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【J2:第35節 熊本 vs 岡山】影山雅永監督(岡山)記者会見コメント(10.11.20)

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11月20日(土) 2010 J2リーグ戦 第35節
熊本 2 - 1 岡山 (17:03/熊本/5,193人)
得点者:12' 片山奨典(熊本)、67' ファビオ(熊本)、90'+3 李東明(岡山)
スカパー!再放送 Ch183 11/21(日)前10:00〜
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●影山雅永監督(岡山):

「お疲れさまでした。これはどこのチームもそうだと思うんですが、我々はリーグの終盤に向かって、少しずつ勝点も拾いながら、右肩上がりにシーズンを終えたいという気持ちで熊本に来たんですけども、そこに実は落とし穴があった。ウチも攻守の切り替えやボールへの寄せというのは徹底していますし、熊本もそういうことをやっているのは知っていました。やはりミスからの失点という前に、そういう部分で立ち上がりから相手を上回れなかったところから、必然的にミスが生まれて失点につながったのかなという気がしています。選手達も必死に追いつこうと努力はしてくれたんですが、セットプレーからの2点目が痛かったですね。
ただ、ロスタイムに1点取るというところまで90分間最後まで戦う姿勢は見せましたので、残り3ゲーム、プレッシングや寄せ、切り替えという我々がずっと続けていることを、このまま終わるのではなくてもう一段上げて、シーズンの残りを戦えるように、コンディショニングも含めてしっかりと準備をして、次のゲームに臨みたいなと思っています」

Q:早い時間帯の失点が続いていますが、何が問題で何を改善すべきだとお考えですか?
「先週のゲームで我々も13分に失点して、熊本も4分ぐらいに失点しています。同じ課題を抱えていましたので、今日のゲームは立ち上がりが非常に重要だと、相手も来るしウチも行かなければいけないというふうに送り出した。ただ中盤でのボールの拾い合いになる中で、少しずつ判断やボールへの寄せが遅れるということで、結果的にミスが起こってしまったのかなと。気持ちが入っていなかったわけではなかったんですけれども、その中でも熊本の方がウチを上回っていた。そういうところから生まれた失点だったと思っています」

Q:受けに回ったことでミスにつながったということでしょうか?
「受け身にはなっていなかったと思います。受け身にはなっていなかったけれども、ボールを奪うためのアグレッシブさが劣っていたということだと私は認識しています」

Q:そこを変えるのが、先ほど言われた部分を一段上げるということでしょうか?
「このぐらいやっているから、ではなくて、相手を上回らなければいけないんですよね。相手に負けて“俺たちもやったけれど”というエクスキューズをしても、相手が上回っていればやられてしまうわけですから。そこを上回るためにさらにアグレッシブに、しかも判断を伴った中でやっていかなければいけないなと。立ち上がりは特にですね、そう思います」

Q:センターバック陣が少し安定感を欠いているかと思いますが、代えていくことも含めて、どう改善していきたいと思われますか?
「我々のチームは、ミスが起こる回数が多いのは確かだと思うんですよね。ただ、そのミスが起こった後に、周囲の選手に何ができるのかという部分を高めないといけないなと、私は思っています。何かをやろうとして起こるミスというのは本人も一番理解していますし、責めても仕方ない部分がありますから、各選手が能力を上げること、周りがカバーすること(が大事)。それでもパフォーマンスを発揮できない時には、もちろん交代も含めてコンディションのいい選手を使いたいなと思います」

Q:中2日で富山戦となりますが、どういう部分を高めて、あるいはやり直して臨みたいとお考えでしょうか?
「もう中2日ですからね、落ち込んでいる暇もないですし、ここをこういう風に改善してというのは、中2日では難しい部分があります。もう一回、“これぐらいでいいだろう”ではなくて、相手を上回るような、そういう強い気持ちで戦う準備だけは、しっかりやりたいなと思います」

Q:李東明選手を後半途中に入れましたが、この時間まで引っ張った理由は?
「ハーフタイムに、前半と同じような入り方はするなと、もう1度自分たちでボールを奪ってアグレッシブにということを必ずやれと言って送り出しました。そういう入り方をすると15分位はバタバタするもので、小林が左からのクロスを入れたり、20分ぐらいになってやっとボールが動き出した。ただ、2点目が入ったことで何か手段を講じて、得点を取りに行かなければならなかったということですね」

以上
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