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【J2日記】甲府:甲府の春−サポーターは強し(10.04.06)

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毎年思うことだけど、新宿から甲府に向かう車窓は季節感があって(トンネル以外は)ずっと外を見ていても飽きない。春から夏にかけて緑がどんどん濃くなっていく様を見るのは楽しい。大月駅を過ぎてからは山が急峻になるから景色は特に美しい。霧が出ているときは神秘的だし、雨でもセンチメートルな気分を楽しめるから悪くない。

MP3プレーヤーでJUJUやYUIやMISIAを聞きながら景色を見ていると、何処で何をするために電車に乗っているのか忘れてしまいそうになって、涙がキラリ。ただ、車内で仕事をしないといけないほど追い込まれているときは、辛くて辛くて本当に泣いている。中央線はカーブが多いからキーボードを叩いていると吐きそうになることもある。そして、甲府盆地に入れば視界が広がり、遠くに見える南アルプスの残雪がキラキラ。センチメートルな気分とはお別れ。ここからは、嵐の「Happiness」なんかがマッチする。丁度集中力も5年物のPCのバッテリーも切れる頃。

甲府盆地では今の時期なら桃の花が地面をピンクに変える。そして、小瀬に着けば桜というボーナスがついてくる。今年は第5節のホーム・鳥栖戦が小瀬の桜の満開と重なった。小瀬では午前中から花見をして、13時キックオフの試合を見るというグループが少なくなかった。少なくとも、ユニフォームを着て花見をしている人はこの動きをする人たち。でも、話を聞くと試合後も花見の予定があるという。「試合結果で酒の味が変わりますね」なんて話をしていたが、本当に悪いほうの結果になってしまった。

中止して帰るのかと思ったら、「気持ちを切り替えて飲んでます。来ますか?」って声を掛けてもらった。風邪の初期症状が出てきたのと甲府が負けたことを理由に参加しなかった。でも、ふと思った。甲府サポーターって強い。何が起こっても動じない。J1昇格監督である大木武(現日本代表コーチ)の言葉に影響され、鍛えられたのかもしれない。J2での低迷、消滅の危機、J1昇格、J1残留、J2降格、J1再昇格失敗を経験しているからこその強さもあるはずだ。勝っても負けても、いい試合でも残念な試合でもヴァンフォーレ甲府を巡って仲間や友達が出来て共通の話題があるはいいことだと思った。でも、僕は元ちとせの「やさしいうた」を聞きながら弱々しく帰った。―もっとポジティブな人間になろう―

以上

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2010.04.06 Reported by 松尾潤
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