7月29日(火) キリンチャレンジカップ2008
なでしこジャパン 2 - 0 アルゼンチン女子 (16:00/国立/13,774人)
得点者:33' 大野 忍(なでしこジャパン)、36' 永里 優季(なでしこジャパン)
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●阪口夢穂(TASAKIペルーレFC):
Q:個人的にこのポジションを徐々にものにしているように見えるのですが?
「最近楽しくなってきました。最初は慣れないポジションだったので、守備も攻撃も何をしたらいいのかわからず、自分の役割が何なのかよくわからないところもあったのですが、最近は楽しくなってきました。自分が楽しめるようになってきました。守備なら今のディフェンスは網を張るんですが、そこにうまく相手がひっかかってボールがとれたときとか、攻撃に関してはいいパスがだせたときなんかは面白いなと思います」
Q:今日のように、引いてくる相手に対してどんな
「どんどんボールを動かして、3人目がどんどんうまく動いていこうとしていたけど、最初のほうはあまりうまく出来ず点をとるのが遅れたんですけど、1点目が入ってからは自由に出来始めたのかなと思います」
Q:1点目の宮間選手へのパスは?
「狙い通りです。うまく走ってくれたのであそこしかないなと、むっちゃ集中して出しました(笑)インサイドにここだ!と思って出しました。練習でいつもやっているし、いつもいいところに走ってくれるし、いいところで呼んでくれます」
Q:今日手ごたえは?
「ミスばっかりだったので、オリンピックまでに自信をつけてからのぞみたいです。オーストラリア戦のときはぜんぜん相手からのプレッシャーがなかったので結構自由に出来たんですが、今日はプレッシャーをかけてきた相手なので、スライディングに引っかかるシーンとか多かったのでそういうのはもっとまわりをみて、しっかり対応しておきたいです。逆に本番前にそういうのを経験しておけてよかったです」
●宮間あや(岡山湯郷Belle):
「なでしこを世界に広めるチャンスの大会だと思っています。イコールメダルです。(手ごたえは?)手ごたえをつかんだというのは簡単だと思いますが、やっぱりオリンピックの本番は今日戦っている相手とは絶対違うものなので、自分たちがやりたいことをどうできるか、という点では手ごたえを感じています」
Q:今日のようにプレッシャーをかけてくる相手との対戦での手ごたえは?
「フォワードに入れる前に、もう少し横にはずしてから入れなくちゃ、いくらガンちゃん(荒川)でも決めるのは難しいなと感じました。孤立させたのもあったので、もうワンクッション入れてあげれば良かったのかなと思います」
Q:1点目の阪口選手からのパスは練習どおり?
「そうですね。阪口選手が本当にやさしいパスをくれたので、あとは本当にシノ(大野)のFWの嗅覚というか自分に“ここに出して”というような指示をくれたので、良かったです。久しぶりに、自分たちの狙い通り、崩して点を取れたので良かったと思います」
●澤穂希選手(日テレ・ベレーザ):
「ニュージーランドを想定して、早めに点を取って前掛かりに行くということがテーマだったが、引いた相手に対してなかなか崩せず、連動も出来ず、パスミスも多くてという課題の残る試合になった。ニュージーランド戦は、トーナメントに進むには絶対勝点3が必要だし、得失点差も関わってくるので、1点でも多く取りたい。
また、90分走り続けることが出来ず、足が止まる時間帯が出てしまったが、ゼロに抑えられたのは良かった。
(オリンピックへの意気込みは?)個人的には3度目のオリンピックなので、力を出し切りたい。チームとしては、メダルを獲る難しさは分かっているので、簡単には言えないが、少しでもメダルに近付けるように頑張りたい」
●大野忍選手(日テレ・ベレーザ):
「(先制点について)やっと決められたので、やっと結果として出せたので、今は安心はしています。あや(宮間選手)とは神戸でも東京でも同じ部屋で、“私にパス出したい、パス出したい”ってずっと言ってくれていて、やっと本当に言っていた通りあんなにいいボールが来て触るだけでした」
Q:チャンスがある中、決められずにいて焦りもありましたか?
「焦りもあったし、五輪に行く前に決めたかった。でも、今日決められて自信もつけることが出来ました。それに、ずっと監督に使ってもらっていた中、そういう意味でその期待にこたえなくちゃいけないと思っていたし、見えないプレッシャーのようなものもあったので、良かったです。ただ、後半交代してベンチに戻ったときに監督からは“追加点とれよ!”って言われてしまいました。たしかに追加点は取りたかったし、そこはまた課題だなと思います」
Q:やりづらかったところなどは?
「いろんな相手とやってきましたが、今日は4−4−2のゾーンで守ってくる相手だったので、ああやってマンマークでつかれたのは久しぶりだったし、そういうとまどいも多少あったり、全体的に体が重いというのもありました。そういうところは修正して本番にのぞみたいです」
Q:1点目が入って全体的に動きもよくなったのでは?
「みんなリズムよくボールをまわせるようになったし、連動という意味でも良くなった。先制点というのは欲しかったし、そこはミーティングでも言っていたところなので、仮想ニュージーランドという意味では前半のうちから先制点を取りたいと狙っていました」
Q:連携という面では徐々によくなっている?
「あやともコミュニケーション取れているし、澤さんも阪口も、私や永ちゃん(永里選手)の良さを知ってくれている。私なら裏、永ちゃんになら足元にと、パスも使い分けて、それぞれの良さが出るようなパスを出してくれる。連携でもっとそこが活かせればもっといいチームになります」
●加藤與恵選手(日テレ・ベレーザ):
Q:今日の試合に実際出て、コンディション面など感じたことは?
「ちょっとしばらく離れていたのもあって、試合勘というものが少し自分の中で欠けているなと思う部分があったので、それを早く取り戻さないといけないなと感じました。足の状態は痛みもなくまったく問題無さそうでした。まわりの選手が気を使って“大丈夫?大丈夫?”と声をかけてくれたりして、逆に申し訳ない気分でした」
Q:ここまで焦りもあったのでは?
「ありました。実際に今日実戦でやってみて、安心しましたし、あとは上げていくだけです。チームとしてやりたいことは、全部できたわけではないですけれど、得点が入ったシーンだったり、パスを何本かつないで相手のサイドを突破してというシーンも何本かあったので、そういうところは出来たと思います。あとはそのパスの精度を高めたり、強さだったり、そういう部分をもうちょっとみんなで高めて初戦に臨めればいいかなと思います」
Q:オリンピックに向けての意気込みは?
「今回は、最初からみんなと一緒にやれていないので、やっとみんなと同じところに立てたという意識がすごく高いです。逆にみんながひとつになって戦おうって中で、自分がすごく乱してしまったということをすごく感じているので、ここからやれるだけのことをチームのためにしっかりやっていきたいと思います」
以上
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