今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第37節】仙台 vs 京都:望月達也監督(仙台)記者会見コメント(07.08.30)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月30日(木) 2007 J2リーグ戦 第37節
仙台 1 - 0 京都 (19:04/ユアスタ/11,510人)
得点者:'54 オウンゴ−ル(仙台)

----------

●望月達也監督(仙台):

「今日のゲームでいちばん大きかったのは、応援してくれる皆さんの前で勝点3が取れたこと。みんなとその勝点3を喜べたことがいちばん良かった。
 前回の湘南戦から、守備に関しても非常にバランスが取れてきたので、前回もしくは前々回のゲームも踏まえて、自分達がしっかりリスクのマネジメントを継続することで、必ずチャンスは来ると言っていた。
 京都がどうやって入ってくるかということ、前から来るか下がるかということは、実際のゲームを見なければ分からないという話をしていた。どっちのゲームになっても自分達は、じれずに最後までやりきろうと、選手達も非常に自信を持ってゲームに臨めたので、その結果、しっかりグラウンドの中で勝点3を取れたのが今日は非常に大きい」

Q:ロペス選手が守備で頑張っていたことも、流れにつながったか?
「先週も含めてだが、今週もみんなでもう一度(シーズンの)スタートの時を思い出して、攻守ともに残り14試合しっかり連動できるようにバランスを取ろうとした。今週のトレーニングの中でも攻撃も守備も両方やったが、ロペス自身もその辺を意識してトレーニングに臨めた。とはいえ、これが普通ではあるが(笑)。これが自分達の考えていることの最低限のこと。まだまだ変わることはできる。
 当然前半からいくつか決めなければいけないチャンスはあったが、やはり今日のゲームの内容でやられるというのは自分達は納得できないので、それに関しては本当に良かったと思う。湘南戦も含めてだが、特に守備への切り替えのところを、スタートのポジションを早く取って対応しようということに関しては、今日も引き続きしっかりできたと思っている」

Q:今日は守りながらも攻撃の意識を残すような選手交代だったが、その意図と、交代する際の指示は?
「基本的には、相手が前がかりになってきているところもあるので、そこの守備を確認することだ。特に最初、京都が右に張らせてきたところからスタートして、最終的には田原選手を前に入れてきたという部分に関しては、サブのメンバーを見た時にその可能性を感じていた。
 ただ自分達が守りきるにも、毎回のゲームがそうだが、奪ったあとのボールでカウンターを仕掛けて、もし点を取れれば相手にとっても大きなダメージを与えることができるし、自分達もそれ以降のゲームの進め方として、2-0、3-0というゲームができる。特にバランスということに関しては、今は守備の部分に非常に大きく関わってくる部分だが、基本的にはFWからディフェンスラインの距離を気にしながら、あまりラインを下げすぎずにそれぞれが連動できる距離を保っていくこと。なおかつ1トップ気味に組んだ時、人の出入りや、例えばダイアゴナルに人が動いた時、例えば梁が出た時にそのスペースを裕希(中島)が埋めるように、誰がスタートポジションに立ったとしても、そのバランスさえ崩れなければ、やはり相手はこちらに簡単に入ってはこられない。まずそれが自分達の中にはベースとしてある。その辺も含めての細かいタスクに関しては、誠(手倉森誠)が伝えてくれている。トレーニングの中でやっていることで、選手達がそれをグラウンドの中で表現できている。特に今日に関しては、キン(菅井)もそうですし、晋伍(富田)も洋介(中田)もみんなそうだが、自分の良さ、守備だけでなく(ボールを)取った時の良さというのも出してくれた。結果的に点にはならなかったが、こういうゲームができるというのが、自分達の自信になる」

Q:今日の最大の勝因は?
「前回湘南戦でも話したが、守備のオーガナイズもそうだが、選手達のメンタル面が大きい。湘南戦でいいゲームをして勝ち、今週のトレーニングも選手達がゲーム一つひとつに対する準備というか、特にメンタリティの部分で非常に前向きにできていた。
 当然今までチームを構成する中で、それぞれのポジションの競争というのもあるが、とにかく今日ここのメンバーに入っていない選手も含めて、チームには一体感があると思う。それは誰が良いとか悪いとかいうのではなくて、みんながそういう気持ちでやっているということが今、いちばんチームの勢いに還元されている部分だと思っている」

Q:休みの節を前に、8月を総括するとどうなるか?
「結果に対しては、全勝したとしても満足しないかもしれない。ただ、ここにきて上位のチームに対してしっかり自分達の良さを出しながら勝点3を取れたということと、やはり2試合続けて失点0ということが、自分達にとっては自信になるし、今度の週末は1回ゲームが抜けるが、次の鳥栖戦(9/9@ユアスタ)に向けてコンディション的にもいい準備ができると思う。
 やはり今年の目標としては、ゲームに出ているメンバーだけではなく、全員の成長というのも一つあるので、当然サテライトのゲームも含めていいゲームをしたいと思っている。
 そういう意味では8月は非常にタフな月だったが、選手は前向きにやってくれた。その結果が、この2連勝だと思う。当然内容の分析もしないといけないが、自分達にとっては非常に収穫の多い8月だった」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着