7月8日(水) 2009 J2リーグ戦 第26節
湘南 2 - 1 甲府 (19:03/平塚/6,705人)
得点者:37' 中村祐也(湘南)、74' アジエル(湘南)、82' 國吉貴博(甲府)
スカパー!再放送 Ch186 7/9(木)06:30〜(解説:都並敏史、実況:加藤暁、リポーター:安田美香)
☆勝敗予想ゲーム
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●反町康治監督(湘南):
「(記者の多い会見場にて)上位対決でしたが、原稿を書くのに困っちゃうんじゃないかなという試合内容でしたね。全くスカウティング通りだったのでハーフタイムのコメントもなかったんですが……試合に勝ったが、勝った気がしない試合でした。明日になったら喜べるんでしょうかねという、アカデミー賞のような感想になってしまいますが。というのは意図的に点を取れたというよりも偶発性で取れた。ただ言い方を変えれば、偶発性で取れたが、セットプレーで僕らが揺さぶったということもあるでしょうね。言うことなくて困りますが……明日の午前中にも甲府と練習試合があるので、そちらも勝ちたいと思います。以上です」
Q:スカウティング通りだったのに勝った気がしない試合になってしまったのはなぜですか。
「甲府は短いパスを繋ぐイメージがあるかもしれませんが、今の甲府は全くそういうことがない。最初からパワープレーです。そういうことをスカウティングでやった。中盤でボールを回させていい、というか、もちろん出所にプレッシャーに行かなければ長いボールを蹴られてしまいますが。そこをしっかり話した。マラニョンを真ん中に置いたのはジャーンの後ろに飛び出せということでしょうね。向こうの思惑どおりに、2,3回チャンスをつくってジャーンもイエローカードを1枚もらって、こちらにとっては窮地になった。でもそういうインフォメーションをして、どういうポジションを取るかという話はしておいたので、さほど慌てることはなかったという感じはします。向こうの守備も予想通りでしたので、ペナルティエリアにうまくボールを運べたと思います。とにかく今日は浮いたボールが多かった。向こうもミドルシュートは大得意だし、野澤も十分承知のうえでやっていましたが、逆にダフったシュートで入ってしまうのもサッカーの一面かなと思っています。こちらとしてはプラン通りに進んだ。唯一進まなかったのはこちらの得点ですね」
Q:安間監督は、湘南は個の力があるので決定力があると。確かに少ないチャンスをゴールに結びつけた。それが勝った気がしない背景ではないかと思いますが、いかがですか。
「私たちはあまりチャンスをつくれないというか、たとえばマラニョンがシュートを撃ったときに、向こうは4バックと中盤も構えて前の3人ぐらいでやっている。つまり長いボールを入れてうまく拾ってという感じが多い。リスクを冒さず後ろが揃ってるから、僕らがボールを運んでもガチっと構えている。それが失点の少ない理由でもある。当然それは十分わかっています。潤滑油となっているのは長いボール。我々はリスクを背負って攻めに行く。向こうはリスクを背負わず長いボールとミドルシュートで、シュートを蹴らせて終わらせてゴールキックから始める。僕らのシュート数が少ないのは決定率の高いところまで運んで努力してやっているから。これは労力のかかること。だから向こうの戦略としては合ってる。長いボールを入れて、残ってる選手の少ないところで個人の力で打開しようと。そう考えたら、言い方を変えると田原やアジエルらと比べたら向こうのほうが上かもしれないですよね。でも我々はそれをわかっていても自分たちのスタイルを変えるつもりはない。リスクを冒しても行くというスタイルを貫きたい」
Q:直接対決に勝ち、首位もキープしています。手応えはありますか。
「勝点50を超えていますがまだ半分やっと終えたばかりなので、手応えを感じるにはまだまだだと思います。7月、8月、9月、天皇杯とありますが、一試合一試合、その試合でやれることを全部やる。次のことは考えない。そしてコツコツと貯めていくしか我々湘南が突き進む道はないと感じています。ですので、手応えというよりも次のゲームに向けていい準備をして、100%以上の力を出すことに力点を置いてやっていかなければいけないチームだと思っています」
Q:甲府は後ろをしっかり揃えるサッカーで4位にいる。ただここ数年J2でもそれだけでは上に登っていけない、最後はリスクを冒していかなければいけない、そういう傾向にあると思いますが、いかがですか。
「おっしゃるとおりですね。たとえば第2クールやっていて、どうやって守るかよりどう崩すかというほうが、監督さんが考えていることが多い。3,4年ぐらい前はどう守るかというところからスタートして、そのおまけで攻撃という感じだったが、逆転している。これは非常に良い事というか、こちらも勉強させてもらうので悪くはないが、苦労しているのはそういう点だと思います。だから考え方は変わってますよね。僕らも練習は基本的にすべて攻撃をやっています。それに伴い、攻撃にいいものが出てくれば当然守備もよりアラートにできると思うので」
Q:今後FWの補強などは。
「トゥットと丁は半年の契約だったので契約満了というかたちです。この2人に関しては、我々はシーズンが始まってから進化しているが、その進化についていけなかったかなという問題で新しい血を入れるべきだとは思っています。この段階でコメントはできませんが、これからやっていくにあたっては、前のほうの選手を入れないと厳しい状況であると。甲府さんも入れたし、仙台さんもそうだし、うちらもそういう可能性がないわけではないと。田原は8月になったら全く動けないと京都の方から連絡が来ていますので」
以上













