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【J2:第7節 仙台 vs 徳島】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(08.04.12)

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4月12日(土) 2008 J2リーグ戦 第7節
仙台 1 - 1 徳島 (13:34/ユアスタ/11,013人)
得点者:62' 関口訓充(仙台)、75' 大島康明(徳島)

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●手倉森誠監督(仙台):
「相変わらず2点目が入らないということ、90分の中でいろいろな気持ちが動いたゲームだった。前半あれだけボールを握っていたのに、前半のうちに点を取ることができないゲームだったことが残念だ。その中で後半に突破の部分を立て直して、1点を取れたときにはそれで『勝たなければいけない』『2点目が欲しい』というところ。それが取れないでいると、アクシデントが今回もあった中で同点に追いつかれた後、ホームで勝ち点3を奪うために、しかけることをやめないでいった結果、逆にピンチを作って『1失点はしなくて良かった』と。最後の方は負けなくてよかったというゲームだった。ただし、確実に勝ち点2を失ったゲームだったので、非常に残念な結果だ」

Q:岡山選手の負傷退場(診断の結果、頚椎捻挫で全治2週間)がありましたが、それによってゲームプランが狂ったところはありますか?
「それはやっぱりある。センターバックはなるべく替えない予定でゲームをしたいと思っていたので。そこでの判断において、メディカルの方から丸印は出たのだけど、ピッチに入ったらやれなかったというところが少し悔しい」

Q:追いつかれた後に中盤をダイヤモンドにするなど、布陣を変更して攻めることがなかったその意図は?
「布陣を変えるのはうちが優位に立つためのものだが、そのためには状況がよくないといけない。あれだけ徳島が勢いに乗ってきた場面で、逆に守備のオーガナイズを崩すようなことを自分達からやっては多分2失点目を食らうだろうと感じさせる相手の勢いがあったから、変えられなかった」

Q:3人目の選手交代を後半44分まで伸ばした理由は?
「ディフェンス力のところを見れば、疲労しているとはいえ関口や梁の守備力は貴重だし、二人のオーガナイズ、ポジショニングという面でも、まだそのまま通して終えればいいのかなという考え方があった。また、一旦FWに収まった後の飛び出しというエネルギーは、まだ少し後半のあの時間帯まで(二人に)残っていたので、そこまで引っ張った。
飛弾や佐藤に関しては、彼らのことを考えればもう少し早いタイミングで変えられればというのもあったが、ピッチの中の状況を考えて、そこまで引っ張ってしまったというところだ」

Q:バランスを保ってプレーすることは毎試合できているなか、一瞬守備に穴が空いてしまう理由は?
「今日は前半、ボールを持たされた状況だった。7、8割方ボールを握っていた状態で、相手に少しリズムを握られかけたというのは、私達の凡ミスからだ。ボールを抱えた状態でもミスパスをしてしまったのが、今日のゲームに関してはちょっと目についた感じだ。後半、じれずにやっていこうというところがあったが、1点を取って、取られたあと、そこから取られる前にそういったミスが出てしまったというのが、ボールを握っている時間がいつもよりも長かったからこそ出てきたというところだ。そこにはパスのタイミング、精度、あずけるというところで今日はミスマッチがあって、ボールはつながっているけれども(自分たちから見れば)ミスパスというものがあった。
結局前半に崩しきれなかったのはそういうところだし、もっといい場所に置いてやれれば、あずけてやれれば、もっと確実なトライができたところでも、足下に入れすぎたりというところも。ちょっとずれたところも今日は(ボールを)持つ時間が長かったからこそミスマッチが増えた感じだ。実際に今日、徳島にはここまで引かれるとは思わなかったので。そういうところで少し精度を上げていかないといけない」

以上

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