11月4日（日） 第87回天皇杯4回戦
名古屋 3 - 1 草津　（13:02／瑞穂陸／3,522人）
得点者：15' 吉村圭司（名古屋）、66' 吉田　麻也（名古屋）、68' 吉村　圭司（名古屋）、73' 松浦　宏治（草津）
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●吉村圭司選手（名古屋）:
Q：２ゴールを挙げられました。試合を振り返り、感想は？
「点数的には３−１で勝ちましたが、後半に中盤でボールを回される時間帯がありました。もう少し自分達で支配しなければと思いました」

Q：１点目は前半１５分でした。時間帯については？
「主導権を取ることを考えたら、早い時間帯で点を取ることは大事だと思います。チームとして良い流れで戦うことが出来ました」

Q：２点目については？
「変にコントロールしてボールを奪われ、カウンターを受けるよりは、あの時点で思い切ってシュートを打ち、攻撃を終わらせることを１つの方法としました。思い切って打ち、良かったです」

Q：今日はJ2のチームとの対戦でした。全体的に見ていかがでしょうか？
「全体的に見ればある程度はボールをキープ出来ていたと思います。所々支配されている時がありましたので、もう少し中盤でのプレッシャーを厳しくしなければJ1の相手には簡単にやられてしまうと思います。もっと厳しくボール際を奪いに行かなければと思います。縦パスを入れられるタイミングで横パスを出していますので、もっとＦＷにボールを送り、前でのボールキープをしたかったです。横パスが多いことを直さなければならないと思います」

Q：天皇杯の抱負は？
「今年残されたタイトルはこれだけです。自分達のためにも監督のためにも、上を目指して戦いたいと思います」

●藤田俊哉選手（名古屋）:
Q：チームの勝利について、どのように思われますか？
「３点取った段階で、殆どゲームは終わったように思いました。しかしその後、少しバタバタしてしまった点は反省しています」

Q：途中からゲームに入り、どのようなことが求められましたか？
「ボールを動かして攻撃にリズムを作ることでした。もう少しみんなが相手の背後を突くサッカーが出来れば良かったと思います」

Q：リーグ戦との違いについては？
「天皇杯なので、リーグ戦とは違った戦いになるとは予想していました。多少の苦戦も考えながらの試合でした。トーナメント方式のカップ戦で一番重要なのは、次のラウンドに上がることだと思っています。次に進めただけでも良かったと思います」

Q：天皇杯での抱負は？
「負けたら終わりなので一つずつ勝ち、決勝を目指していきたいと思います」

●楢崎正剛選手（名古屋）:
Q:３−１でした。試合の評価は？
「苦戦はしがちでしたが、しっかりと戦いました。もう少し早い段階で点を決められれば良かったのですが」

Q：試合の入り方で、チーム内での意思統一はありましたか？
「相手にサッカーをさせないよう、最初に自分達がプレッシャーをかけようと考えていました」

Q：得点を重ね、守っている時の気持ちは？
「全体的に間違ったサッカーはしていなかったと思います。もう少しゴール前での精度が高ければ、相手のやる気を早くに削ぐことが出来たと思います」

Q：天皇杯での抱負は？
「一歩ずつ上って行かなければなりません。この試合はもう終わりましたので、次の相手を倒すことしかありません。サポーターの横断幕もしっかりと見え、頂点を目指す気もありますが、先ずは目の前の敵を倒さなければなりません」

●吉田麻也選手（名古屋）:
Q：３−１の結果となり、ゴールも決められました。ご自身の評価は？
「点が取れたのは良かったのですが、ディフェンスなので点を取ることよりもゼロに抑えることの方が大切だと思います」

Q：得点シーンについてですが、狙っていましたか？
「キーパーが弾いたらこぼれてくる所にいました。トラップして、後は決めるだけでした。瑞穂で初ゴールを決められたのは良かったと思います」

Q：守っていてどのように思われましたか？
「前半から良い形で守れていましたが、３点目が入ってからは、こちらが動かなくなりました。守備し辛く、相手も前へ来ていましたので、対応できず失点してしまったことが、自分にとっての一番の課題です」

Q：天皇杯の抱負は？
「前半は簡単に勝てると思っていましたが、巧くいきませんでした。トーナメントで何が起こるか分かりませんので、100％の力を出して戦わないといつ負けるか分かりません。リーグ戦もまだ残っていますが、僕自身はレギュラーに定着していないので、毎試合ゼロで抑えられるように頑張りたいと思います」

Q：今日の試合は『嬉しさ半分・悔しさ半分』でしょうか？
「悔しさの方が、かなり大きいです」


●松浦宏治選手（草津）:
Q：久し振りのゴールでしたが、ゴールシーンについては？
「良いボールが来たのでヘディングしただけです」

Q：シュートへのイメージはありましたか？
「どこに入ろうかなと思って適当に動いてたら良いボールが来て、入って良かったです。最近試合に絡めないこともあったので、これが今後の機会になれば良いと思います。交代で入る時に（植木監督からは）裏へ飛び出したり動き回れ、という指示でした。出たら何かやってやろうという気持ちでプレイしました」

●本田征治選手（草津）:
Q：古巣相手の試合でしたが？
「吉村選手の宝くじのような（２点目の）シュートが飛んでくるとは思っていませんでした。ヨンセンにだけは仕事をさせなかったんで良かったんですが、負けてしまったので何とも言えません」

Q：前後半を振り返ってないようについては？
「前半は、バイタルのところを空けすぎてしまいました。J2とJ1ではシュートレンジが違うのでそこら辺を好きなようにやられてしまいました。後半は、２点目のところでもう少し僕が大きく弾けば良かったんですが、ヨンセンが来ていると思っていて触ることしかできませんでした。後はDFに任したんですが反応が出来なくて…。勿体ない失点でした。あの２点目で精神的にガクッと落ちました」

Q：瑞穂での試合をすることでの感慨は？
「自分のデビュー戦のスタジアムでもあり、一番長く試合に出たところなので良い思い出も悪い思い出も一杯あるので、本当は勝ちたかったです。もっと点を取れるチャンスもあったと思いますし、大基（佐藤大基選手）のシュートも枠に行っていれば、違った展開になっていたと思います」

以上