5月6日(火) 2008 J2リーグ戦 第12節
福岡 2 - 4 熊本 (13:04/レベスタ/10,822人)
得点者:8' 大久保哲哉(福岡)、28' 高橋泰(熊本)、33' 高橋泰(熊本)、41' グリフィス(福岡)、57' 小森田友明(熊本)、72' 高橋泰(熊本)
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●池谷友良監督(熊本):
「お互いに4−0、5−0という前節の試合で大量失点を喫したという結果を受け止めて今日を迎えたので、なんとか勝つことが出来て、うちにとってはいい1日だったかなと思います。内容については、立ち上がりが少し締まりのないというか、そういう印象を受けた中でリスタートの中から失点し、流れもよくないということで、前半は何とか耐えて0−1で折り返せればなという感じで見ていました。それが、高橋の2点でリズムが段々出てきたかなと。後半はいい形でボールが奪えていましたし、4点目を取ってからは、相手のパワープレー対してDFラインも最後のところを粘り強く守ってくれたなと思います。この勝利がいろんな意味で大きな1勝になると思います。今までも内容的にはいい感じで来ていたので、それを次からも続けていく中で、今日の4点、勝利というものが、このチームにとって一番いいことかなと思っています」
Q:ロアッソ熊本は発足時からトレーニングマッチなどでアビスパの胸を借りることが多かったんですけれども、そのチームに同じカテゴリーで戦って、しかも初戦で勝てたということに関し、どのように感じていらっしゃいますか?
「地域リーグから3年間、アビスパさんには鍛えていただいてきたので、今日、同じステージに立ってゲームをやる中で、ある意味、恩返しが出来たと思っています。ここまで来れたのもアビスパさんのおかげだと思っています」
Q:今日3ゴールを挙げた高橋選手に対する感想を聞かせてください。
「素晴らしいという一言に尽きるのではないでしょうか。1点目のパスコントロールを含めてシュートの精度、タイミングも素晴らしかったですし、あのフリーキックは去年の水前寺を思い出すようなシュートだったと思います。なんとなく、そんな雰囲気は感じましたけれど。今日は泰(高橋)がスピードのある選手のように感じました。チームの中では速い選手じゃないんですけれどね」
Q:GWの過密日程の中で元J1勢との戦いで2勝2敗の結果を残しました。この4戦を振り返って、今後どのようにつながっていくとお考えですか?
「基本的に得たものしかないですね。最初から難しいステージだというのは分かっているので、このGWに限ってということではなく、1年間続けていけるのかどうか、外部からの圧力も含めて、それに耐えていくだけの自信が僕にあるのかどうかが問われていると思うので、この勝利は大きいと思います。これからも1年かけてチームを強くする、財産残していくということを徹底してやっていきたいと思います。上位との試合で2勝2敗というのは大きいと思います」
Q:立ち上がりに上村が徹底してロングボールを蹴っていたのはチームとして狙いだったのでしょうか。それと、前節からメンバーは1人しか代わっていないのですが、勝った要因として何が変わったと考えられているのか、その2点についてお聞かせください。
「ロングボールは意図的に蹴っていました。プラン通りでした。理由は、うちがどういうサッカーをしたときに良かったのかというところへ戻っていこうということでした。スカウティングの中で、アビスパさんの最終ラインがロングボールの処理、セカンドボールの処理が良くないと感じていましたし、よくバウンドもさせるし、そこを積極的に狙おうということで、ロングボールを意図的に蹴っていました。うちは最終ラインからビルドアップして相手をいなしていく上手いチームではないので、リスクを避けるということ、前で起点を作っていくということ、そこをみんなが理解してトライしてくれたということだと思います。
もうひとつの質問についてですが、今までも内容的には悪くなかったと思うんですね。この前の横浜FCさんとの試合もPKまでは悪くなかった。その後は未熟な部分がかなり出て、いろんな意味で反省材料が出たということだったんですが、やはり、もう1回原点に戻って、自信を持って、今までやってきたことを出そうと、みんなが同じ意識を持って戦ってくれたことが良く回っていったということだと思います」
以上













