6月29日（日） 2008 J2リーグ戦 第23節
草津 1 - 0 鳥栖　（13:04／正田スタ／2,451人）
得点者：44' 後藤涼（草津）
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●岸野靖之監督（鳥栖）：
「（会見場のイスが壊れていて）ちょっとイスが…、よくやられるんですよね。この前はイスがなかったときもありました（苦笑）。

試合が終わったばかりでまだ整理ができていないが、遠くからアウェイに勝点3を取りに来たのに、非常によくないゲームをしてしまったと思う。サガン鳥栖は、力を出さずにゲームをして、そして負けてしまった。おそらく今季で一番悪い戦いだろう。今日は、鳥栖のサポーターも雨の中、一生懸命応援してくれたが、一人でも応援してくれる限りは、チームのすべてを出して戦わなければいけなかった。戦えていない選手が非常に多く、責任あるプレーができていなかった。それは僕の責任でもある。結果はもちろん残念だが、それ以上に内容が残念だった。不満の残るゲームで、応援してくれたサポーターにとっても残念だっただろう」

Q:責任あるプレーができていなかったという話だが？
「各ポジションで役割ができていなかった。するべきことができていなければ、勝てるはずがない。途中でシステムを変えてから、セカンドボールを拾えるようになったが、攻撃のときでも。我々がするべきことができてなく、クロスの精度も低かった。相手にプレッシャーを与えるボールが少なかったと思う」

Q:鳥栖らしいサッカーができなかったのは雨の影響か？
「いや、ゲームの入り方が悪かったためだと思う。ボールを追うスピードに欠けていたし、うまくゲームに入れずにペースを握られてしまった。もっと最終ラインにプレッシャーをかけていかなければいけなかった。雨は同じ条件だし、むしろ、我々にとってはやりやすかったと思う」

Q:今後、選手に求めることは？
「順位が4位になったからといって、チヤホヤされて、選手の向上心が欠けてしまったと思う。彼らに求めることは、ボールを夢中になって追いかけていたときのことを思い出してほしいということだ。ええ格好している選手はうちにはいらない。今日は、そういう部分がはっきりと出た試合だった。殴るといけないので（笑）、頭をなでながら選手に話していきたい」

以上