4月12日(土) 2008 J2リーグ戦 第7節
山形 1 - 0 横浜FC (13:04/NDスタ/3,832人)
得点者:48' 坂井将吾(山形)
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●小林伸二監督(山形):
「前節の熊本戦で(ゲームの)入りが悪かったので、集中していこうと。メンタル的なところが随分左右すると思いますけど、今日の入りがすごくよくて、特にFWの若い2人が積極的に前からプレスをかけてくれたということで、いい入りができた。まずそこが前回のゲームと違うところですね。それと、トップの2人のコンビネーションがキャンプのときからよくて、それが少しずつ時間が経つにつれて出てきたなということと、前半は長谷川がボールとともに動いてたので、逆に長谷川ができるだけステイができないか、逆に坂井を動かすということを言って送り出しました。後半は随分、胸にボールが収まって、ほかの選手もやりやすかったんじゃないかなということと、タイミングがいいときに点が取れたというのもよかったと思います。あとは、相手が10人になったときに、取られ方が悪くてバランスを崩しているので、しっかり回しながらもう1点取れればいいなと思っています。
連勝して、やっとホームでの5失点がプラスになってきたので、次のゲームに向けて頑張りたいと思います」
Q:今日は長谷川、坂井という若い2トップを初めて試合に起用しましたが、それぞれのプレーについて監督の評価をお願いします。
「上等というか、うまくやれたと思います。結構バイタル…要するにトップに入りやすいチームだったので、トップを意識しろということはトレーニングで意識していました。それと、個よりも2人でコンビネーションだったり、いいタイミングで受けたり、キャンプのときからすごくよくて、その2人が入ることでマイナスにはならないなと。逆に、新しい方向が出るんじゃないかなという感じがしてました。さっき言ったように、前半はどちらかと言うと長谷川のほうがボールに絡んで大事なときに中央にいないということがあったので、いいプレーをしているんだけど、我慢して中のほうに、できるだけペナ・ペナの間で40mくらいの活動にする。その長谷川を中心に坂井が動いたほうがいいなと話をして、逆にそのほうが収まったんですよね。十分にやったと思います。得点についても坂井が取りましたけど、その前に長谷川が無理して体を張ったプレーをしているので、いいプレーをやってくれたと思います。いきなりこういう形で出て坂井も活躍したので、十分満足しています」
Q:今日のボランチの木藤選手、宮崎選手の出来はどんなふうに見ていましたか?
「ボランチについては随分たくさんいて、今回も誰をスタートにしたほうがいいのか。昨日リストアップしたんですけど、今日ももし点が取れないときにどうなるんだろうとちょっと悩んでおりましたけど、木藤が守備的で、宮崎が(前に)絡む。ボールサイドに行きすぎてたというのはあったんですけれども、トップラインに入ったときに宮崎が絡むというところで、随分、木藤も守備というところでやってくれたと思います。ボランチとしてはよかったと思います」
Q:今日は新しいコンビの2トップが結果を出して、次節はリチェーリ選手が戻ってきますが、今の時点でFWの構想はどう考えていますか?
「何も考えていません(笑)。ただ、勝ったときにリチェーリと握手しながら、次はリチェーリもいるので3人で競争だなと思いました」
Q:坂井選手の伸び具合など、プレーの全体的な総括をお願いします。
「1試合でというのは難しいんですけども、FWとしてキープするなりスクリーンで体を張ったプレーをするときにちょっと弱いというところがあるんですけど、今日はそれがなかったということ。タイミングよく引いてもらうのとDFの背後でもらうタイミングはいいので、そういうところを伸ばしていけば、特別スピードがあるわけではないですけど、タイミングがいいので、嫌らしいところでプレーができるというところですね。それと、アタッキングエリアで振り向いて抜いたり、シュートの精度はトレーニングで随分上がってきているので、まだ伸びていく可能性のある選手だと思っています」
以上
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