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【J1:第13節】清水 vs 横浜FM:長谷川健太監督(清水)記者会見コメント(06.07.19)

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7月19日(水) 2006 J1リーグ戦 第13節
清水 1 - 0 横浜FM (19:02/日本平/10,183人)
得点者:'89 兵働昭弘(清水)
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●長谷川健太監督(清水):

「勝って本当に良かったというか、本当に選手たちがよく頑張ってくれた。前半何回か、開始早々にチャンスがあったが決めきれず、こういうゲームでは一瞬のスキという部分で、難しい展開になったなと思っていた。だが、前半の右サイドからのクロスボールに市川が身体を寄せたり、後半も山西がしっかりと絞って、クロスに対してよく身体を投げ出して、ゴールを防いでくれたと思っている。そういう意味では、DFラインの頑張りというのが、今日のゲームでは非常に大きかったと思う。
選手達には、このゲームでどちらが忍耐強く、我慢強く戦えるかどうかという話をしていた。もちろん、2トップへのつぶしという部分は、F・マリノスが強いのはわかっていたので、それほど数多くチャンスは作れないと思っていたし、どちらが辛抱強く最後まで集中力を切らさずに戦えるかという勝負になるだろうという話をして、本当に最後まで全員が集中して守り、相手のゴールに最後まで向かう姿勢を崩さずに戦ってくれたと思う。
再開後初戦でF・マリノス相手にホームで勝ったというのは、今後に向けて非常に大きな勝ち点3だと思っているし、7月は残り3試合あるが、往々にしてこういう良いゲームをした後というのは、なかなか良い試合ができなかったり、良い結果が得られなかったりするもの。そこをもう一度、全員で集中を切らさずに、あと3試合戦っていきたいと思う」

Q:中断期間は、守備に関してボールを失った後のカウンターへの対処という意識付けも行なっていたが、そのあたりの今日の出来は?
「切り替えの部分では、前線の選手からよくやってくれたと思う。もちろん、最終ラインの選手がきっちりとその辺の準備をするのは当然だが、その当然のことが一瞬のスキをつかれてできなかったりする。そこから失点が生まれてしまうと思っているので、そういう意味では90分間全員が集中を切らさずに戦えた結果だと思っている」

Q:前半20分過ぎまではパスもうまく回っていたが、その後は少し攻撃に苦しんだ印象を受けたが
「もう少し落ち着いて展開できれば、もう少し違った形になったと思うが、自分たちで焦ってしまって、簡単に前線に放り込むような形になってしまった。ああいうところで、ホームだからうまくGKを使って逆サイドに展開するとか、そういういなすようなことができるようになってくれば、また落ち着いた展開ができると思っている。そのへんは、ハーフタイムで選手たちに話をして、相手に1回引かれてしまったら、なかなか崩すのはむずかしいので、そういうときにはきっちりとボールを失わないと、自分たちで相手に攻撃を渡さないと、そのへんをもっと落ち着いてしたたかにやろうという話をした。後半は、お互いに相手のゴールを狙い合うという展開になって、なかなかそういう展開はお互いに見ることはできなかったが、弾くところはしっかり弾くという部分は、後半は落ち着いてしっかりやってくれたと思う」

以上
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