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【J2:第16節】東京V vs 湘南:ラモス瑠偉監督(東京V)記者会見コメント(07.05.20)

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5月20日(日) 2007 J2リーグ戦 第16節
東京V 1 - 0 湘南 (13:03/国立/11,346人)
得点者:'82 吉武剛(東京V)

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●ラモス瑠偉監督(東京V):

「連敗を止めて、(前節)引き分けて、ここまで走った試合ができてすごく良かった。 今週火曜日に練習でチームが集まった時に、3−5−2の新しい形を試してみたいなと伝え、意識して集中してもらって(トレーニングを積んできた)。(提案した)ぼくと柱谷哲二(コーチ)じゃなくて、選手たちを褒めるべきだと思います。
 前半を見ていて、絶対に前半を0点で抑えれば後半に1点か2点ぐらい取れるんじゃないかなと思っていたのですが、(退場者が出て)10人になった時にどうなるかなと思い、ハーフタイムに修正するところは修正して、逆にとにかくみんなに自信をもたせました。前半より一人一人が5%以上頑張ってくれれば、勝てるんじゃないかなと思った。
 本当に最後の最後までみんなで集中を切らさずにやってくれたことが、この結果を生んだのではないかなと思います。選手たちは、やっぱりやればできる。良かったです」

Q:3バックにした評価は?
「何も言うことは無いです。パーフェクトでした。前半はシュートも1本か2本(公式記録では3本)で、それもほとんど怖いシュートではなかった。1対1でやられなかったので、しっかりと対応できてカバーリングのコンビネーションも抜群だった。萩村が出た時に誰がリベロになるのか、右サイドが出た時には土屋がリベロになって、左サイドが空いてたら一回引っ張るとそこに萩村が入って富澤がリベロになるとか、絞り方も福田と服部が非常に良くて、それプラス菅原も非常に良かったと思います。そうすると、ディエゴや廣山や佐藤悠介、特にフッキも、相手のDFを意識せず自由にできてよかったのではないかと思います。
 今までの自分の経験から考えても、急に3−5−2をやりはじめて、そんなすぐに上手くいくことはないなと思っています。ただ、今日ここまで嵌ったというのは非常に嬉しかった。パーフェクトですよ。
 (福田が)退場になった時も、『どうしようか。このまま3−5−2で一人FWの廣山かディエゴを外した方がいいのか』と少し迷ったのですが、土屋も左と右のサイドバックができるから、後半の15分まではまず、4バック、3ボランチでディエゴとフッキが自由に(動く)という戦い方に決めた。それが30分ぐらいまでもった。廣山とディエゴを45分間(できると)計算しないで、『できるところまでやってくれ。とにかく頑張れ。そこでメンバーを入れ替えるから』と言ったが、そこが非常に良かったと思います。勘が良かったと思います」

Q:3バックをやろうとした意図と、評価できたということはこれからのヴェルディのベースになっていくのか?
「正直な話、僕は中盤のダイヤモンドが好きです。今、佐藤や名波のプレーを見ていると、彼らのやりやすいようにボランチがいいんじゃないかなと思っている。ただ、開幕から3、4試合は中央だけではなくて外もけっこう使っていたように思う。途中で負け始めた時にみんながそこで中央ばかりにボールを入れるようになってしまった。なので、逆にサイドバックが高い位置でボールを持っていて、1ボランチだけ残ってくれればなんとか抑えられるのではないかなと。狙いはサイドからの攻撃で、途中で船越が入ったときにサイドから起点を作ってもらうため。3−5−2には守りと攻めの2パターンあると思う。僕が使いたいのは攻撃の3−5−2だ。服部に前で張っててもらって、特に今日はサイドチェンジの良いボールが蹴れるボランチの佐藤と福田のコンビネーションが狙いでした。そういう意味では、福田がいる間は良かったと思います。我々の戦い方が分析されているので、何とか変えて戦わなければと思って(システムを)変えました」

Q:あの時間代で吉武を入れた狙いは?
「今日のフッキの状態を見ると、一人で何とかしてくれるんじゃないかなと思っていたのですが、ディエゴがだいぶ疲れがみえたのでフラットにしたかった。守りに入りたかったんです。それプラス彼の足も速いので、金澤と吉武のサイドからの仕掛けも欲しかった。ただボールを取られた後に、みんなだいぶ疲れていたのでフラットにしたかったからです。たまたま勘が当たりました」

以上
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