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【J2:第35節 富山 vs 栃木】安間貴義監督(富山)記者会見コメント(10.11.20)

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11月20日(土) 2010 J2リーグ戦 第35節
富山 0 - 3 栃木 (19:34/富山/2,584人)
得点者:58' リカルドロボ(栃木)、64' リカルドロボ(栃木)、84' 崔根植(栃木)
スカパー!再放送 Ch183 11/21(日)後00:30〜
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●安間貴義監督(富山):

「前節の熊本戦で引き分けて、久しぶりにホームで勝ちたいと1週間の練習に取り組んでゲームに挑んだ。思い描いていた結果にならず残念。スタジアムに駆け付けていただいたみなさんに勝点3をプレゼントできず悔しい。
前半はスカウティングの通りに相手に対して抑えるべきこと、やるべきことができていた。ハーフタイムに流れが止まった時ほどピンチだぞ、と注意していたが、わかっていてやられてしまうのは力の差があるからだと思う。それはトレーニングで埋めていけばよい。だが、今季の慢性的な課題でもあるのだが、1点奪われた後に金縛りにあったかのように動きが慎重になってしまう。それは変えていかなければ。
また、精いっぱいやったのであれば、試合後には負けても胸を張ってスタンドにあいさつできるようにしてほしい。文句を言う人もいれば、現状を受け止めて応援してくれる人もいるように、関心をもってくれることはありがたいこと。そういう立ち振る舞いも覚えていってほしい。
11月に入って勝点4を取り、連敗もしていない。中2日ではあるが次の岡山戦での勝点を狙って準備していきたい」

Q:前半は良かったが、90分もたない。その原因は?
「走れないことはないと思う。前節は走るチームの熊本に暑い中で走り勝っている。走れるかどうかのメンタリティーの部分で、ホームだと神経質になるのか体が動かせなくなっていると感じる。どちらかといえば、アウェイの方がアグレッシブにプレーできている。ホームで慎重になっちゃっているのは気になる点だ」

Q:ルーキーの森選手が初出場・初先発だったが、プレーをどう見たか?
「前半は相手がダイレクトプレーで2トップに入れるところを消しながら、パウリーニョ選手を見ることがうまくできていた。積極的に前方へのパスを狙うのが彼の特長だが、無理して狙っている場面もあった。パスが通らない時にジャッジを変えて次のプレーができるようになってほしい。また、10人になった時に横のスライドついていけなくなっていた。出場して初めてわかることであり、修正してほしい。次を期待している」

Q:若手や出場機会の少なかった選手を起用した狙いと、その手ごたえは?
「選手全員を見て、可能性を探っている。試しているので出場選手が増えている。新しいポジションにトライしている選手もいるが、縦の連係などで向上がみられたし、個々の持ち味も出してくれている」

Q:来季以降の監督続投が決まったことについて、ひとこと聞かせてほしい。
「Jリーグのチームが数限られている中で監督を任せていただけることは光栄。このように厳しい状況はわかって引き受けており、少しでもチームが上向けるように、3年とはいわず1年、1年、精いっぱい取り組みたい」

以上
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