スカパー!生中継 Ch185 後06:50〜
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9試合ぶりに黒星を喫した東京Vにとって、今節の重要度は極めて高い。J1昇格のためには「連敗だけは絶対にしてはダメ」と、川勝良一監督もきっぱり断言する。昇格争いに名乗りを上げるに相応しいチームなのか。チーム力を試す絶好の機会となりそうだ。
その大事な一戦だが、東京Vは川勝監督をベンチ入り停止処分で欠いて挑まなければならない。しかし、「ピッチでプレーするのは選手。瞬間瞬間の判断を選手たち自身でやることは、指揮するのが誰でも全く変わらない。むしろ、選手的には一層モチベーションが上がって、勝ちたい気持ちが強まると思う」と、指揮を執る冨樫剛一ヘッドコーチは意に介する様子もない。また、選手たちも、「ベンチにいないのは淋しいけど、スタンドの上の方からじっくりチェックされてそうで、逆に緊張する」(高橋祥平選手)、「直前まではやるべきことの指示やモチベーション作りはやってくれるはず。ベンチにいなくても、一緒に戦ってくれているのはわかるので、心強い」(佐伯直哉選手)など、決してネガティブには捉えていない。前節、退席処分を受けるほど抗議した姿を見て、キャプテン・富澤清太郎は「俺たちのために、あそこまで闘ってくれた監督には、心の底から『ありがとう!』と思っている」という。そして、「みんな、口には出さないけど、監督の気持ちに必ず応えたい、と思っているはず」と、チーム全員の思いを代弁した。今節も、1試合、1勝に強くこだわる東京Vサッカーが見られそうだ。
前節の敗戦を受け、「パスワークが機能したり、ビルドアップできて変化がつけられている、自分たちの時間帯の時に、イージーミスをしないこと」(川勝監督)を課題とし、トレーニングを積んできた。ここ2試合の傾向として、早い時間での失点が挙がる。「立ち上がり悪くないのに、一瞬気を抜いてしまうところがある。リズムが良いまま、相手に来られたところで、1本目で決められてしまった。寄せの甘さなど、『やられないだろう』という思いが招いた失点。意識を変えれば改善できる」と、GK土肥洋一は話す。自分たちがぺースを握っている時こそ、より集中力を高めたい。
攻撃面では、2試合連続で2得点と、少しずつ得点力が上がってきた感がある。そして今節、2試合の出場停止が明け、河野広貴がピッチに帰ってくる。攻撃に、さらにアクセントが加わるだろう。出場停止期間中も常に調子が良く、試合に出たい気持ちを溜めこんできた。好調をキープしたまま迎える待望のゲーム。「2試合休んだ分、頑張りますよ。楽しみにしてて下さい!!」と、河野は活躍を誓った。また、川勝監督へも、自ら「絶対点決めます!」と、高らかに宣言。すると、監督から「最近見てても、シュートのコースが良くなった。多分入るよ」と、逆に太鼓判を押される一幕も見られた。この言葉で、河野もさらに自信を深めたに違いない。予告ゴールなるか?期待してみたい。
そしてもう一人、強い得点意欲に燃えているのが、高木善朗だ。前節、Jデビューを飾った1学年下の南秀仁がいきなり初ゴールを決めたことに、刺激を受けないはずはない。「今までは、まずとにかく『試合に出たい』だった。でも、本気で『点を取ること』に目標を切り替えていかないと、プロになるには失格」と、17歳は強い口調で自分に言い聞かせていた。奮闘ぶりに注目だ。
一方、アウェイ岐阜は、前節に3位の千葉を倒し連勝中。今季初の3連勝を目指す。中断明けから2勝2分1敗と好調だが、その要因は、毎試合しっかりと得点を奪えていることではないだろうか。前節、右サイドに入った187cmの長身・西川優大は、ダイナミックなドリブルやペナルティエリア内でターゲッターとなって、ゴールを狙う。また、ゲーム終盤になっても衰えない嶋田正吾の走力は、相手の足が止まった時間帯で岐阜が再び勝負を仕掛ける際に、より大きな効果を発揮する。特に、今節の相手・東京Vは運動量豊富なチームだけに、彼のスタミナは必要不可欠だろう。そして、最も好調と言えそうなのが押谷祐樹だ。一本で決定機を作れる展開力、精度の高いパス、自分からの仕掛けなど、多彩な形でチャンスを作れる選手だ。彼が、いかに高い位置でボールに絡めるかが、岐阜にとって1つの大きな鍵となりそうだ。
倉田安治監督は「大事なのは、掴みかけている自信を掴んでしまうこと」と話している。その意味でも、前半戦で完敗した東京Vは、申し分のない相手と言えよう。撃破し、真の自信を手に入れたい。
ところで、この試合の前に、同じ西が丘サッカー場で、日テレ・ベレーザの公式戦がダブルヘッダー開催される。(日テレ・ベレーザvs浦和レッズレディース 15:00キックオフ)
東京Vvs岐阜戦のチケットを購入すれば、無料で観戦できる。普段、なかなか女子サッカーを生で観るチャンスがない方も少なくないだろうが、ぜひこの機会に、なでしこリーグの首位攻防戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上
2010.08.28 Reported by 上岡真里江













