6月25日(水) 2008 J2リーグ戦 第22節
湘南 1 - 1 山形 (19:03/平塚/7,039人)
得点者:42' 石原直樹(湘南)、47' 宮崎光平(山形)
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●小林伸二監督(山形):
「前半ちょっと打ち合いのようになり、攻守の切り替えが速いというか収まるところが少なかったのかなと。両サイドバックを押さえたようなかたちのスタートだったと思うが、とくにボランチの佐藤を使ってというところでは、サイドをもう少しうまく使えればよかった。ボランチのところまではいくがサイドに付けられなかった。後半はサイドに付けたときに、1点湘南さんがリードしているので、中盤が下りるのかサイドバックが食いつくのかというところで、うまく宮崎を使えたなと思っています。お互いチャンスがあって取れるところで取れなかったために1−1のゲームになったと思う。うちとしては速いサッカーともう少し広げてボールサイドを突破するか、もう一回サイドチェンジをすることができればよかったなと。少し焦ったような感じがしました。前半いい形で取られ、また前節負けているので、連敗をストップできて次ホームで広島と戦えることには、選手が最後まで頑張ってくれた。チャンスもあったがピンチもあったので、苦しいところ、とくにレオナルドが怪我をしてコーナーキックが続いた場面はしんどかったが、ああいうところで凌げるようになったのはチームとして頑張りが利くようになったのかなというところはあると思います。負けなかったので、勝点1を取って前に進んだということで、つぎのホームにまた懸けていきたいと思います」
Q:サブで10試合出て5得点の宮崎選手についてはいかがですか。
「実は前回負けたのでずいぶん迷ったんですね。週始めのトレーニングはリカバリーじゃなくて一緒にトレーニングさせた。当然今のポジションだったら財前かどうかだが、財前もタメができる。前回周りの選手が絡めると彼のよさが出たということで、今回もそれを表現してほしかったので彼を先発にした。光平(宮崎)についてはすごく点が取れているしコンディションがいい。前回負けたのでスタートで使ってもいい。彼がいると右左とトップ下、3つぐらいのポジションができ状況によっていろんなカードが組めるので、今回はスタートではなく我慢して、彼はスタートから行きたかったと思うが、我慢して使ったのがうまく成功したということですね。後半すぐに点を取れたところでは、彼はやってくれたなと思っています。特にバックラインの脇のところでボールをもらうのがすごく巧い選手なので、途中から入るとなかなか掴みきれない、そこで今日も点を取った気がする。4バックのラインには自分の特長をうまく出して、狙いどおりできるようになっているんじゃないかなと思います。うちとしては出したことで点が取れたので、途中から使いましたけど満足してくれるといいなと思います」
Q:宮崎選手はいつも後半10分ぐらいに出る機会が多いが、今日は後半最初から。はじめからそのつもりだったのでしょうか。
「そうではないですね。前回の試合でサイドチェンジが随分できたが、左から右に流れたときに財前にはいくが、そこにサポートが宮本しかいない。センターFWのサポートがなく財前が活きなかった。今日は甲府よりもアプローチが甘い、前から(プレッシャーが)かからないので、そうなればもう少し財前の色が出るだろうと。ところが今日は財前のタイミングが早く、周りとのタイミングが合わずにミスパスが多かった。彼のサイドプレーからセンターFWをやったりサイドに流れたりするいい部分と、逆にあのポジションが空くことによってアジエルにフリーで仕事をされ、宮本だけの対応になってしまい、そこのバランスが崩れるところがあったので、前半に点を取られたし後半のアタマからというふうに、点を取られたぐらいのときに決めて、とりあえずサイドということで出した。ひょっとしたらトップでも両サイドバックが上がれば1トップにしてシャドーで宮崎を使うのもいいのかなと思っていたところもあったので、その意味では右で使っても正解、点を取ってくれたので成功したと思っています」
Q:失点のシーン、石原選手に前を抜かれてしまい、そのまえにもアジエル選手に前を向かせたようなところがあったが、守備に切り替わったところでの守り方に問題はあったのでしょうか。
「そうですね。今日はうまいように前回よりも少しボールが回せたと思う。ただ縦パスの取られ方が悪くて、そのまえのところもボランチ、真ん中からスルーパスや決定的なパスを出そうとするから取られてしまう。サイドに付けたりするとクッションがつくが、前にかかられたところで取られている。失点の場面はふたりが対応しているが、シュートコースに足が出てない、ドリブルで来られて対応しながらもそのままやられてしまったのは問題だと思いますね。取られ方、攻守がめまぐるしく変わった部分と予想がつかないようなボール回しで縦で取られてしまっているので、前にかかっているのなら一度散らしてアングルを変えて入れるところ、取って確実に繋ぐときとスルーパスや裏を取るというパスの質の使い分けができなかったかなと。
特に前半は楽にいいところへボールを入れてしまったところが目についた。その反面、読まれるので、取られるとカウンターで持っていかれる。当然相手はスピードのある、両FWについては裏に抜けるのが得意だし、アジエルはドリブルからということになると、前の4枚のうち3枚スピードある選手がいる。取られ方が悪かったからああいうかたちになったと言えると思います。後半も外に付けろと言ったものの、なかで少し何かできそうなのでついついそうやってしまう。外に付けて何かやればボールサイドにひとがかかるし、すると中が空くだろうし、そこでちょっと急ぎすぎたのかなと思います」
Q:11勝5分5敗、前半戦を振り返っていかがですか。
「開幕で負けてホームで負けて、守備から少しずつ点が取れるようになって、いまのところまた新しい課題、押し込んだなかでどう点を取るかということがあると思うが、少しずつだがチームは変わってきたのかなと。第10節ホームで湘南さんとやったとき、前半シュートを打てず後半フリーキック1本で勝たせてもらったことと比べると、今日はお互いピンチとチャンスがあったが、前回よりも少しボールを回せるようになったなと。メンバーは違うにしても、少し自分たちでやろうとするのが見えてきたのかなという感じはします」
以上













