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【ヤマザキナビスコカップ 京都 vs 神戸】レポート:攻撃の形を作るも1点が遠かった京都。神戸は今季初のアウェイ勝利と無失点勝利で次へのステップとした(09.05.21)

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5月20日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ
京都 0 - 1 神戸 (19:00/西京極/4,172人)
得点者:74' 小林久晃(神戸)
★ヤマザキナビスコカップ特集チケット情報
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神戸が今季初のアウェイ勝利と無失点勝利で勝点を積み上げた。GKに徳重健太、右サイドバックに丹羽竜平を先発で起用するなどフレッシュな選手を積極的に起用。
京都は出場停止の安藤淳のところに加藤弘堅を置いた。

試合序盤は神戸。1分にマルセウ、2分に田中英雄がシュートを放ち積極性を見せる。「神戸の狙いははっきりしていた」(加藤久監督)と、ロングボールを多用され、京都は神戸に押し込まれた。
10分に朴康造が中央でミドルシュートを放った辺りから、京都も神戸の押し込みに順応を見せ始め、相手の侵入を許さなくなり、神戸は遠目からしかシュートを放たなくなる。
だが、京都もゲームを支配することができない。攻撃陣の運動量が少なく、「相手がボールを奪いに来ないし、パスの出し手と受け手が合っていない」(佐藤勇人)ことで、ディフェンス、佐藤勇人、加藤弘堅でつなぐだけでボールが前へ出ない。お互いに我慢の時間帯が続く。

31分、渡邉大剛が右サイドから左へ長い距離を走り込みマークを外し、後方からパスを引き出すと、これをきっかけに京都が攻撃の形を作り始める。35分にはパウリーニョから渡邉へと速攻をみせ、36分には林丈統から裏へ抜けようとするパウリーニョへとつながりシュートチャンスを作る。39分に神戸の右サイドからマルセウに低いボールを頭で合わされる場面もあったが京都が攻撃の形を見せて前半終了。

後半、京都は「(DFの)手前のスペースを消すため」(加藤監督)とシジクレイを入れて佐藤をその前に置く。だが神戸も積極的に攻撃する。左サイドの内山俊彦が攻撃参加し厚みをだそうとする。が、なかなかゲームを支配とまではいかない。逆に京都はディエゴが下がり気味に入り、佐藤、渡邉が積極的に仕掛けられる態勢を取り、相手のマークを緩慢にさせて主導権を握り始める。

後半8分、DF河本裕之が競り合いで腰を痛め小林久晃を投入。
同10分、神戸の右クロスに京都DFがクリアできず吉田孝行にシュートを放たれ、同15分にも吉田がシュートを放つ。京都もその1分後、ディエゴがDFに触られながらもこぼれをシュートまで持ち込むなど、お互いに見せ場を作る。
後半18分、京都はパウリーニョから金成勇に代える。金を左に、林を中央に据える。この対応に林が応え、ポストプレーで鋭い動きを見せ、24分にはエリア内左で持ち込んでGKと1対1の場面を作る。金も26分には林から左サイド裏でボールを受けるなど全体的に京都が攻撃の形を作る。

しかし、スコアを動かしたのは神戸。後半29分、右CKのこぼれを左タッチライン際で拾った田中が同サイドの朴へ。朴がスピードで持ち込みクロスを上げると、中には攻撃残りの小林が。小林が頭で合わせ神戸が先制する。「簡単に上げさせた」と試合後、加藤監督は失点時の守備を課題に挙げた。

その後、京都右サイドの染谷悠太が積極的に上がるも、ゴールが遠い京都。終了間際にはその染谷も報復の判定を取られて退場となってしまう。
結局1点が遠く0-1で敗れた京都。神戸はアウェイ初勝利、今季初の無失点という結果を残した。この勝利に神戸の北本久仁衛は「(リーグに向けて)勝った勢いをもってやれる」と喜びを表した。

京都・加藤久監督は「セカンドボールに対する反応の速さ、単純な運動量で神戸が上回っていた」と話した。確かに球際の厳しさという面では物足りなく、そこからカウンターを受ける場面も多かった。連戦の、精神的な疲労も含めあったのかも知れない。ただ、31分の渡邉大剛の長い距離を走ってボールを引き出そうとした判断は秀逸だった。状況を打開しようとする選手の意識もあり、次への光明もあったことは確かだ。疲労もたまる中、チームでどれだけ集中して戦えるか、次のゲームの鍵はここにあるだろう。

以上

2009.05.21 Reported by 武田賢宗
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