4月13日（日） 2008 J2リーグ戦 第7節
広島 4 - 1 Ｃ大阪　（16:04／広島ビ／8,415人）
得点者：22' 高萩洋次郎（広島）、39' オウンゴ−ル（Ｃ大阪）、45' 佐藤寿人（広島）、59' 森脇良太（広島）、75' 佐藤寿人（広島）

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●ペトロヴィッチ監督（広島）：

「前半はあまりうまくいっていませんでした。それは、私のミスかもしれません。まあ、私は試合前から予測していたのですが、相手は2トップではなく1トップでしたね。下がってプレーする柿谷選手に対して我々のボランチが対応するようになり、そうなると相手のボランチが空いてきてしまった。ただ、Ｃ大阪はボール支配率こそ高かったですが、具体的なチャンスはそうはなかったですね。1-0でリードしたところでゴールを失ってしまった。ああいう失点というのは、J1を目指すチームとしてはやってはならないミスでしょう。
　ハーフタイムで修正し、後半はウチのサッカーができました。ボールを動かし、後ろから速く飛び出していく。今日は1トップでやりましたが、ゴールはたくさんできましたね（笑）。高萩もゴールを決めましたし、柏木やハンジェもいいチャンスを迎えることができました。後半は、いい手本になる試合でしょう。ああいうプレーを続けていきたい。地に足をつけて、引き続きやっていくべき。まだ、わずか6試合。シーズン全体を考えれば、まだ何もやっていないに等しい。
　後半のようなプレーをすれば、J1は近くなる。前半のようなプレーだと、その道は険しくなるでしょう」

Q:ハーフタイムは、どういう指示で修正したのですか？
　「試合の前にも、相手のFWが中盤に落ちてくるから、それをしっかりと捕まえることを指示していましたから、その徹底ですね。ただ、私がそれを言ったからやったのではなく、選手がしっかりと理解してくれたから、試合がよくなったと思います」

Q:柏木選手を交代させた理由は？
　「（柏木）陽介が交代する時に、サポーターの拍手を浴びれるように、終了直前で交代させました（笑）。よくやった、という拍手を受けることが、陽介は好きなんですよ」

Q:３人目の交代が久保選手ではなく、ユキッチ選手だった理由は？
　「交代の理由は、誰をどう交代させても、いろいろ言われます。大事なことは、今日の後半のサッカーでたくさんの選手がボールに絡む自分たちのサッカーができたこと。サッカーが面白いのは、プレーの中で意外性なものが見えることです。アイディアに富んだ攻撃ができることが、面白い。スタジアムで見ている人が予測できるような攻撃というのは、いいものとは言えないでしょうね」

以上