7月11日（水） 2007 J2リーグ戦 第27節
山形 1 - 2 京都　（19:04／ＮＤスタ／1,944人）
得点者：'31 横山拓也（山形）、'44 パウリーニョ（京都）、'75 田原豊（京都）

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●美濃部直彦監督（京都）：

「山形のこのスタジアムに足を運んでくれている京都のサポーターに感謝したいと思います。
試合前からの雨で、非常にピッチ状態、それから、試合中もかなり降っていたし、やるべきサッカーが非常に限定されていたかなと思います。それはうちも山形さんも同じだったと思います。そんななかで、ホームに強い山形さん、それから最後まで粘り強く戦ってくる山形に対して、今日は２−１と逆転勝ちできたことは、我々にとって非常に大きな１勝になりました。それを生み出してくれた選手に感謝します。

試合の内容は、みなさん観ていただいたとおりで、ロングボールで、お互いセカンドボールを拾って、お互いセットプレーで勝負が決まる。そのへんがポイントになるサッカーになったと思います。そのなかで我々が２点取れたので、非常によかったと思います」

Q:少ないチャンスのなかでしっかりと得点できたということで、勝負強さがついてきたんじゃないかと思いますが、どのように思いますか？
「勝負強さというより、こういうゲームをものにしていく、あるいは、アウェイのゲームで難しいゲームを勝っていくというのは、自分らの目標に対して非常にいい結果だと思います。そういうことがどんどんできるようになれば、チームとしても成長していると考えられます」

Q:今日は前半、山形に押されていたように見えましたが、その要因は？
「我々も徹底した戦い方をしようと言っていたんですけども、山形の戦い方と言うのは、我々の裏のスペースにボールを入れられて、そこの処理であったり、 前線の２人のプレッシャーが非常に強かったように思います。我々がこの雨のなかで処理にとまどったり、クリアが小さかったところを押し込まれたように感じます。でも、前半の最後にリスタートから追いついた１点も、我々の今日の勝利の要因だと思っています」

Q:今日は喪章を着けての戦いでしたが、選手たちにメンタル的な変化や影響は何かありましたか？
「喪章を着けた理由というのは、みなさんご存じだと思いますけれども、アレモン選手の死に対し、我々は非常に悲しみを持っているからです。そのなかで、今日特別にメンタルなことであったかどうかは選手たちのことなのでわからないですけども、アレモンに対しては我々は非常に悲しい思いでいっぱいなので、そのへんの反動があったというのがあるかもしれないです」

以上