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【J1:第20節】福岡 vs 千葉:川勝良一監督(福岡)記者会見コメント(06.08.26)

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8月26日(土) 2006 J1リーグ戦 第20節
福岡 1 - 3 千葉 (19:00/博多球/17,738人)
得点者:'2 ハース(千葉)、'68 羽生直剛(千葉)、'82 山岸智(千葉)、'89 布部陽功(福岡)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
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●川勝良一監督(福岡):

「今日は完全な勝ち試合だったと思います。お互いにきついスケジュールの中で、相手の疲れが1点取られた後にすぐに出たこともあって、中盤はこちらが支配してシュートも約3倍打ちました。選手が非常にがんばっている中で、勝ち試合を取れなかったというのはすべて私の責任だと思います。選手には、今日のようにお互いに疲れているコンディションの中での試合は、最後まであきらめないということを言っていましたが、何回か決定機を作り、最後は1点取ってくれました。ただ突破まで行っても、最後のネットを揺らすことという課題はクリアできていませんでしたし、逆に、2点目、3点目もそうですけれど、うちがゴールを取りに行っている時というのは、選手自身もリスクを自覚しているのにカウンターで取られてしまいました。1点目の失点に関してはチームとして反省して、お互いが信頼できるような時間をすごせるように、もう一度修正したいと思います。でも選手たちは良く戦ってくれていると思います」

Q:守備を固めるという狙いでスタートした試合での立ち上がりの失点について、どのように感じていらっしゃいますか?
「コミュニケーション不足なんですよね。少しラインを上げてボールにプレスをかけたときや、シュートブロックに行ったときに運悪く失点することがありますが、運だけじゃなくて、寄せる間合いが中途半端になっていることがあります。そういう部分を選手はお互いに相当確認しあっているのですが、あのシーンでダイレクトで入れられる瞬間に、ある選手は打たれるということで少しボールに行こうとして、ある選手は止まったと。その辺のギャップでフリーマンが生まれてしまいました。簡単なところのミスでやられましたが、立ち上がりのミスは積極性から来るものだったり、お互いにカバーしようとする意識のずれだったり、その辺が出ての失点だったので非常に残念ですけれど、その後、メンタルを崩さずに戦ってくれたということは、もう一度、(次節の)大宮戦でリセットしていけると信じています」

Q:短い期間で攻撃から守備にシフトしたわけですが、そういった部分で意識の浸透具合はどうでしょうか?
「宮本も、巻に対して身長差がある中で相当戦ってギリギリの対応をしてくれたと思います。自分に足りない部分については声で選手を動かしてくれました。最初のシステムから多少変わったのは、ゲームの中で相手が疲れているということで使えるスペースができたからですが、うちに対して立ち位置で混乱させようという動きには、久藤がポジションに着いてくれました。ただ、少ない相手の攻撃を少ない人数でも止めるという局面の集中力だとか、その辺はもう一度考え直したいと思います」

Q:今日のシステム(4−3−3)は今後も採用していくんでしょうか?
「そうですね。システムそのものが重要なのではなくて、選手が一番力を出せるポジションをゲーム中に2通りくらい考えています。最初のスタートの段階では、もう少し久藤が前でプレーするはずだったんですが、ミーティングでは相手が張った場合は、ボールがないときは4−4−2の形でスタートして、そこから攻めをスタートだと伝えていました。そのポジションごとの役割を、お互いに体が重たいところを、うちの選手が中盤のボールを拾ってくれたり、身長差があったり、ギャップがあるところを強く戦ってくれているんで、1−3という数字は結果では完敗ですけれども、相手はカウンター狙いで5、6本のシュートしか打てていないところを、うちは15、6本打ちましたし。そういう戦いの中で結果をどう求めるかということだと思います。相手の少ないチャンスを0で抑えられるように、もう一度考え直したいと思います」

以上
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