4月5日(土)J1 第5節 大宮 vs 大分(13:00KICK OFF/NACK)
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大宮がリベンジに燃えている。
大分戦と聞いて、昨年11月11日第31節NACK5スタジアムのこけら落とし、残留をかけた直接対決での敗戦が忘れられないという大宮選手は少なくない。
「NACK5スタジアムの開幕戦、降格圏内脱出とせっかく整っていた舞台を台無しにしてしまって、本当に悔しかった。同じ思いをさせてしまったサポーターのためにも必ず借りは返します」。小林慶行は必勝を誓う。
樋口靖洋監督になった今季、昨年までの「守りの大宮」から「攻めの大宮」へとスタイルチェンジ中だが、開幕戦で勝利して以降勝ち星から遠ざかってしまっている。
それでも、試合を重ねるごとに選手たちに戦い方が浸透し、それぞれ手応えを感じていることも確かだ。
昨年までと大きく変わったのは「守備」である。『ゴールを守るための守備』から『攻めるためにボールを奪うための守備』が樋口監督の目指すアクションサッカーの根幹だ。「ボールを奪われた場合、今まではまず自分のポジションに一度戻ってから守備というのが決まりだったけれど、今は失ったところからどんどん奪いに行き、そこから攻撃を仕掛けていくというスタイル」だと小林慶行は解説する。
その、自分たちから仕掛ける攻撃サッカーで一ケタ順位を狙う大宮が今季最も課題としているのが「得点力」だ。昨年の総得点『24』を受け、樋口監督は「少なくとも40〜50点が上位チームの条件。ウチは倍以上とらないと」と、ハードルの高さを実感する。
課題克服のポイントは、2列目の飛び出しだ。両サイド小林大悟、内田智也へは運動量、質とも多くの要求が出されている。
「足元でボールをたくさん触ってリズムを作るだけじゃなく、運動量を増やしてスペースを使った飛び出し、ラストパスも狙っていきたい」とは小林大悟。内田も「まだ大宮に来て何も残せていない。サポーターに認めてもらうためにも、ハードワークで結果を出したい」と、得点への意欲に燃えている。
樋口監督の掲げる『モビリティー(=流動性)』を表現するには、小林大悟、内田のFWを追い越しての厚みある攻撃、波戸康広、村山祐介らサイドバックの攻撃参加も欠かせない。
ここ最近続く「先制したのに逆転負け」という悪い流れを繰り返さないためにも、例えどんな状況でも90分間勇気をもって攻め続けたい。
一方、大分は前節G大阪に敗れ今季初の連敗を喫している。
梅崎司(浦和)、松橋章太(神戸)ら昨季の主力がチームを去った上、補強の目玉としてG大阪から獲得した家長昭博が開幕前から長期離脱という厳しい状況の中で手に入れた大きな開幕2連勝の後の連敗だけに、勢いと自信を失わないためにも、何としても3連敗だけは避けたいところだろう。
注目は、前節スーパーゴールを決めブレイク必須のトップ下・金崎夢生だ。シーズン前の時点では、家長が有力候補と目されていたが、離脱したためトップ下は新背番号「8」の定位置となったが、穴を埋めるどころか2年目のホープは開幕から4試合で3得点。しかも3試合連続ゴール中と、すでに大分は金崎のチームとなりつつある。好調をキープし、4試合連続ゴールでチームを勝利に導けるか。
また、DFでも若手の成長は著しい。センターバックに君臨する20歳の森重真人も、昨季以上の安定感を見せている。正確なキックを武器に、前線でタメを作れる高松大樹へのロングパスから得点という形が大分の攻撃パターンの1つだったため、高松の戦線離脱は痛いところだ。だが、こけら落としでの大宮戦でゴールを決めている前田俊介といったスピードがあり裏へ飛び出すことのできる選手を使うなど、最後方から攻撃の起点となれる森重の存在は、攻撃面においても大きい。
課題となっているのが、2試合連続で失点パターンとなっているクロスボールへの対応だろう。主導権を握ってボールを支配し、サイドからもどんどん仕掛けてくる大宮の攻撃をどう食い止めるかが勝敗のポイントとなりそうだ。
「新しいことを始めた時は特に、結果がついてこないとブレやすい。チームの方向性をブレさせないためにも、内容以上にまず結果を残したい」(小林慶行)
出鼻を挫かれた相手・大分に勝って苦い思い出を払拭し、大宮は新しいチャレンジへのさらなる弾みとしたいところだ。
以上
2008.04.04 Reported by 上岡真里江
J’s GOALニュース
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