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【ヤマザキナビスコカップ】鹿島 vs 横浜FM:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント(06.09.02)

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9月2日(土) 2006 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 横浜FM (19:00/カシマ/10,602人)
得点者:'22 フェルナンド(鹿島)
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●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):

Q:最後の5分でチームが変わったようにバタバタしていましたが、その辺はどうお感じになっていますでしょうか?
「確かにこういう大会になってきますと、世界中どこに行っても残り5分で押される形になるというのはあり得ることです。ただ、選手にはつねに積極的にやる、積極的な判断をする、積極的に勇気を持つという、積極性を要求しているんですが、今回の積極的な判断というのが逆に引いてみんなでコンパクトになって守ろうという形になってしまって、そういう風な状況になってしまったんだと思います。私が要求しているのは、押し上げて前からボールに寄せに行くことです。マリノスの交代選手を見れば、明らかにサイドからボールを入れて得点なり、セカンドボールなりを狙ってくる形だったわけです。そこを抑えればあまり苦労せずに済むのではないかということを前にも選手たちには話したんですが、彼らの判断はそういう風になってしまったんではないかと思います」

Q:今日は1−0で勝ちましたが、水曜日に主力を休ませた成果が出たとお考えでしょうか?
「どの監督も戦法、つまり今後どういう風にチームを進めていくかということを考えると思います。あくまでも私は、この大会の方がプライオリティが高く重要だと判断したし、監督それぞれの考えがあると思っています」

Q:温存したことが今日の試合に影響したかを教えてください。
「明確にしておきたいのは温存したから試合に勝ったわけではなく、ピッチで選手が出した結果が勝利につながったということを、みなさんは考えなくてはいけないのではと思います。この大会はアウェイゴール方式というのがありますから、今日は失点をせずに得点を取るということを目標にしてやってきたわけです。それが結果に出たのだと思います。ガンバ戦のような試合運びができれば一番ベストだったんですけど、こういう大会の場合は結果が出たというのが一番大事なのではないかと思います。

次の試合も点を取りに行くつもりでいきますし、マリノスは失点してはいけなく、逆に点を取らなくてはいけないという2つの気持ちが入り混ざったものになりますので、相手の方がプレッシャーを背負いながら判断しなくてはいけない。それがガンバ戦のような結果に終われば一番ベストだと思います」

Q:シュート数が7本で、得点も1点というのは今日のゲームプランとしては仕方がないことなのでしょうか?
「できれば余裕を持った勝ち方がベストなのかもしれませんけど、長年カップ戦というUEFA杯でも、ブラジル杯でも、リベルタドーレス杯でも、こういう形を経験していますので、そういった経験を選手たちに伝えて、失点をしないということをまず徹底しました。逆に点を取れば特に精神的な部分で有利に進めることができるということを選手にも話しました。あとはいかにして、そのアドバンテージを賢く使うかということを考えなくちゃいけないし、それを守るのではなく、まずはそれは横に置いておいて、点を取りに行くということを考えなくてはいけないと思います」

Q:水沼監督が吉田選手が頭から出血していたということで、ボールを外に出して欲しかったとコメントしていました。その場面での、選手たちの判断についてはいかがお考えでしょうか?
「まず、われわれの選手たちの判断が一番正しかったのではないかと思います。世界ではレフリーが笛を吹くまでプレーを止めないということが徹底されています。レフリーの判断でありますし、そこは確認しておかなくてはいけない。日本のサッカーの向上というためにももう少し厳しさというものを求めなくてはいけないと思います。もし、相手の攻撃チャンスを潰すために、うちの選手が倒れた場合は、私はその選手に罰則を課します。

あの場面も、うちの岩政選手も出血していましたし、そのまま立ち上がってプレーを続けました。うちの選手の場合は、接触プレーがあって痛みを感じた、あるいはなにか違和感があって倒れてるようであれば、すぐにトレーナーに言って外に出して、外で治療してそのチームはひとり少ない状況で練習をさせていくということを方針として、就任当初から言い続けています。だからうちの選手はそういう判断をしたのではないかと思います。もうひとつは、とても早く状況が起きて、ボールがかなり前のほうに行っていたということです。うちの選手がボールを持ちながらうしろを振り向いて、誰か大丈夫かな、と確認することはあのスピードの中では無理ですから。レフリーがその場でプレーを止めるという判断をすれば、それはレフリーの判断になりますし、もうひとつは、倒れている選手がうちのペナルティエリア内、もしくはペナルティエリア付近であれば、うちの選手の視野に入っているわけですから、当然ながらうちの選手は外に出すでしょう。

日本はいろんな向上をしなくてはいけない。考えなくてはいけないのは国内のリーグの競争心というものをいかにして高めるかということではないかと思います。もうひとつ例としてあげますけど、日本対イエメン戦の中で、確か倒れている選手がいるときにレフリーが止めずに最後までプレーを続けたという場面があったかと思いますけど、それが世界の基準でありますし、FIFAの今年のワールドカップでも選手たちが倒れれば、すぐに担架で運び出す。要はリズム、試合のテンポが上がり始めたときに、選手の誰かが倒れてそれでテンポが切れてしまう、リズムが切れてしまうということがうちの試合だけでなく日本のサッカー全体でありますので、そこの部分を良くしていかないといけないと思います。

フェアプレーの意識は日本の場合はかなり高いレベルだと思いますが、逆に過度に反応しすぎる部分が多いのではないかと思います。オシム監督も発言しているかと思いますが、どんな状況でも、どんな場面でも、それに対応できる選手にならなければいけない。雨の日だろうと、暑い日だろうと、ピッチに穴がいっぱいあろうと、ピッチが良かろうと、そういういろんな状況に対して日々対応しなくてはいけないし、そこのスタートというのが練習なのではないかと思います。練習でその意識を徹底すれば、そういった意識の向上ができるのではないかと思います」

以上
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