4月18日(土) 2009 J1リーグ戦 第6節
浦和 1 - 0 京都 (19:04/埼玉/41,836人)
得点者:7' エジミウソン(浦和)
スカパー!再放送 Ch184 4/19(日)20:00〜(解説:桑原隆、実況:中村義昭、リポーター:朝井夏海)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
----------
●フォルカーフィンケ監督(浦和):
「チームはポジティブな形での成長を見せてくれている。今日の試合に関しても非常にいいプレーを見ることができたし、前節の名古屋戦でもとてもいいプレーを見せていたと思う。今日のプレーに関しては、満足しているところもたくさんある。しかし、残念ながら2得点目が生まれなかったのは確か。やはり1-0というのは、ある意味危険な状況だと思っている。1-0が長い時間帯続いたわけだが、それでも私たちのチームは、とてもいい形での成長を成し遂げている。皆さんご存じのように、私は公の場でチームの批判などは滅多に行なわない。今日もそのようなことに関しては控えさせていただくが、根本的に言えることは、私たちのチームはとてもいい形で進歩している。もうひとつ言いたいことがある。去年もこのスタジアムを訪れているが、今日も非常にたくさんのサポーターの皆さんがこのスタジアムを訪れてくれた。サッカーというのは非常にエモーショナルなものだと思っている。これだけの忠誠心溢れる素晴らしいサポーターの方が、毎節毎節このホームスタジアムに訪れて、今回このスタジアムで3連勝という結果を残すことができた。このようないい結果により、今後も私たちのチーム、そして私たちのサポーターとの間に共通意識をさらに芽生えさせ、お互いにチームの成長のために努力していくことができるかなと思っている。もちろん今後も、特に得点につながるような場面での集中力は改善していかないといけない。やはりここで集中力を欠いてしまうと、なかなか追加点を奪うことはできない。現在の結果が続くようであれば、もしかしたら周りの人は、この浦和レッズに新しいイタリア人の監督が来たのではないかと思うかもしれない。しかし、そのような事実は一切存在していない」
Q:運動量とメンタル的な強さについての評価は?
「豊富な運動量というところに、いいサッカーを実践するためのとても大切な鍵があるのではないかと思う。運動量というのはどうしても求められる。ボールを受けるために、ピッチに立っているすべての選手はしっかりと走らなければならない。私たちはJのなかで最も早く準備期間を早くスタートさせたわけだし、最初の合宿でも、ボールなしで選手たちは非常に長い距離を走ることになった。選手たちはそれぞれ150km以上、最初の合宿で走っている。持久力の改善ができて初めて、いいサッカーをするための土台が出来上がるものだと思う」
Q:シュートを外さない集中力とは何か?
「サッカーのなかで、集中力というのは非常に大切な、メンタル的な強さにつながっていると思う。そしてこのメンタル的な強さというのを、4万人から5万人の観客が集まるスタジアムのなかで発揮するようなシチュエーション、例えば得点につながるようなシーンだと、しっかりとした結果を残さないといけない。そして、皆さんご存知のようにサッカーではひとつのシチュエーションというのは1回しか起きない。PKを除けば、もう一度繰り返すということは一切ない。この1回のシチュエーションで、しっかりとした質の高い仕事をこなすために、高い集中力が求められている。繰り返しがきかない状況でしっかりとした仕事をこなすことができる選手が、本当の意味で資質の高い選手じゃないかと思う」
Q:後半、相手にペースを握られた場面の原因は?
「このようなことはサッカーではよく起きること。前半でいいプレーをしていても、なかなか点を奪うことができない。そして前半で得点を奪うことができない状況になると、選手たちは段々とそのことについて考えるようになる。後半になってピッチに立っても点が取れていないと、段々頭のなかでもなぜ得点することができなかったんだと悩むかもしれない。そのようなことは、私たち監督としては防ぐことができない、とても自然なこと。そして、1−0のまま状況をキープされると、時間が少なくなる限り、段々と選手たちが積極的に前に出てこなくなる。ボールを奪ってもなかなか押し上げることができなくなる。そうなると、相手にさらに得点チャンスを与えることになってしまう。しかし、今日の試合に限って言えば、私たちの方が後半でも相手のチームよりたくさんの得点チャンスを作り出していた」
Q:原口を早い時間帯で交代した意図は?
「このような若い選手の成長のためには、彼がどのぐらいピッチに立つかというのを考えて送り出すことが必要だと考えている。私は若手の選手の成長に関してはたくさんの経験を積んできたし、今までの経験上、毎回毎回彼らが90分ピッチに立つ必要はない。状況を見て、試合の流れを見て、そして彼の実際のプレーを見て、こちらがしっかりと判断する。彼がどのぐらいの時間帯ピッチに立つのか、これは私たちの方が責任を持って決めていかなければいけないことだと思う。実際に元気に関しては、今日の試合でも2回、3回と素晴らしい得点チャンスを作り出していた。しかし、これはサッカーでよくあることだが、なかなか得点を決められない状況だと、選手というのはメンタル的にさらにもっとなんとかして得点を決めようと思うようになる。そして、この意思が強くなれば強くなるほど、ピッチ上ではチャンスを得点に結び付けることができなくなることがある。選手というのは、何があっても自分は得点を決めなければいけないという考えではなく、自然な形でゲームに入ってチームの一部として動いた方が、自然にゴールを決めることができる。これが実際のサッカー。今日のような状況だと、私は彼を交代させて、そして次の試合でまた彼にピッチに立ってもらって、得点チャンスを作り出す機会をまた与えようと思っている。
もしかしたら、皆さんはフィンケ監督というのは狂っていると思われるかもしれないが、私がひとつ言えることは、今季エジミウソンはたくさんのゴールを奪うかもしれない。しかし、それは彼が去年のプレーより、しっかりとした守備をやっているから。しっかりとFWが守備をこなせば、必ず自然にスペースが生まれる。そしてそれぞれのFWも得点チャンスを得点に結び付けられるようになる。これはよく私が様々なFWに話してきたことだし、ひとつの小さな秘密かもしれないが、大切なのはFWがしっかりと守備をこなすこと。守備をしっかりこなして、チームのために動けば、自然に得点チャンスが生まれてゴールを決めることができる」
Q:ポジティブな成長という部分を具体的な言葉で表すと?
「私はこの件に関しては、あまり多くをここでは語りたくないので、そのことに関してはご理解して欲しい。ただし、ひとつ言えば、チームに所属しているすべての選手は、今季からやり始めた新しいことに関して積極的に取り組もうとしている。もしかしたら、選手たちにとってはいろいろなことが新しいことかもしれないし、まだまだ彼らは慣れなくてはならないかもしれない。しかし、今まで選手たちは私たちの取り組みにしっかり取り組んできて、正しい形でチーム全体がいい方向に進んでいる。チームに所属しているすべての選手たちを褒め称えたい。今季、私たちは大きな移籍金を払ってほかのチームから選手を買ったわけでもないし、新加入選手どころか、数人の選手を失っている。しかし、現在このチームに所属している選手でも、私たちが目標にしているサッカーを実現することができると思うし、この新しい取り組みに全員が強い意思を持って参加している」
Q:今日はDFラインが高かったが?
「私たちのチームは、今までの数年間とはまったく違うやり方で守備をやっている。今季から4バックを導入し、この件に関しては特に両方のセンターバック、闘莉王と坪井を褒め称えたい。彼らは4バックのなかでも、センターバックとしての仕事をとてもいい形で実践しているし、とてもモダンな守備をしている。モダンな守備とは、攻撃的な守備のこと。センターバックがラインを押し上げることによって、相手のFWは必ず自陣に戻らなければいけないわけだし、できる限り自分たちのゴールから遠いところで守備を行なっている。両方のセンターバックのプレーに関しては、本当に評価している。しかし、センターバックだけではなく、大切なのは両サイドバック。山田(暢久)と細貝、このふたりも元々は本職は4バックのサイドバックではなかったが、それでも彼らは非常にいい形でプレーしているし、様々な面で改善点がみられてきている」
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第6節 浦和 vs 京都】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント(質疑応答を追加しました)(09.04.18)













