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【J2:第50節 愛媛 vs 鳥栖】岸野靖之監督(鳥栖)記者会見コメント(07.11.18)

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11月18日(日) 2007 J2リーグ戦 第50節
愛媛 1 - 2 鳥栖 (19:04/愛媛陸/3,117人)
得点者:11' 金信泳(鳥栖)、21' 近藤徹志(愛媛)、49' 藤田祥史(鳥栖)

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●岸野靖之監督(鳥栖):
「非常に苦労した試合だったが、今日は勝点3を取ることが非常に大事だった。それを結果として成し遂げた事は、選手達にご苦労さんと言いたい。試合は特に前半、愛媛の中盤の選手をつかみきれず、プレスをかけたかったが、なかなかかけられなかった。その中でセットプレーから点を取ってそのまま行きたかったが、ちょっとしたマークのミスから取られてしまった。ボールを奪いきれず、なかなか展開をさせてもらえなかったが後半はFWでボランチを消す事が前半よりできた。その中でカウンターから追加点を取る事ができたが、その後が問題。試合を決めてしまう事ができなかった事は、これからのトレーニングで反映させたい」

Q:試合前には確実に勝利を収める戦いをしたいと言っていたが、その点に関して今日の試合は?
「鳥栖のよさは前からプレスをかける事だといつも見ている人は知っていると思うが、今日はそれが出来ていなかった。ハーフタイムに言ったのは、内容自体は悲観する事はなく、プレスをかけられていないだけだということだった。それが何故かということを整理して後半は送り出した。後半は愛媛にいい形はなかったと思うが、それを消しながらボールを出そうということだった。苦労したが、確実に勝つ事ができた。サッカーとはそういうもので当然楽な試合はないし、難しい試合の中で勝利のために何をするかということで、それをやったことで今日は確実に勝てた。終わって勝ったから言えることかもしれないが、今日はそういうことにしておいてください」

Q:守備では先程の言葉にあったFWの選手に加えて、サイドの選手も関われていた事に関しては?
「サイドはボランチが近くにくれば消すように言っていた。引き寄せられるとサイドを使われてしまうので、ボールサイドのところはサイドバックにはサイドがアタックして、逆サイドが中にしぼってボランチが見切れないスペースに入るという事だった。今日特に言った事ではなく、いつも基本的にやっていること。ボールサイドにフリーの選手を作らないということだが、いつもの約束事で、ボールサイドでしっかりアタックしてやった。後半はFWのくさびをボランチではさみに行けたり、色々考えながらできたと思う。逆に自分達が前にアタックに行く事でその背後を突かれてスピードをうまく使われたのは、愛媛が逆手に取っていたので勉強になった。後半はそこを理解してやってくれたので勝てたのではないかと思う」

Q:藤田が24得点目を決めた事に関しては?
「1点ずつの積み重ねでここまできたが、彼自身ボールの受け方やシュートの精度を点を取るために毎日トレーニングして磨いてきた。チームメートの助けもあったことは事実だが、彼自身の努力の結果なので、あと2試合もまだまだこれを積み重ねてほしい。今日もまだ取れた場面もあったし、次は自分の背番号(25)を抜いたらほめてやりたい。今日はよくやったと思う」

以上
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