7月5日（土） 2008 J1リーグ戦 第15節
磐田 1 - 2 鹿島　（19:03／エコパ／18,479人）
得点者：3' 小笠原満男（鹿島）、34' 本山雅志（鹿島）、61' カレンロバート（磐田）
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●内山篤監督（磐田）：

「選手は、前半の2点のビハインドを何とか返そうと、最後まで攻撃の姿勢を貫いてよく頑張ってくれたと思う。ただ残念ながら（同点に）追いつくところまでいけなかった。立ち上がりで少しラインが引いてしまったところで失点してしまったことと、中盤で数的優位を作ることができてきて、サイドのアタックもできてきた中でのカウンターからの失点というのが、最終的には響いてしまったと思う」

Q:今日のサイド攻撃という面での手応えは？
「相手の中盤がワイドに開いていたので、うちの2ボランチとトップ下のところで数的優位ができるし、前線と絡んで時間が作れるので、そこで数的優位を作ってサイドは高い位置で狙いにいくという意図は、非常に有効に使えていたと思う。そういう意味では、中央の起点というのは回数多く時間が作れて、村井にしても駒野にしても、高い位置にいけたというのは良かった。これから彼らの良さというのは、もっと出てくると思う」

Q:前田選手が復帰して30分以上プレーしたが、その評価は？
「今週の初めからほとんど全部トレーニングしてきて、まだこのタイミングでは先発が厳しいので、相手が疲れてきたタイミングだとか試合の流れの中で、彼の攻撃力を入れるということでチームの中にもメッセージを（送った）。
1点取ったところで、さらに前田を投入することでチーム全体の雰囲気というのを出したかった。少しカレンと同じ動きをしてしまった部分があったが、そのへんもこれから。ゲームの中でのフィーリングというのは、力のある選手なので、これからどんどん上げていくと思う。今後のプレーに期待したいと思う」

Q:腰痛で欠場した川口選手の具合は？
「昨日までは問題なかったが、昨日の夜から少し腰の張りを訴えて、朝の状態もあんまり。本人も不安だったので、無理をさせたくないということで控えた。今後に対しては、そんなに心配ないと思う」

Q:最後に名波選手を投入した意図は？
「ジウシーニョが疲れるとともに少し前線に入り出してしまった。点を取りたいということで、早いタイミングで3人前に入ってしまうとサイドが……もう一度トップ下のところに名波を入れて、残り15分で決定的な仕事をという期待の元に送り出した」

以上