7月3日、横浜FCの新しい練習場「横浜FC・LEOCトレーニングセンター」の開所式が行われました。あいにくの雨ということで、式典は体育館の中で行われましたが、そこに寄せられた数多くの言葉には、この練習場が横浜FCの新たな基盤となることへの期待が溢れていました。
もともと、この練習場は、横浜市西谷浄水場の中にあった体育施設でした。横浜市として、この施設の有効活用の手段を公募し、横浜FCからの提案が採択されたのです。その提案のポイントは、単に練習場として使うだけでなく、地域住民も利用できるようなイベントの開催やサッカーの指導を行うことが含まれていました。横浜FCは、サポーターと市民の力で立ち上がったクラブですが、住宅地の中にあるこの練習場がうまく運営されていけば、より地域・市民に身近なクラブとなるでしょう。
この日の式典では、サポーターの席より前に、自治会をはじめとした地元の方々の席が用意されました。より横浜FCを身近に感じられたのではないでしょうか。練習場を提供した横浜市水道局のサポーターチームも結成され、その横断幕も披露されました。さらに三浦知良選手を先頭に毎年行われている学校訪問「夢で会えたら」のお礼の言葉も交わされました。岸野靖之監督が「育成も含めて一緒にできることが素晴らしい。この大きな新しい家を大事にしたい」と述べたこの練習場が、末永い発展の基盤となることを祈りたいと思います。
練習場自体は、天然芝のコート1面、人工芝のコート1面と体育館があります。ただ、天然芝のコートの整備が間に合わず、トップチームはもうしばらく東戸塚の練習場でトレーニングを行います。しばらくは落ち着かない状態が続きますが、この練習場で良いトレーニングが行われる日が待ち遠しいです。
以上
★J2日記:7月から練習場が移転。過去にお世話になった全ての練習場に感謝しつつ、クラブの次へのステップアップにしたい。
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2010.07.07 Reported by 松尾真一郎
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