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【J1:第16節 川崎F vs 仙台】高畠勉監督(川崎F)記者会見コメント(10.08.01)

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8月1日(日) 2010 J1リーグ戦 第16節
川崎F 3 - 2 仙台 (19:03/等々力/16,326人)
得点者:24' 関口訓充(仙台)、27' フェルナンジーニョ(仙台)、40' ジュニーニョ(川崎F)、60' 黒津勝(川崎F)、84' 谷口博之(川崎F)
スカパー!再放送 Ch183 8/2(月)前10:00〜
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●高畠勉監督(川崎F):
「今日のゲームは仙台さんを迎えて、夏場の3連戦目という事で、コンディショニングが厳しい戦いになるだろうと。ホームのサポーターの力を借りてしっかり勝点3を持って帰ろうと選手たちを送り出した。3試合目という事で疲労感があるのか、ちょっと動きが重いなという印象で、前半の早い段階に2失点したというのは非常に反省すべきではないかと思う。苦しい展開となったが、選手たちは本来のうちの攻撃力をいかんなく発揮してくれて、しっかりと3点獲って逆転したというのは、点が獲れていなかったので明るい兆しかなと。中断以降は、失点を減らすというのが課題だったが、2失点してしまったので、もう一度しっかり修正をかけていきたいと思う。今日の苦しいゲームが等々力のホームゲームでよかったなと思った。選手たちは一生懸命戦ってくれているが、自分たちで苦しい展開にしてしまった。それをいつも支えてくれているサポーターのパワーに感謝している」

Q:谷口選手への指示は?
「前の2試合で非常にハードワークしてくれていた黒津が、3試合目ということもあり、後半点は獲ったものの疲れが見え始めていた。谷口をそこに入れ、前線で体の強さを活かし、競り合いのところでと。彼はゴール前でいい得点力があり、しっかりとゴール前に飛び込んでくれる。ハーフタイムに、攻撃面ではサイドから慌てずに崩していこうという指示を出していたので、後は中で決めてくれる選手が欲しかった。黒津の疲れを見て、谷口に点を獲ってくれという事を伝えました。そこでしっかり答えてくれたタニのパフォーマンスには非常に満足している」

Q:3得点しましたが、テセ(鄭大世)が抜けたあとの攻撃面での手応えは?
「うちの速いカウンターは、夏場なのでコンディション的に苦しいところはあるけれど、スピードの速い選手がいるので、そこのところは生かせているのかなと。あとは引かれた相手に対する崩し方、というところだが、そこはずっと課題。サイドから崩していくという、意図のあるポールポゼッションからの仕掛けというところは…。この中断以降も苦しい展開になっているが、見られてはいるから。あとは決めるだけ、というところで決定力のところは相手も体を張って守っているので、そこを打ち破るパワーとスピード、そして気持ち、気迫が大事だという話はしている。テセが抜けたあとのうちの攻撃のバリエーション、彼のフィジカルの強さを活かした強引な競り合いとか、シュート力というところはなくなったが、逆にモビリティーを活かした攻撃。引かれた相手の時だが、そういうところに手応えは感じている」

Q:高畠監督の横断幕の寄せ書きはご覧になったか?
「近くでは見ていないです。最初に見たのはファン感の時でしたが、最初自分とは気がつかないくらい、非常にいい出来だと思う。男前に作っていただき、最初自分とは気がつかなかった。新体制のときにも高畠フロンターレとコールしていただき、等々力ではそのようなコールをいつも頂いているので、サポーターの熱い思いというのは非常に感じている。ファン感の時も感じたんですが、ああいう形で期待されているだなという事が身に染みて伝わっている。それにうちのサポーターは日本一のサポーターだと思っているので、なんとか日本一にしたいという事で選手と一丸となって戦っている。なんとかその思いに応えたいと思う」

Q: 3点目は高畠監督の中でどういうゴールだったか?
「欲をいうと、3人目の動きでサイドを崩し、そのクロスを中で谷口が決めてくれる、というのが理想だったが、レナチーニョのドリブル突破からシュートというのは彼の持ち味の一つだし、ああいった形の谷口のゴール前での反応。匂いを嗅ぎ分ける力というのは彼の本来の力だと思うから、そこのところは期待して送り出した。狙いとするサイドからの崩しで谷口が決めるという形ではなかったが、個人の特徴が出て、逆転できたのでよしかなと思う」

Q:交代のタイミングは、追いついた事で行った交代だったのか。それから谷口の交代も、80分過ぎという時間。もう少し早くという事も考えていたと思うが、あそこまで待った理由は?
「稲本の交代は、正直立ち上がりからパフォーマンス自体が良くなかったので。ディフェンスラインのところもそうですが、集中力の欠けたプレーもあり、負けていたので早い段階で交代は考えていましたが、夏場の3連戦という事もあり、もうちょっと引っ張りたいと。今出ているスタートのメンバーが、ハーフタイムを挟んで、ちょっと復活してもらえるという事を信じていたので。あとは流れを見て、パフォーマンスを見て代えようと思っていた。イナのところは、同点になったところで、仙台さんも出てくると思ったので。1枚のアンカーの形にしていたので、ディフェンスのところでかなりハードワークだったこと。あとはディフェンスラインで前半から疲れているのかな、というパフォーマンスだったから。しっかりとその前で横山にアンカーとして機能してもらいたいと思った。同点になったのでさらに畳み掛けて点を獲りに行ったが、まずディフェンスラインの前でしっかりと横山に守備を管理してもらいたいと交代した。谷口はもうちょっと早くてもいいのかなというのはおっしゃるとおりだが、彼は本来ボランチのポジションで、ワントップで前線に張らせるというのは本来トレーニングしていない形だったから。中盤明けはトップ下で出たりしていたが、今回は前線のトップで頑張ってもらいたいということだったので、彼本来のポジションではないところで要求するにあたり、残り15分からと思った。ただ黒津のパフォーマンスもまだなんとかなるかというところだったので、ギリギリまで引っ張って残り10分ならそういう狙いのところで谷口もやれるかと思い、そうした」

Q:谷口が逆転ゴールを入れてボランチに下がるという発想は予定通りだったか?
「選手がホント、自分の力を発揮してくれたと思います」

以上
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