3月29日(日)J2 第5節 徳島 vs 岐阜(14:00KICK OFF/徳島)
スカパー!生中継 Ch180 13:50〜(解説:逢坂利夫、実況:寺西裕一、リポーター:藤原美佳)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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前節のC大阪戦、確かに徳島は力強い反撃を見せた。リズムを取り戻した後半の戦いぶりはひいき目なく評価に値する内容だったと言えよう。さらに見事な連携で中央を完全に崩し切り挙げた追撃の1点は、何人もが連動して生み出したファインゴール。チームが今季の進化をも見せてくれたのは間違いない。
だが勝負という面で見れば、やはり先に背負ってしまったものが重かったと言わざるを得ないだろう。美濃部直彦監督も「前半のスコアが最後まで響いた」と振り返ったように、前半喫した2失点が何よりこの日の勝利を遠ざけた。そしてその2つの失点場面を思い返せば、どちらにも絡んでいたのは自らのミス…。選手たちはそれを見逃してくれない実戦の厳しさをこの一戦で改めて痛感させられたはずだ。
それだけに今節の徳島に求められるのは、言うまでもなく基本的部分の改善。プレー精度の向上であろう。より具体的に言うなら、ビルドアップの際の繋ぎの精度を上げること─。
前節、特にその前半において徳島は繋ぎの段階でパスミスなどを度々発生させ、低い位置でボールを失った。結局そこを突かれ失点を喫したわけだが、改めて考えればもっと多くゴールを割られていてもおかしくないほどだったとさえ言えるのではないか。しかもそれが相手の厳しいプレスによるものではなく自分たちで起こしたミスだっただけに問題で、言わば大きな危険を自ら招き入れていたようなもの。まさしく「前半はほとんど自滅(三木隆司)」状態であった。
ただ、自分たちで引き起こしたことだけに改善に向けてすべきことはハッキリしている。選手ひとりひとりがより意識を高め、的確なプレー判断をし、1本1本のパス、ひとつひとつのトラップに集中を持って臨む。もうこれだけだ。そうしてチームとしてミスの数を最低限に抑え、リズムを作る確実な繋ぎを実践していかなくてはならない。
また今節対するのが岐阜であることはその必要性をいっそう強める。
岐阜は前々節3失点を喫し愛媛に敗れたものの、前節では見事立ち直り開幕3連勝の草津を撃破した。そしてその一戦は「前半から我々の方がいろんな主導権を握ることが出来た」という松永英機監督の言葉からも分かる通り内容的にも充実したもの。中でも草津の良さを消し続けた高い位置からの精力的なプレスには、大敗した前々節からの確かな修正が感じられた。となれば岐阜がその積極的な守りを今節も継続してくるのは明らかであり、徳島にとってすればそれをかいくぐるだけの正確なパスワークが要求されると言えるだろう。
戦いの中身は間違いなく充実してきている。ただ、だからと言って徳島は今季が結果にこだわるべきシーズンであることを忘れてはならない。内容ももちろん大事だが、それ以上に勝利という結果を追求していかなければ。またそれを十分に分かっているからこそ選手たちのコメントにも気持ちが感じ取れる。ぺ・スンジンの聞かせてくれた「とても悔しい想いをした。その反省を今節のゲームに活かし勝利を目指す」という言葉は紛れもなくチーム全員の今の想いを代弁したものであろう。
果たして徳島は選手たちが自らを改善し譲れない結果を手に出来るか。それとも岐阜が効力を見せるプレスで勝点を奪い去るか。注目してゲームの開始を待ちたい。
以上
2009.03.28 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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