5月10日（土） 2008 J1リーグ戦 第12節
千葉 1 - 0 京都　（16:03／フクアリ／10,178人）
得点者：68' 工藤浩平（千葉）
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーＪ -
----------
●澤入重雄ヘッドコーチ（千葉）：
「皆さん、ありがとうございました。選手の思いとクラブの思いと、さらにサポーターの思い、この３つが、負けているなかで勝ちたいという気持ちを持ち続けていた思いが、たまたま今日に出たのではないかと思う。リーグ戦は１試合で終わりではなく、これから続くので、そういう気持ちを持ち続けてやっていけば、きっといいチーム、いいクラブ。いい結果が得られるんじゃないかというふうに思うので、これからも応援よろしくお願いします」

Q:非常に限られた準備期間の中で、選手に浸透させようとしたことは？
「まず言ったことは、勝つためにあがこうということ。勝つためになんでも考えよう。勝つために、というのがキーワードで、一応スタートして、守備のところに一つ集中して、勝つために何をするかということで、こうやって守ろうということが一つ。今度は攻撃、得点するためにこうやって得点しよう。これを目指そうということですね。それを目指そうということが一つ。守備と攻撃、その二つを一応やったつもりです」

Q:こうやったということを差しさわりのないように教えていただきたい。
「差しさわりがあるので（笑）」

Q:ボスナー選手が負傷で代わる時に松本選手を入れて、斎藤選手をセンターバックに下げずにボランチに残したが、今日のボランチとしての斎藤選手はそれだけ評価に値するものがあったのか？
「そうですね。斎藤選手はいいメンタリティでいい働きをしてくれたと思う。あれはひらめいただけです」

Q:中京大学の監督をやられていたが、今日初めてＪリーグで指揮をとって、気分的な重圧はあったか？
「楽しい場であるなと思ったが、その裏に責任を問われる場であるなと、今、こうやって（記者の）人を前にして実感しています」

Q:今日勝った、一番の要因は？
「それぞれが、僕もそうだが、今日監督が来られたが、彼もそうだし、選手もそうだし、みんなが短い期間の中で勝つために、今日のゲームで何をしたら勝てるんだろうということをきちっと、それぞれの立場での思いでやった結果ではないかと思う。何がというよりも、それぞれが、勝つためにというキーワードをきちんと曲げないで、やってくれたのはないかと思う」

Q:ミラー新監督と試合前に会われたと思うが、試合前に言葉はかけられたか？
「この試合に関してですか？いろいろな言葉があった。これというのではなくて、細かいことから大きいことまでいろいろあった」

Q:特に印象に残っていることは？
「特にこれがというのはないが、本当に面白い発想というか、メンバー表を見て、４−４−２だけども、わざと３−５−２と書いたほうがいいんじゃないかと。俺ならそうすると言っていた。細かいところまでいろいろなエキスを入れるが、彼も今日勝つためにはこうしたほうがいいんじゃないかということを、気がついたことを素直にアドバイスをしてくれたのではないかと思う。これがというのではなく、 その積み重ねによっていいチームになっていく期待をぜひ皆さんが持っていいということだけは、この場を借りてはっきり言えると思う」

以上