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【ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs F東京】内山篤監督(磐田)記者会見コメント(08.03.23)

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3月23日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
磐田 0 - 2 F東京 (14:00/ヤマハ/10,543人)
得点者:53' 赤嶺真吾(F東京)、66' 赤嶺真吾(F東京)

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●内山篤監督(磐田):
「全体的には、立ち上がりからボランチのあたりでもう少し時間が作れれば、ゲームも落ち着いたと思うが、行ったり来たりのサッカーをしてしまった。その中でも先取点が奪えれば少し落ち着くかなというのはあったが。後半立ち上がりは少し落ち着いたが、結局ああいう形で失点してしまった。最後は、ボランチのところで名波あたりがボールをさばくと時間ができて、DFラインも押し上がって、コンパクトにサッカーができるという形だった。そのへんはいろんなものを感じたし、今後にも課題が生まれた。本来なら相手の布陣に対して中盤で3対2になるので、そのへんを早く把握して時間が作れたらというところだった。少し動いてボールを保持すれば、後ろも押し上げられるし、全体がコンパクトになる。そのへんの受け手のところも受けられないし、受けてからのミスも多かった。それが課題だと思う」

Q:サイドの裏をとられる場面があったが、そのあたりの守備の評価は?
「その前のボールの取られ方も悪いので。もう少し全体的にコンパクトになれば、そんなに裏もとられなかったと思う。失い方が悪いのとなかなか押し上げられないということで、取られ方が悪ければ3バックでは当然そこを狙われる。攻守一体というところでは、攻撃のところでうまく時間が作れなかったので落ち着いたゲームができなかったし、それはFC東京のリズムだと思う。
もう少し人とボールが動くというところでは、ボールサイドに絡む人間がきちっと動けばボールも速く回る。最後の時間は、そういうサッカーの具現者というか名波とゴンが入って、暗黙のうちにそういうふうに動き出す。周りも名波が入ったら動き出す。あれが、誰がやっても動き出さなければいけないし、そのへんは問題。そのへんを若い選手も含めて感じてほしい。これからもう一度強いジュビロに戻すには、判断良くオフ・ザ・ボールのところでしっかり動いていくこと、そういうところの質を1人1人が上げていくことが大切。そういうことが感じられた良い反省になるゲームだったと思う」

Q:前半は良いチャンスも作っていた中で、攻撃の組み立て方という点は、どう映っていたか?
「西に浅利がついてきていて、西もそのへんは賢く引っ張り出すので、スペースはできてくる。時間ができたら何度かその中でチャンスは生まれてきたが、最後のクロスの精度とか、入り方で同じところに3人入ってしまったりとか、ニアとファーの動きのポジショニングも含めて上がっていけば。少なくとも1点先に取れればもう少しゲームが落ち着いたと思う。全体を押し上げるゲームの流れを作る時間がもう少しうまくできると良かった。そういう意味では、今日は中盤のとくに真ん中のところできちっと時間が作れていれば。それができたときはサイドが空くので、そこをいかに時間をうまく使っていくかというのが、これからボランチも含めて、両アウトサイドのサポートも含めて、中盤でゲームコントロールして時間を作っていくことが大きな課題だと思う」

以上
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