9月8日(金) 2006 J2リーグ戦 第38節
湘南 1 - 2 鳥栖 (19:04/平塚/2,982人)
得点者:'23 山口貴之(鳥栖)、'78 横山聡(湘南)、'89 高橋義希(鳥栖)
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●松本育夫監督(鳥栖):
「勝点を争うリーグ戦ですから内容はどうあれ勝点3を取ったことは、よく選手たちが頑張った。ただし、もう一度やり直さなければいけない部分がすごく多かった。パスミスの問題、バックスのポジションの取り方の問題、攻守の切り替えのスピード、細かい部分ではずいぶんあるが、いずれにせよ今日の勝ちは次の反省のための勝ちにしたい。
次の第3クール最後の試合はもう一度立て直して、もっとお客様に観ていただいても恥ずかしくないチームにして愛媛のゲームに臨みたい。あまりにも戦術、技術、ミスが多すぎる。勝ったからこそ修正したい」
Q:退場者が出て、すぐにDFを入れて立て直しましたが
「10人になった場合のセオリーとして守備固め、守備の崩れは絶対にやってはいけないので、4バックにして中盤の4人とあわせて8枚でゾーンで守る。そしてチャンスがあれば気の利いた選手、一番感じた選手が飛び出していく。今日は高橋義希があの決勝点、中盤からよくぞ飛び出して相手を抜いていった。義希は第3クールがスタートして3試合目ぐらいから非常に成長した選手で、積極的に相手を抜いていくのは今までなかったが、今日一番貴重な得点をしてくれた。成長した義希の姿を最後に見せてくれた。大きな収穫だったと思います」
Q:パスミスが多かったのは何故ですか
「いろいろあると思います。ひとつは湘南のプレッシャー、前から非常に厳しくボールを取りに来た。それをいなすことができない。もうひとつは守から攻の切り替えが遅いためにポジションの取り方が悪い。そこへボールを出して相手に奪われている。3つめは受ける側。どこへボールが欲しいのかという動きがないと、あれだけ厳しいプレッシャーのなかでボールを持ってる選手に負荷をかけてはいけない。ボールを出せという引き出し、そして逆サイドへ速く展開する。同サイドの狭いところでサッカーをさせられたので、湘南の守備の戦術にハマってミスを誘われた。その場面でワンタッチプレーで逆サイドにもっていくようなポジション取りとボールの引き出し、逆サイドの準備が必要だったと思います。これらの点については短期間で直せると思います」
Q:尹選手を前半で代えたのは何故ですか
「前半に膝を痛めて無理をさせたくないので代えました」
Q:その尹選手に代わった衛藤選手の評価は
「この2人のプレーの違いがゲームに出ていた。尹は攻撃的、ワンタッチで味方の選手を動かす。衛藤は守備から攻撃に入っていくボランチの仕事。尹はFWに絡む仕事。衛藤が出たときは高橋と2枚で守備型になるが相手の攻撃を防ぐ準備はしていましたので、たまたま尹が前半でダメだということで、あの形を取らざるを得なかった」
Q:高地選手に代わり加藤選手が出て、湘南の中町選手や石原選手の守備に追い込まれていましたが。
「高地は攻撃的な選手、加藤は守備的な選手なのでもうちょっと守備の面で頑張ってくれると思っていましたが、夕べホテルのクーラーが壊れたらしく、寝たのが2時ぐらいになってしまった。非常に体が重く、特に加藤が守備の仕事ができていなかったのはコンディションの悪さが多分あったと思います。終わった後も倒れていましたから、コンディション不良のために強いられたという状況じゃなかったんでしょうか」
Q[新居選手の状態は
「今日はシュートの練習をしていますので、次のゲームはなんとかなりそうだという報告が鳥栖のほうから入っているので、明日からフルのトレーニングができるんじゃないかなと思っています。ただ帰ってみないと様子はわかりませんが。本人も頑張ってくれると思います」
Q:自分たちのミスではなく、アジエル選手や森谷選手に対して、相手を捕まえなければいけないという場面も見えましたが
「これは練習でずいぶんやっていますが、声によるマークの確認ですね。声が出ないために苦しんでいる。アジエルはサイドから中に入ってくる。本来なら最初に捕まえた選手があるところまで付いていき、次の選手が引き受けて付く、というマークの受け渡しが、声が出ない。練習ではかなりやっているが、実際のゲームではコンディションが悪かったり苦しくなったりすると、強さが出ない。味方の選手を使ってプレーすることがうちのチームにとっては大切なことなんですが、それも次に向けて修正すべきことでしょうね」
Q:現在5位というチームについてはいかがですか
「会社のほうからは5位以上取れという目標も出ていますから、その方針に従ってやっていかなければいけないんじゃないでしょうか。ただ成績よりもうちが誇れるものは、選手たちが90分間一生懸命やっていること。その姿によって現在のポジションが取れているんだろうと。これがうちの財産ですから、残り13試合、次は愛媛、その次は上位陣と続きますので、うまく乗り切りたい。選手たちが一生懸命やる姿が最後に実るんじゃないかという楽しみはあります」
以上













