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【J1:第16節 F東京 vs 甲府 レポート】F東京が好調ノリオ弾で先制。リチェーリ退場のアクシデントも、光るベンチワークで乗り切る(07.06.21)

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6月20日(水) 2007 J1リーグ戦 第16節
F東京 2 - 1 甲府 (19:04/味スタ/17,264人)
得点者:'30 鈴木規郎(F東京)、'59 ルーカス(F東京)、'66 茂原岳人(甲府)

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F東京は上位浮上に負けられない一戦に2−1と勝利し、13位に踏みとどまった。逆に甲府はこれで4連敗。17位にまで順位を落としてしまった。

開始直後から互いが持ち味を出し合ったいいゲームだった。甲府は序盤から狭いエリアに人数を掛けてショートパスを繋ぐ。それに対し、F東京はサイドチェンジを駆使しつつ、大きな展開で応戦する原監督が予想した通りの図式が出来上がった。

甲府は前半、左サイドの茂原を起点に何度か決定機を作る。ワンタッチ、ツータッチでリズム良く繋ぎボールを運ぶがフィニッシュまで至らず。F東京のDF陣は序盤、パスを繋がれても落ち着いた対応を見せた。徐々に狙いどころが定まり、インターセプトの数も増えていく。そして、前半30分、そのインターセプトから得点が生まれる。最終ラインでボールを奪った甲府が、そこからパスをつなぎに掛かる。それを伊野波が見逃さず、中央でボールを奪うと、それを左サイドの鈴木規に送る。鈴木規は左足でワントラップし、得意の形に持ち込むと速い振りから低空の弾道でゴール右隅に蹴り込み、F東京が先制点を挙げる。その後は32分、41分と決定機を掴むが、なかなかゴールを割ることが出来ず。前半を折り返す。

後半は前掛かりになった甲府の裏のスペースを突くF東京が主導権を握った。後半の序盤が勝負どころだと読んだ原監督は56分、川口に代えてリチェーリをピッチに送り出す。その3分後、自陣でボールを奪った梶山が、ボールを運び左サイドの福西へ。福西のシュートはGK鶴田に阻まれるも、こぼれ球をルーカスが押し込み待望の追加点を決める。ここまでは原監督のプラン通りにゲームが進んでいたが、リチェーリが思わぬ誤算になる。さらに追加点を狙うべく、ベンチでは馬場憂太が準備をしていた。だが66分、甲府の茂原にゴールを許し「嫌な予感がした」原監督は馬場を諦め、栗澤を入れてバランスの修正を図った。そして予感が当たる。73分にリチェーリがこの日、2枚目の警告を受けて退場に。一人少ない状況を招き、再三甲府に押し込まれることになる。

甲府は傘にかかって攻め立てる。75分、茂原からボックス内を斜めに入ってきた宇留野にパスを通される。宇留野はダイレクトでシュートを打つも、GK土肥が右足でボールに触れるビッグセーブ。途中出場の栗澤は、気の利いたポジショニングで危険エリアを埋め、その後の再三のピンチもDF陣が体を張った守りで防ぐ。甲府は茂原が87分、レッドカードを受けて退場し万事休す。89分には茂庭が入り試合をクローズしたF東京が勝ちを拾った。

F東京は原監督の第6感が当たり、突然のプラン変更にも落ち着いて対応したベンチワークが光った。逆に甲府は林不在で中盤からの組み立てが一本調子になってしまったことが悔やまれる。自分たちのスタイルを貫く気風の良さはすがすがしいが、甲府対策をどのチームもしてくることは分かっているだけに、今後はその対応が課題か。大木監督の手腕が試されるところだ。
F東京は次節、首位ガンバ大阪に挑む。「チャレンジャー精神を持って挑みたい」(原監督)。鬼門の万博決戦で上位進出のきっかけを掴みたい。

以上

2007.06.21 Reported by 馬場康平
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