5月10日(土) 2008 J1リーグ戦 第12節
大宮 1 - 2 札幌 (16:00/NACK/7,358人)
得点者:18' オウンゴ−ル(札幌)、69' 森田浩史(大宮)、85' ダヴィ(札幌)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------
●片岡洋介選手(大宮):
「自分たちから崩れていった感じだった。2、3点取られていてもおかしくないような入り方をしてしまった。ミスが多くて、雨でボールが走るのになれるのにも時間がかかった。今まで出来ていたことが出来ずにリズムに乗れなかった。防げる程度のミスが多かった。
相手の前線からのプレッシャーはそこまで感じなかった。これまでのチームと同じ感じだった。後半に押し込んだような感じを前半からやりたかった。失点がセットプレーからで、相手にはそれしかないくらいの得点源だと理解していた。でもセットプレーからの失点ほどくだらないことはないから繰り返さないようにしたい」
●小林慶行選手(大宮):
「雨で意識したのはスペースに出すということよりも、足元というか、敵がいないほうに出すという程度の精度のことだった。相手の対策は、相手にも新しい選手が多いので対面する選手の利き足、得意プレーを把握したという程度。前半に関してはあれだけ引かれていれば中に入っていけないのは当然だった。
(ミスが多かったのは)下がスリッピーだったというのもあると思う。失点がセットプレーからというのは(相手がセットプレーからの得点が得意ということは)散々いっていたこと。集中力というより1点は完全に僕のミス。迷惑をかけて申し訳なく思っている。チームとしては少し時間が空くので、リフレッシュしてそれから悪いところなどを整理していきたい」
●森田浩史選手(大宮):
「ベンチからみていて、中の選手にしかわからないこともあると思うが、前半はつなごうという意識が自分たちの首を絞めたかなと思う。予想以上にピッチが滑っているようにも見えた。相手はこっちの研究をして前から守備にきていた。でも90分続かないことはわかっているのだから、一本長いボールでも入れて相手のディフェンスラインを下がらせてしまえばよかったように見えた。つないでも1、2本で苦しい形になっているように見えた。
監督から試合後にはやっぱり自分たちはこういうサッカーをやり始めて、それほどの力があるわけではなく成長の途中だということを認識しなきゃいけないということ。一週間空くから、体の調整などをして次にいきたい。
後半は相手が間延びして間で(ボールを)受けることも出来た。得点もできたが2点目を取れなかったから負けたと思う。札幌のセットプレーが強いことはわかっていた。やられたのは対応に問題があったのかもしれない。
個人的には連戦で得点をし、自信になっている部分はある。ゴール前での貢献がもっと求められると思う」
●吉原宏太選手(大宮):
「これくらいひどい試合をしたら、薬になって次はいい試合になると今勝手に思っている。個人的には調子が良いので、逆にたたきつけられた感じ。
(三浦監督を意識?)そんなことはない。そんな余裕もなかったし。ただ、やってて変な雰囲気はあったかな。
今のうちのチームは状態が良くないときに落ち着かなくなってしまう。悪くても勝てるのが上位陣。最悪でも引き分けるべき試合だったと思う。自分たちのサッカーがやらせてもらえなかった。ミスが多いのも出し手だけでなく受け手にも問題があったと思う。セカンドが相手にいったような不運もあったが、声を出していかなきゃいけないと思う。おとなしい選手が多いチームだから、こうなってしまう部分もあると思う。次はこういう試合はしてはいけない」
●藤本主税選手(大宮):
「今のうちのチームと対戦するチームは前線からプレッシャーをかけてくるのがほとんどだと思う。予想されていたことだったが、対応が悪く、つなげるところでクリアしてしまったり自分たちから崩れていったと思う。相手につけいるスキを与えてしまった。
後半はうちのペースで一点が取れてよかったが、勝ちきれなかったという感じがする。セットプレーからの2得点は、自信なさげにボールをまわしてしまった前半があったから。もっと自信をもってサッカーをするべきだった」
●宮澤裕樹選手(札幌):
「前からのプレスを意識して、自分のプレーをしっかり出せたと思います。監督からは『思い切ってプレーしてこい』と言われて送り出されました。(初スタメンは)いい経験なりましたし、勝利に貢献できたことは嬉しく思います。ただ、もう少しゴールに絡んだり、攻守の切り替えをしっかりするというのが課題だと考えています。(前半のチャンスは)いい感じでボールを拾ったが、流れてしまった。シュートまで持っていきたかったので、反省しています。最後の方は疲れが出てしまったので、もう少し走れるようにしたいですね」
●芳賀博信選手(札幌):
「前半は立ち上がりからアグレッシブさを発揮して、いいゲームができたと思う。ただ、後半は相手の11番が内側に入ってきてそこで起点を作られて押し込まれてしまった。でも、同点に追いつかれてからも気持ち的に落ち込むことなく戦い、追加点を奪えたことは大きいと思う。次の名古屋戦につなげたい」
●池内友彦選手(札幌):
「後半に追いつかれてから、逆転されず、同点のままでも終わらず、そこでもう一度突き放せたのは大きかったと思う。自分個人としても、ここ最近はパフォーマンスにまったく満足できていなかったので、リベンジという意味でも高い意欲でプレーし、勝利に貢献できたことは嬉しく思っている」
●クライトン選手(札幌):
「立ち上がりから集中して入ろうとみんなで話していたので、それが出せたのは良かった。後半は少し疲れが出てしまったが、そこで我慢して耐えることができたのは大きいと思う。そして得意のセットプレーから得点を奪えたこともチームに勢いをつけてくれたのではないだろうか」
●ダヴィ選手(札幌):
「自分も得点を取れたし、いい内容でいい結果を出せたのは嬉しく思っている。得点シーンはニアサイドに残っていて、そこにボールが折り返されてきた。上手く合わせることが出来てよかったと思う。(2トップを組んだ宮澤は)非常に能力のある選手だと思う。彼の力にもなってあげられるように戦った」
以上













