●AFCアジアカップ2007予選大会 グループA
11月15日(水)19:10キックオフ/札幌ドーム
日本代表 vs サウジアラビア代表
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オシムジャパンが新顔4人を加え、北の大地で再始動。今年最後の試合となる15日のサウジアラビア戦に向けて、札幌市内でトレーニングを開始した。
「今はJリーグで面白い選手を試している段階」。そう語る指揮官が新たに呼び寄せたのは野沢拓也(鹿島)、本田圭佑(名古屋)、高松大樹(大分)、前田遼一(磐田)の4名。いわゆるアテネ五輪世代から3名、北京五輪世代から1名と、オシム監督が就任以来取り組んでいる「世代交代」を、また一歩推し進める形となった。それは野沢や高松の「知っている選手がたくさんいる」というコメントからも明らかだ。オシム監督率いる日本代表のベースは確実に「アテネ世代」へと移行してきている。
この日の練習はJリーグの試合翌日ということもあり、長めのウォーミングアップから始まった。闘莉王(浦和)は昨日の横浜FM戦で負傷した左ひざの痛みが引かずに、別メニュー調整。ウォーミングアップのメニューに相手の名前を呼んでパスを交換するというものがあったが、それは新たに招集されたメンバーを意識してのものだろう。リラックスしながら積極的にコミュニケーションを取らせて、日本代表というチームに招き入れた。
ウォーミングアップの後はフルコートでの変則的な7対7。ゴールは両端とセンターライン上に背中合わせで2つ。広大なスペースと4つのゴールがある中で、大熊コーチからは「(相手の)逆を突け」と指示が飛ぶ。頭と体をフル回転させるオシム監督らしいメニューだった。
オシム監督が日本代表の指揮官に就任し、これまでに6試合をこなしている。その過程で常に新たなメンバーを加えながら戦ってきた。ただその中でも徐々に「みんなも監督の意図が分かってきたし、監督もみんなの特徴が分かってきた」と、羽生(千葉)はここまでの印象を語った。「始めのころは部分的な練習が多かったが、最近は(ゲーム形式の)全体的な練習が増えてきた(羽生)」のが、その証拠だろう。少しずつだが確実に、チームは進化を遂げている。それは練習を見ていても伝わってくる。
最後はハーフコートかつペナルティーエリアの幅という狭いコートの中で11対11(パスはダイレクト)。赤のビブスを着けたフィールドプレーヤーは今野(F東京)、阿部(千葉)、駒野(広島)、三都主(浦和)、加地(G大阪)、鈴木(浦和)、中村(川崎F)、佐藤(広島)、前田、高松。これまでの主力組に前田や高松といった前線の新顔を組ませてみたといったところだろうか。前田や高松、それに野沢、本田も、初の代表選出に臆することなくプレーしていた。サウジアラビア戦のメンバーには誰が名を連ねるか。楽しみだ。
以上
2006.10.02 Reported by 寺嶋朋也(サッカー新聞エルゴラッソ編集部)
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一覧へ【日本代表 11/12トレーニング:レポート】野沢、本田、高松、前田。新顔4人も伸び伸びとプレー(06.11.13)
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