■MLJ★CUP 横浜F・マリノス vs FCバルセロナ
8月7日(火)19:00/日産ス
横浜FM vs バルセロナ
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「バルサとは3回目の対戦だが、初めて対戦するような気持ち。本当に楽しみです」
個人的にも熱烈なリーガ(エスパニョーラ=スペイン1部リーグ)ファンで、『バルセロニスタ』でもある田中隼磨は、7日に迫ったFCバルセロナとのプレシーズンマッチを心待ちにしている。いや、田中隼だけではないだろう。2年前の2005年には、図らずも6月、7月と相次いで世界の強豪クラブとの2度の対戦を経験した、横浜F・マリノスの選手たち全員が、バルセロナとの3度目の真剣勝負に腕を撫しているはずだ。
初めての対戦は、激しいゴールの応酬で3-3のドローに終わった。バルサの目を覚まさせたのが、キックオフ直後の坂田大輔の先制パンチ。相手の出方をうかがうどころか、わずか数十秒で電光石火のゴールを奪い取った。バルセロナもジュリのボレーで追いつくが、横浜FMはなお、坂田がヒールで流したパスを大島秀夫がハーフボレーで豪快に決めて突き放す。前半25分で早くも2-1となった試合は、後半も互いに点を取り合って、初対決はスリリングな展開のうちに、90分で決着がつかなかった。
2度目の対決は、わずか1ヵ月後に実現した。前回の引き分けにケリをつけようと、バルセロナはこの横浜FM戦だけのためにツアーを敢行。1度目のときには来日がかなわなかったロナウジーニョも、途中出場ながら試合に参戦し、日本のファンを魅了した。結局、第1戦ほどの点の取り合いはならなかったものの、この試合もやはり1-1の引き分けに終わった。
あれから2年余り、2戦連続ドローの後を受けて、今回こそは『3度目の正直』を狙っているのは、バルサ、横浜FMどちらも同じだろう。両チームの顔ぶれを見ても、2年前とほとんど同じメンバーが顔を揃えているだけに、3度目の対決が楽しみだ。バルセロナは、ロナウジーニョ、エトオ、デコ、シャビ、モッタ、ビクトル・バルデス…。横浜FMも、松田直樹、那須大亮、河合竜二、田中隼、坂田、大島……。
一方では、新しい顔ぶれも楽しみだ。バルセロナでは何といっても、アーセナルから移籍したアンリ。「日本代表とフランス代表で対戦経験があるが、やはり別格」と語る松田とのせめぎ合いは必見だろう。メキシコ代表のドス・サントスと中澤佑二のマッチアップも見ものだ。意外にも、中澤は過去2回のバルセロナ戦は日本代表戦のために出場していない。
昨シーズンは惜しくも、リーグ3連覇を逃したバルセロナだけに、9月からの新シーズンにかける意欲は強いはずだ。横浜FMも、昨年までの堅守速攻型から一転、攻撃サッカーを目指して、ここまで徐々に形が見え始めてきた。11日のリーグ再開を前に、下手な試合はできない。世界の名門クラブを相手に、どういう戦いを見せてくれるのか、楽しみな一戦だ。
以上
2007.08.06 Reported by 近藤泰秀(インサイド)
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