5月20日（日） 2007 J1リーグ戦 第12節
磐田 2 - 3 神戸　（15:04／ヤマハ／12,149人）
得点者：'10 近藤祐介（神戸）、'14 レアンドロ（神戸）、'28 カレンロバート（磐田）、'37 成岡翔（磐田）、'76 レアンドロ（神戸）

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●太田吉彰選手（磐田）:
「（攻撃は）つないでるだけのところがまだあるし、裏に抜ける選手がほとんどいない。中盤の2列目の動きも少ないし、もらって出して、もらって出しての展開が続いている。両サイドでもっともっと高く（ポジションを）とって、裏に積極的にいって、センタリングを上げないといけない。そこらへんが非常に足りないと思う。運動量の面では、他のチームに劣ると思う。もう一工夫していかないと点が取れないし、取れても1点2点の状態が続いているので、もっと工夫した攻撃をしていかないと勝てないと思う。もっとみんなで話し合って、要求し合って、運動量も増やして、全体的に流れるような攻撃ができれば良いと思う」


●茶野隆行選手（磐田）:
「（立ち上がりは）相手が前がかりに来ていたというのもあって、下げるパスが多かったし、そこのプレッシャーに耐えられなかったというのもあって、うまく前を向けなかったと思う。うまく周りが連動して動いてあげないと、なかなかパスコースもできてこないし、足が止まっていた部分があったと思う」

Q:カウンターを食らったときに数的不利になってしまうことが多かったが。
「うちも前がかりというか、点を取りにいきたいという意識が高かったので、攻めているときのマーキングというのがちょっとルーズになっていたと思う。取られた後の切り換えが、ちょっと遅かったというのもあると思う。（久しぶりの出場で）今は内容というより結果が大事だったので、すごく悔しい」


●成岡翔選手（磐田）:
Q:ゴールシーンは？
「あんまり覚えていないし、自分のミスで入れられていた点が2点ぐらいあったので、そっちのほうが大きい。（試合への入り方は）そんなに悪くないと思うけど、何というか、カウンターから不運な点というか。今のチームでは先制点が鍵になると思うので、あの点はショックだった。どの試合でも多少はあるけど、イケイケな感じになって、前に全員が入ってしまって3人4人が置き去りになってカウンターを食らうというのがあって、そこから失点につながってしまったので残念だった」

Q:攻撃では良い部分もあったが。
「自分の所にボールが入ったときは、ボビー（カレン）とかヨシくん（太田）に裏を走ってくれという話をしていたし、今日はそういうところが出た部分はあったので、進歩かなと思うけど、もっとこれから話し合うことが大事だと思う」


●カレン　ロバート選手（磐田）:
Q:チームとしての攻撃で良かった点、悪かった点は？
「ミスが多かったから、それを少なくしないといけない。でも、クロスでけっこうチャンスがあったし、菊地くんとかマルキ（パラナ）とかもいろいろ中に入ってきていたから、（攻めの）厚さという部分は良かったと思う。（自分自身は）今日は相手がヘディングが強かったので、できるだけ裏でもらえるようにと心がけていたけど、競り合いの部分で負けちゃいけないというのもあるので、ちょっと負けてしまっていたのが反省点」

Q:今日もゴールを決めたが。
「運があるから、運が消えないうちにもっと結果を出したい。そろそろ前田さんが帰ってくるし。自分が練習したとおりの形とか、狙ったとおりに入ったシュートとかは少ないから、運だけじゃなくそういうのを増やしていきたい」



●近藤祐介選手（神戸）:
Q:カウンターの感覚はつかめてきた？
「ショートカウンターのときは、わりと裏に抜けられるので、それはいいと思う。それで点を取っていることが多いので」

Q:3点目も含めて、今日はスルーパスがよく通っていたが、磐田を研究した？
「それはとくにない。フィーリングというか、自分の感じで出しているので、とくに考えてというのはない」

●大久保嘉人選手（神戸）:
Q:前半に惜しいチャンスがあったが。
「あれは（GKの）股を抜こうと思った。左足で打っても良かったけど、そこを打たずに股を狙おうと思ったら、股を警戒されたのでニアを狙った」

Q:カウンターで数的優位を作れる場面が多かったが。
「自分が思うには、ここ2試合あまり良くはないと思う。全然だと思うけど、そういう中で勝てたのは良かった」

以上