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【J2:第7節 水戸 vs 熊本】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(08.04.13)

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4月13日(日) 2008 J2リーグ戦 第7節
水戸 2 - 2 熊本 (13:05/笠松/1,464人)
得点者:2' 荒田智之(水戸)、12' 河端和哉(熊本)、31' 中山悟志(熊本)、58' 西野晃平(水戸)

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●木山隆之監督(水戸):
「試合開始からすぐに点を取って、1番良くなかったのは、その後サッカーすることをやめちゃったこと。選手たちにはミーティングから90分自分たちのプレーをしないと難しい試合になるとかなり伝えていたんですけど、得点が早かったということもあったと思うのですが、これで勝てるだろうと、そういう雰囲気に20分、30分ゲームを進めて、その間に失点をしてしまったというのが一番大きかったと思います。後半は立て直してウチらしいプレーをしたと思うのですが、結果的にそこで負った部分のマイナスを最後すべて取り返すことはできなかったのかなと思います」

Q:サッカーをやめちゃったということですが、前半は特にプレスに行けてませんでしたが、それはチームとしての狙いではなく、選手たちの精神的な部分が大きかったのでしょうか?
「ゲームはじまる時から『引いて守れ』なんて言わないし、試合開始から自分たちのサッカーをやっていこうと伝えました。2週間空いた時に、仮にラスト5分、10分勝っている時の戦い方というところで少しラインを下げて、後ろを厚くしながら守るというトレーニングはしましたが、この試合においてそういう戦いをするという意図はなかったし、1点入ったときまでは良かったけど、それ以降『これは危ないな」とずっと思っていて、なんとか修正するかなと思ったけど、修正できる前に失点してしまったので、そこはちょっとゲーム勘、あと平松、ビジュというセンターバックで臨んだんですけど、そこからのコーチングが不足していたところもあるし、後ろに安定感がなかった。その分、チームとしてプレスに行けなかったということもあるし、プレスに行けないからクサビにタイトに行けなくて、ラインが下がってしまったという両方あったと思うんですよ。だから、思い切って早い段階でメンバーを代えました。決して村松が悪かったわけでなくて、チームとしてもう1回アグレッシブにやるということを選手たちに伝えたかった」

Q:3戦連続で2対2の引き分けですが、すべて勝てるチャンスがあった試合でした。今回はまた違う失点の仕方でしたが。
「そうですね。広島戦とも、横浜FC戦とも違う失点の仕方でした。今日の失点の仕方というのは、セットプレーの失点というのは少し仕方ない部分もあると思います。あれが自分たちのやり方だし。少し長い目で見たときにあのやり方の方が失点が減るんじゃないかというスタンスなので、セットプレーで完全に失点を0で抑えるというのは難しいと思います。それは仕方ないとしても、2点目の失点の仕方は自分たちのミスというか、プレスに行かない、後ろでのコーディネーションができていないところで簡単に縦パス1本で裏を取られてやられてしまった。一番自分たちがやってはいけない失点の仕方だった。まあ、なんて表現していいかわかりませんが、うまくいくことがあったり、うまくいかなかったことがうまくいきだしたら、うまくいっていたことがうまくいかなくなったり。ただ、僕が悲観的になっていないのは今日に関しては平松でした。ビジュをなぜセンターバックに置いたかというと、センターバックの2人を、鈴木和をセンターバックにするか迷ったんですけど、センターバックが2人、3週間も試合を空けているという状況は安定感がないんじゃないかと思って、ビジュを選択したんですけど、今日に関して言えばそこは僕のミスだったと思います。鈴木和の方が安定感がありました。そこは組み合わせの問題。ビジュが悪かったというより、チームとしての安定感の問題。鈴木和を真ん中に置いて、ビジュを前に持っていった方が良かったのかなと。結果論ですけど。そこがもう少ししっくりしてくると良くなると思います」

Q:熊本と戦っての印象は?
「すごくアグレッシブで、全員が頑張るスタンスを持ったチームですね。僕たちもある程度似たことを狙っているチームですけど、その中で高橋選手と中山選手に関しては2人で得点できる力を持っている2トップだと思うし、そこは今日もケアをしたつもりでしたけど、うまくいかなかった。次戦う時はそこはしっかりしたい。そこが一番ストロングポイントだと思うので、ケアしないといけないと思います」

Q.不祥事による社長交代がありましたが、選手に影響は?
「正直0ではないと思います。選手たちもこのクラブの人間ですから、いろいろあったと思います。ただ、その中でも前向きに、自分たちはプロなんだからグラウンドの上でいいプレーをする、それを見ている人たちにアピールするんだという強い意識でやってくれたので、大きな影響があったとは思っていません。それと直接ゲームの内容が関係しているとは思いません」

以上
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