今年もJ's GOALでは、全クラブのキャンプ取材を実施します。
レポートに加えて、動画でトレーニングの様子や、選手の生の声をお届けする予定です。監督はもちろん、気になるあの新加入選手のインタビューなど、2月下旬までの間、取材をしていきますので、お楽しみに!
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19日はHonda FCとの練習試合。14日に島原で行われた「がまだすリーグ」の山形戦から数えて6日間で3試合目とあって、チームを編成するにあたって選手のコンディションを優先させ、若い選手に練習生を加えたメンバーで臨んだ。試合は一進一退の攻防。しかし、要所を押さえ、34分(大山恭平)、38分(吉原正人)、79分(大山)と、確実にゴールを決めた福岡が3−0で快勝した。
さて、その若い選手たちの中に、アビスパU-18出身の選手がずらりと並ぶ。GKの笠川永太。右SBの孫正倫。ボランチの鈴木惇。右SHの田中佑昌。FWの大山恭平と吉原正人。田中佑昌の入団以降、着実に増え続けるアビスパU-18出身者は現在6人を数え、チームの四分の一を占めるまでになった。
その活躍ぶりをユース時代から知る地元サポーターにとっては、この日のチームは福岡オールスターズとも呼べるチーム。しかも、大山と吉原の2人で全てのゴールを決め、1点目の起点となったのが鈴木、3点目のアシストは吉原というおまけまで付いたのだから、これはもうたまらない。この日のチームに将来の福岡の姿を重ねた人も少なくはなかっただろう。
3ゴールのうちで最も素晴らしかったのは、Honda FCを突き放し、事実上の引導を渡した3点目。左サイドからのアーリークロスを受けた吉原が、そのまま右へ流れて素早くクロスを入れると、そこへ長い距離を走って前線に飛び出した大山が合わせた。
「シュートとクロスを考えていたんですけれども、場所的に難しかったし、恭平君が入ってくるのが見えたのでクロスを入れました」(吉原)
「正人が打つと思ったんですけれども、めっちゃ大きい声で呼んだら見てくれたんで、走りました、全力で」(大山)
お互いに感じていることは一緒。それも、アビスパU-18出身者同士だからに他ならない。
もちろん、2人が狙うのはレギュラーポジション。キャンプ中に残されている2試合で結果を出し続けることでポジションを手繰り寄せるつもりだ。その思いは、他の4人も変わらない。コンディション不良で別メニューでの調整が続いていた田中佑昌はこの試合で復帰。篠田善之監督は「初めから出てほしい選手の1人」と話す。そして、チーム内で最も激しい定位置争いが続く中盤のポジションを狙うのは鈴木惇。「自分のできるプレーを100%出すことが一番。キヨ(久藤清一)さんや、城後(寿)さんも復帰すれば間違いなくポジション争いに絡んでくる。いまは末(末吉隼也)とか、嵩(阿部)くんとか、町(中町公祐)くんよりも、いいプレーをすることが大事」と話す。
また、ボールを持って前を向いたら止まらない孫正倫は、そのアグレッシブな姿勢を貫いて猛アピール。今年で2年目を迎える笠川はGKとしての落ち着きを身につけ、練習試合では大きな声で味方を動かし、いくつもの好セーブを見せてゴールを守っている。彼らのプレーを見ていると、6人全員が逞しく成長していることが手に取るように分かる。彼らを見守る篠田監督も、「かつてはトップチームに昇格したことで満足する選手もいたが、田中佑昌が下の選手を引っ張り、他のU-18出身者が追いついてきた。彼らがクラブを引っ張っていってほしい」と期待を寄せている。
さて、今シーズンをリスタート元年に置く福岡の目標は3年後にJ1に定着していること。その時、レベルファイブスタジアムのピッチに6人が一緒に立つ姿が見たい。
以上
★J's GOALでは2010年も全クラブキャンプ取材を実施します!
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2010.02.19 Reported by 中倉一志













