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【J2:第24節 仙台 vs 札幌】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(09.06.27)

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6月27日(土) 2009 J2リーグ戦 第24節
仙台 1 - 1 札幌 (13:04/宮城ス/17,983人)
得点者:51' 上里一将(札幌)、80' 中原貴之(仙台)
スカパー!再放送 Ch181 6/29(月)22:30〜(解説:鈴木武一、実況:松尾武、リポーター:村林いづみ)
勝敗予想ゲーム
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●手倉森誠監督(仙台):
「残念だった。一番欲しい結果ではなかったが、3連戦の3戦目、気温も上がった過酷な条件の中、ビハインドを負って選手たちはひっくり返そうと最後まで力を振り絞ってくれたと思う。取られた1点も、クロスがそのまま入るようなアンラッキーなところもあったが、悔やまれるのは今日も先制点を与えてしまったこと。それと最後にもう一踏ん張りできればひっくり返せたこと。タカ(中原)のヘディングが同点ゴールになったが、あれが決勝ゴールになるような決定的なチャンスを物にできていれば勝ったと思う。とにかく、この競技場(でのホームゲーム)と6月が、今日の試合で終わるので、切り替えて。7月からは(最初の試合が)宿敵セレッソなので、気持ちを切り替えていこうと思う」

Q:前半の攻撃面で、どのような課題を感じているか?
「お互いにコントロールの中で、探り合った前半のゲーム展開だった。決定的な場面は最後に札幌にあったくらいで。うちとしては、FWがいいタイミングで走り出しているのにボールを出さない。止まっている時に蹴ってしまう。ボールを動かす時間帯と、突破すべき時間帯が、前半はちぐはぐさが少し見えた。ただこれは連戦の中のゲームだし、だからちぐはぐさは否めない。これはお互い様だと思ってやっていた。前半に点は欲しかったが、取れないのならば0−0で帰ってくるというのがセオリー。今日のような消耗戦ならば、後半の最初にでも、ゴールが欲しかった」

Q:ソアレス選手をもう少し早いタイミングで投入すれば、彼のスピードを活かし、相手の裏ももっと突けたのでは?
「彼のプレーはどう見えましたか?彼の出た時間帯で、今日の彼にスピード感はなかったと思う。練習からいろいろな条件が重なっていたので、使える時間はあれくらいだろうと判断した」

Q:1点ビハインドになってからの仙台は左サイドからの攻撃が多かったが、その点についてチームとしての共通意識があったのか?相手が3バックにしたことも関連しているか?
「まず、サイドの中列にしっかり起点があるというところをもう一回後半は頭に入れ、そうなった時にサイドで関口、梁、田村というところが、多分彼らの好きなサイドだからこそ、また数的優位を作って攻めることができたのだと思う。相手が3-5-2にシステムを変えた時に、我々も4-4-2の布陣ではなくて、中島、中原、関口という3人を3バックに張らせた。そして4-3-3のような格好でやって、最前線の3対3のところにボールが収めた上で(開いたスペースに)潜るタイミングで我々の方が早ければ、そこは確実に突いていける。本当に、崩しのアイデアは、選手達は存分に発揮してくれたと思うし、最後の精度、ニアで触らせるのか、ファーで決めさせるのかというところでのパスで、やはり今日は疲れが見えた」

Q:ここ4戦で1勝2分1敗。去年と同じように失速した結果になりつつあるが、巻き返しの策は?
「巻き返さなければいけない、という気持ちがなければいけない。先程、全体とも話し合ったが、先制点を奪われているようなところをもっと改善しなくてはいけないし、前半の仕掛け方も一週間かけて入念にやっていかなければいけない。ただし、自分達だけが失速していくとは思っていない。これを失速だと思えば、さらに失速していくと思うし、これをエネルギーに変えて、7月の直接対決のある月に挽回していきたい」

Q:前半攻めきれないところから、相手に研究されているという感覚は受けたか?
「しっかりした守備を自陣で採るように今の札幌は戦っている。そうなった時に、我々のボールの動かし方が、細かいパス、隣のパスが引っかけられて、相手の好きなカウンターをさせすぎたと感じた。あれを引っかけられると、攻撃は尻込みさせられるものだ。そうなった時に、いかに一つ飛ばせるのか、いかに走っている選手を使えるのかが大事ということを、今日、選手達は感じたと思う。そういったところをもう一回全員が共通理解できれば、第1クールで見せた「勝てる仙台」というものを取り戻せると思っている」

Q:7月に向けて、今日の暑さの中での戦いをどう見たか?
「もうこの暑さと、3連戦の3戦目ということで、こういうこと(今日の状況を)を感じれば、これからのゲームはナイターになってくるし、おそらく順化できてくると思う。今日くらいタフなゲームももう無いと思うし、自分たちはやれるんだという強い気持ちを持って、夏場を乗り切りたい」

以上
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