11月23日（火） 2010 J1リーグ戦 第32節
大宮 2 - 2 神戸　（17:03／ＮＡＣＫ／8,979人）
得点者：14' 朴康造（神戸）、67' マト（大宮）、77' オウンゴ−ル（神戸）、85' 石原直樹（大宮）
スカパー！再放送 Ch308 11/24（水）後05:00〜
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●村上和弘選手(大宮):
「チョンスが持ったら外を回るように指示が出ていた。クロスはねらい通り。（石原）直樹も見えていたし、いてほしいところにいてくれた。気持ちの部分で負けるといろんな部分で差が出てくる。セカンドボールというのは気持ちの強いほうに転がってくる。シュートコースに入るとか、1対1を粘り強くいくとか、気持ちや戦う部分ではだれも手を抜いていなかったから、2回リードされても追いつけた。引き分けでも負けるよりはいい。引き分けまで持っていけたことを前向きにとらえたい。残り2試合、勝点6をねらっていく」

●藤本主税選手(大宮):
「2回リードされて追いつけたのは評価できる。前半の終りからセカンドボールを拾えるようになって、そこから流れが良くなった。相手のサイドが弱点というのもあったので、中で縦の関係をしっかり作って、そこから外に出して勝負という形ができた。神戸が最初から飛ばしてくるのは想定していた。絶対に後半に落ちるのも分かっていたので、そこは90分の中で戦おうと話していた。セカンドボールを拾ってから大きな展開も出て、サイドのスペースも使えていたから、点を取れそうな気はしていた。セットプレーももちろんチャンスになると思っていたし、ああいう感じで2点目を取られるとは思ってなかったけど、その中でもしっかり戦えたと思う。最後まで何があるか分からないし、次のホーム最終戦はサポーターの前で良い形で終わりたい。その準備をしっかりしたい」

●北野貴之選手(大宮):
「勝ちに等しい勝点1だと思う。本当に苦しかった。でも1点取られても1点返すという強い気持ちが11人にあって、ベンチ、サポーターの皆さんの後押しがあったからだと思う。今日(残留を)決められれば一番良かったけど、上(の順位)を目指している中で、次に勝って終われれば、ホーム最終戦だし良いのかなと。次節は新潟戦で、自分にとっては古巣で、なかなかこういうシチュエーションではできないと思うし、最高の状況なので、楽しみながらチームでかみしめたいと思います」

●石原直樹選手(大宮):
「非常に苦しい試合でした。引き分けという最低限の結果を出すことはできたので、次につなげていきたい。(リードされた場面での交代出場で)まずは追いつくこと、それから勝ち越すことを意識した。相手がリードしている時間が長かったので、本当に難しい試合だった。神戸の勢いに押された部分もあったが、チームでいろいろ対策を立てていたので、落ち着いてゲームを運ぶことができた。相手に勝点3を取らせなかったのはテーマであった「粘り強さ」が出たから。(得点の場面は)ショージさん(村上選手)から良いボールが来たので、落ち着いてゴールに入れるだけだった。ピッチに入るときにゴールはイメージしていた」

●宮崎泰右選手(大宮):
「天皇杯とは違った雰囲気で、少し緊張しました。自分の持ち味をしっかり出していこうと思ったけど、あまりできなかったのは反省点。もっとはっきりしたプレーをしなきゃいけないと思って、中途半端なクロスとかも、時間帯を考えたらやっちゃいけないと思うし、あの時間帯だったら自分でどんどん仕掛けて、最後はシュートで終わったり、コーナーキックを取るようなプレーをしていかなきゃいけないと思いました。自分の持ち味のスピードを生かしたドリブルを監督からは求められていると思うので、それをしっかり出してチームに貢献できればと思います」

●河本裕之選手(神戸)：
「2点取って、2失点してしまって、申しわけない。2失点目をしっかり抑えられていれば……。次はしっかりやりたい。2点目をリードしてからは、引いたらやられると思っていたので、(それまでと)変わらず、でもリスクはおかさないように意識していた。FC東京の結果云々より、勝つしかないので。次は勝たないといけないので、チャレンジャーというか、もっと積極的に攻撃も守備もやれれば」

●三原雅俊選手(神戸)：
「エジミウソンが入って、中盤でセカンドボールが拾えるので、そこからしっかり攻撃につなげようと意識した。リードしていても、守備だけでなくもう一点取れるように、みんなで意識してやれれば良いと思う。FC東京が勝ったのは知らなかった。僕は試合に出られるだけでモチベーションが高いので、そこはあまり気にならなかった。もっともっと、ファーストディフェンスだったり、攻守の切り替えだったり、相手より出足を速くするとか、そういう小さなところの積み重ねで押し込まれていった。逆にリードしているとき、もっともっと切り替えやファーストディフェンスをやれれば、もっとポゼッションできると思う。2点目をリードしてから、大宮がペースを上げてきて、それでカウンターが良い感じに決まればいいかなと思いましたけど……。セカンドボールをもう少し拾えれば、こっちのペースにできたのかなと思います」

●宮本恒靖選手(神戸)
「バーに助けられたり、オウンゴールだったり、こっちに運が味方してくれてる部分もあったが……。残り2試合しかないので、気持ちを落とさずやっていくことが大事。残念に思ってる選手が多いけど、まだ終わったわけじゃないし。負けたくないという気持ちを出してサッカーをしてしまうと消極的なプレーにつながるので、相手のボールを奪いにいくこと、ゴール前に躊躇せず攻め上がる、そういった積極性が点につながっていくので、残り2試合諦めず、そこを意識してやっていきたい」

以上