リーグ戦再開に向け、青野浩志社長と皇甫官監督、そして宣伝部長のニータンが広瀬勝貞大分県知事を表敬訪問した。
青野社長はW杯で躍進した日本代表に力をもらったようで「PKで敗れたものの日本中にサッカーの面白さを再確認させてくれた。今度はサムライブルーからトリニータブルーでサッカー界を元気づける」と意志を受け継いだ。皇甫官監督も、戦前の酷評を覆し、チーム一丸となって結果を出した岡田武史日本代表監督から刺激を受けた。「想像を絶する苦悩があったと思うが、強い信念でチームを勝利に導いた。私も見習うべきことが多かった」と話し、リーグ戦再開後は自分のスタイルを前面に出した攻撃サッカーで上位に浮上すると、知事に宣言した。
チームは開幕前に高松大樹、藤田義明に攻守の柱が負傷離脱し、その後も小手川宏基など主力のケガが相次いだ。9戦勝ちなしでリーグ戦中断に入ることになったのだが、中断前に社長と監督のトップ会談が設けられ。青野社長は、ケガ人が出ても補強できないクラブの財政事情を詫び、「監督のしたいサッカーを封印し、勝点1を獲るサッカーではなく、前向きなサッカーで観る者の心を揺さぶるサッカーをして欲しい」と伝えた。2時間に及ぶ激論の末、「失うものはない」と吹っ切れた指揮官は、自らの目指すサッカーを中断前最後の試合となった17節福岡戦で示した。内容はここでは触れないが(マッチレポートをどうぞ)、高松、森島康仁、チェ・ジョンハンのFW3人を起用する攻撃的布陣は、まさに観る者を魅了させるサッカーであった。これで結果(●1−2)が伴えば最高であったが、光明を見いだすものとなった。
今週末のプレシーズンマッチは、その希望の見えた試合の相手となった福岡との再戦。リベンジしてもらいたい気持ちはあるが、ピークは2週間後のリーグ戦再開初戦であればよい。日本代表もW杯本番前のテストマッチで4連敗しながら勝ち進んだわけだし。前評判が芳しくなく、連敗を喫している。類似点あり! トリニータブルーが日本サッカー界に旋風を巻き起こす、なんてことを夢見ているのだが。
以上
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■7月3日(土)18:00@大銀ド
Jリーグプレシーズンマッチ2010
大分 vs 福岡
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2010.07.01 Reported by 柚野真也
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