4月19日(日)J2 第9節 甲府 vs 東京V(14:00KICK OFF/小瀬)
スカパー!生中継 Ch179 13:50〜(解説:外池大亮、実況:桜井和明、リポーター:吉岡秀樹)
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まだ第1クールの半分が終わっただけの段階だが、昇格圏内の椅子に座っているのは気分がいい。この先もずっと昇格圏内の椅子に座り続けることが出来るかどうかは判らないが、今の流れならブラジルで日本食レストラン(AZUKI)を開店したレヴィー・クルピ監督(C大阪)や航空会社で運行管理の仕事もできる反町康治監督(湘南)に、1位と2位の椅子からどいてもらうことも出来そうな気がする。とは書いたものの、巨人が10連敗しても「問題ない」と言う江川卓のように強気になれないのも現実。今の甲府は失点が少ないチームという点では大木武(現・日本代表コーチ)政権のころとは違うチームになりつつあるが、相手を圧倒する強さはまだ無い。ギリギリの戦いのなかから勝点を積み重ねることが出来るようになっただけ。まだまだ我慢の日々は続く。「サッカーは急に勝てなくこともある」と言う安間貴義監督の言葉にサッカーの難しさを感じるが、解放の日はそう遠くないかもしれない。ただ、解放されても次の日に拘束されるかもしれないのがサッカー。だから、怖いし面白いし、目が離せない。
今節は、11人よりも10人で戦った方がシンプルでアグレッシブなプレーが出来る東京Vが相手。前節(VS鳥栖)はキックオフのボールを下げたらゴール前まで転がって、菅原智が鳥栖の得点機会をファールで阻止してレッドカードで退場になってしまった。しかし、東京Vはやることがハッキリしたことで、攻め込まれながらも相手の決定機をGK・土肥洋一を中心にして防ぎ、自らの決定機は決めて2−0で勝利した。東京Vユース育ちのルーキーの林陵平(明大出身)がゴールを決めたこともチームにとってはいいニュースだった。ルール上は、メンバー票に11人の名前を書いて、「一人はトイレに行っています」とか言って、ピッチに10人が立つことは可能だし、いつでも11人に戻すことが出来る(メンバー票に10人の先発しか書いていないと、11人には戻せない)。高木琢也監督がこんなことをするはずはないが、東京Vが4−4−2か、ボランチ1枚の4−3−3かボランチ2枚の4−3−3で来るのか気になる。東京Vとしては前節に見えた光をどう活かすかが重要になる。
東京Vがどんなシステムでも甲府がやることは変わらない。ただ、ボランチ1枚の4−3−3の方がマッチアップするだろうし、判りやすい気がするので同じシステムでやってみたい。今節の甲府は、中3日なのでアンカー(ボランチ)の先発が林健太郎ではなく、秋本倫孝になる以外は前節・横浜FC戦と同じメンバーになりそうだ。そして、期待はマラニョン先生の大爆発だ。前節(横浜FC戦)にようやく今季初ゴールを決めたが、第6節(C大阪戦)は3本、第7節(草津戦)も3本、第8節(横浜FC戦)は4本とシュートは打っているので、右肩上がり中だ。バーと仲良しなのが少し気になるが、そろそろ肩の力が抜けてバーの内側にボールが飛んでいくだろう。ディフェンダーを背負ったときに足元でボールを止めないで、ワンタッチで裏を取ることが増えてきたので相手はやりにくいはず。マラニョン先生はもう大丈夫、やってくれる。
今の甲府の良さは前節、横浜FC戦で先制されたときに見えた。リードされても慌てることなく戦えた自信がそれだ。失点した時間が早かったこともあるが、自分たちがやるべきことを判っていることと、それを順位が背中から支えてくれていることが大きい。対して、横浜FCの選手は同点に追いつかれたときに、試合に負けたかのようになっていた。順位が背中を押してくれないチームの難しさを露呈したと思う。華麗なボール回しへの期待は暫くは封印しなければならないが、その自信がやりたいサッカーに選手を導いてくれることを期待している。サイドを起点とした攻撃でダイナミックにゴールを決めるシーンを小瀬で1回でも大きく見せて欲しい。
以上
2009.04.18 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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