督としては、あれだけの攻撃力も守備力も持っている選手が左サイドもできるということは選択肢が増えて喜ばしいことだと思います」
Q:日本サッカーに携わっての印象と最近の発展理由をどう考えるか?
「私はいろいろな国を渡り歩いて、様々な経験もしてきましたが、やはり日本は組織がしっかりしていると思います。ただ、やはり競争意識が不足していると感じます。サッカー界全体でその意識を高めていくことで、駆け引きなどのこまかい部分でも優っていけるのではないでしょうか」
以上
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