8月1日(日) 2010 J1リーグ戦 第16節
広島 3 - 0 京都 (18:04/広島ビ/16,193人)
得点者:50' 槙野智章(広島)、65' 佐藤寿人(広島)、81' 佐藤寿人(広島)
スカパー!再放送 Ch183 8/2(月)前07:00〜
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●ペトロヴィッチ監督(広島):
「(こんなに濡れているのは)決して、私がプレーしていたわけじゃないですよ(笑)。汗でビショビショなんです(笑)。まあ、1週間で3試合となれば、両チームにとって難しい。
今日の試合は、妊娠した女性の出産に例えられる。出産は痛みもあるし、本当に大変な仕事だ。ただ、そういう状況で頑張っていく中で、子供が生まれていく。今日の選手たちは、マキ(槙野)のゴールが決まるまで、本当にすごく頑張っていた。そんな中でマキの得点が生まれたのは、まさに子どもの誕生のよう。あとは、みなさんご存じのように、幸せな気持ちになった。
予想どおり、京都は9人で守ってボールを奪ってのカウンターを狙っていた。そういうゲームでは、先に失点しないことが大切。1点を取れば、この試合はやりやすくなると思ったし、そのとおりの試合展開となった。
私は、皆さんに聞きたい。今の京都にとって、1ポイントを狙いに行くことに、どんな意味があるのか、ということを。京都は素晴らしいチームだ。我々と互角に闘う力は持っている。今の状況なら、3ポイントを狙いにいくべきだったのではないか。1ポイントを狙っても、意味がない。テレビやスタンドで見ていたサポーターのためにも、お互いに攻めあう試合を見せたかった。1チームだけが攻める試合は、難しい。今日のようにゴール前を固められては、スペインでもゴールするのは難しいだろう。
京都はG大阪と引き分けているし、川崎Fともアンラッキーな失点で負けたが、いい試合をしていた。浦和戦も、サヌのゴールが決まるまでは今日と同じような展開だった。ただ、90分間規律を守って、相手の攻撃を止めることは難しい。人生もそうだけれど、リスクを負わなくては得るものも少ない。今日の試合は、そういう闘いだった」
Q:試合前に、今日の試合を「試験」に例えられていたが、その試験には合格したのか。
「まず、この試合に勝ったことが本当にうれしいと、繰り返し言っておきたい。ただ、試験には合格したと思うが、それは合格ラインギリギリだった。余裕を持って合格したわけじゃない。ただ、選手たちは厳しい状況の中で、よく闘った。良しとしないといけない。
連戦もあり、ミキッチもケガをして、青山もまだ本調子ではない。山岸や(森崎)カズ、高萩や盛田ら主力のケガもある。そういう中で26ポイントを奪ったことは、本当によく闘っていると思う。
我々の育成部門のコーチたちに、感謝しないといけない。常に主力がケガをしている状況の中でも踏ん張れているのは、彼らが育てた若い選手たちが伸びているから。ユースの森山監督やジュニアユースの沢田監督をはじめ、たくさんのコーチたちの頑張りがあったからだ。彼らが素晴らしい仕事をして、トップチームにいい選手をあげてくれている。私は、そんな原石を磨けばいい。
我々は、お金のあるクラブではない。選手を買うというよりも、育てていくしかない。そういう方向性は、コーチ陣にとっては難しい。選手を買う方が、楽だ。しかし、その難しい仕事を成し遂げた時の充実感は、最高だ。
他のチームにとって、我々は危険な存在だろう。ケガ人がこれほど出れば、他のチームであれば、選手を買ってくる。しかし、そういう投資を行ったとしても、結果が出るとは限らない。そういう意味では、他のJリーグのクラブにとって、(育成型の)我々は目の上のタンコブなのだろう(笑)」
Q:ミキッチのケガの具合は?
「筋肉系の痛みで、肉離れかもしれない。しっかりと検査した上でなければ、何とも言えない。
ただ、今は今日の勝利の余韻に浸りたい。次の試合は目の前にあるが、勝った時は素直に喜んでおきたい。負けた時は、いろいろ言い訳を用意しているんだけどね(笑)」
以上
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