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【J2日記】甲府「J2 6'n Roll特別編」:まだまだアクセルは踏める(09.07.15)

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7月に集中する第2クールの上位クラブ同士の対戦について、マスコミが期待するようなコメントを安間貴義監督や選手から引き出すことは出来なかった。栃木に引き分け(1-1)、湘南に敗れて(1-2)、7月をスタートした甲府。7月という区切りで考えることに無理があっても、第24節から第26節を1分2敗という流れは十分に不安を煽るものだった。
しかし、昇格圏内にいない4位の甲府は上位チームの中で一番発展の可能性があるチームだと思っている。首位の湘南がアクセルをほとんどベタ踏みしている車なら、甲府はまだ踏める部分は残っている車。第26節で湘南にアウェイで敗れたときは、たったの2時間で世の中が複雑になったような気分を味わったけれど、正しいことが何なのかを知ることは難しい。このことは日常生活でもサッカーにおいても同じ。

「今年の甲府はボールを蹴ってくる」、「甲府はリスクを冒さない」なんて言われることも増えたけれど、他所から見る甲府とこっちが感じている甲府は違う。1つの事実には2つ以上の側面がある。繋ぐ必要がないときは1本のロングボールでシンプルに繋ぐというコンセプトで戦っているだけ。もちろん、繋ぐことが難しいときも前にボールを受けることが出来る選手がいるのでロングボールを蹴るのだが、繋ぐことを放棄したわけではない。ロングボールが増えたという現象だけ見れば、先の印象は間違っているわけではないので否定をする必要はないけれど、「それだけじゃないんだよ」って僕らが分かっていればいいこと。

練習を見れば、甲府がどれだけパス回しにこだわっているかがよく分かる。でも、そればっかりでは勝てないことは経験して分かっている。ロングとショート、ダイレクトとタメとメリハリを正しい判断で使い分ける必要がある。でも、それが難しく、まだまだアクセルを踏み込むチャレンジを続けないといけない。C大阪(7/18 18:30@小瀬)、仙台(7/26 18:30@小瀬)と上位チームとの対戦が残っているが、その間には東京V(7/22 19:00@味スタ)という勢いのあるチームがいる。上位4クラブのコンボイが、これからも走り続けるのか、東京Vや鳥栖や水戸や徳島がコンボイに加わるのか。去年より確実にチャンスを作ることが出来るようになった甲府は、ミッドウェイを越えて決定力を手にするために更にアクセルを踏み込む。

以上

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2009.07.15 Reported by 松尾潤
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