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【AFCチャンピオンズリーグ2011 杭州 vs 名古屋】プレビュー:2年ぶりとなるアジアの舞台にJリーグチャンピオン・名古屋が登場。前人未到の偉業への挑戦がいよいよ始まる。 (11.03.01)

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3月1日(火)AFCチャンピオンズリーグ2011 杭州 vs 名古屋(20:35KICK OFF/杭州)
試合速報 | チケット情報 | ACL特集
TV生中継:BS朝日にて20:30〜22:35
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15年ぶりのFUJI XEROX SUPER CUP制覇の歓喜も束の間、名古屋が次なる大会の幕開けを迎える。今季の大目標である国内外の2冠達成。その一翼を担うAFCチャンピオンズリーグの初戦である。2009年の前回大会では予選グループリーグで中国の北京国安、韓国の蔚山現代、そしてオーストラリアのニューカッスルと同組となり、ハイレベルな組と呼ばれたが、今回はさらなる難関となる。中国スーパーリーグ(SL)4位の杭州緑城、韓国KリーグチャンピオンのFCソウル、そしてプレーオフを勝ち抜いた中東UAEのアルアインである。この組み合わせは今大会中でも屈指の“死のグループ”。頂点への道はいきなり険しいものとなった。

初戦の相手、杭州緑城は中国SLに2007年より参戦した新鋭チームだ。昨季のリーグ戦でクラブ史上最高の4位に滑り込み、ACLの出場権を得ている。チームの中心人物は現中国代表DFで、代表でもチームでもキャプテンを務める杜威。187cmの長身を生かした守備が持ち味で、昨年の東アジア選手権でも中国代表の優勝に貢献し、大会MVPにも選ばれている。チームは昨季から外国人選手を大きく入れ替えているが、そこで変わらぬ前線の柱として君臨するのがホンジュラス人ストライカーのラミレスだ。190cm、88kgの巨漢で、昨季の中国SLでは14得点を挙げ、得点ランク2位につけた。34歳のベテランFWはセットプレーでも脅威となることが予想される。昨季3得点を挙げている杜威とともに、名古屋のDF陣にとっての要注意人物となるだろう。また、DFアダム・グリフィスは2009年のACLではニューカッスルの一員として名古屋と対戦しており、その時の経験を生かした対策を練ってくることも考えられる。その他にもウルグアイ人3選手を新加入として迎え入れており、彼らのフィット次第では手強い相手となる可能性は十分だ。

しかしながらFUJI XEROX SUPER CUP2011から中2日での戦いとなる名古屋の敵は、相手ではなく自分たちだ。コンディショニングはもちろんのこと、鹿島との一戦で見えた課題を克服し、2011年版名古屋のスタイルを習熟していく作業が現在の懸案事項。逆に言えばそのスタイルを突き詰め、完成に一歩でも近づけることで、勝利への道はおのずと見えてくる。まず取り掛かるべきは新たな攻撃のバリエーションの確立だろう。

鹿島との一戦で特徴的だったのは、名古屋の前線サイドの選手が積極的に中央へと進出してくることだった。狙いは中央突破とサイド攻撃の活性化。玉田圭司、金崎夢生、ケネディの3選手に加え、藤本淳吾が加わりテクニシャンの増えた前線は、狭いスペースを細かいパスワークで突破する能力を備える。彼らのコンビネーションでDFラインを突破し、ゴールに一番近い位置からシュートを打つという攻撃は、昨季までの名古屋にはなかったものだ。3トップのウイングが中に絞れば、サイドバックのオーバーラップするスペースも空く。ゴール前に詰める人数も必然的に増え、代名詞であるサイド攻撃はさらに破壊力を増すという好循環が生まれるのである。

あらゆる大会において重要になってくる「入り」の1試合。いきなりの過密日程でしかもアウェイとなったが、名古屋に臆するところはまったくない。お互いに情報の少ない中で戦うACLは国内リーグ戦よりもオープンな展開になることが多く、その意味でも攻撃的なチームにとっては相性が良い。2度目のACLでのスタートダッシュ、そして3日後のJリーグ開幕戦への勢いをつけるためにも、名古屋は全力で勝ちを狙いに行く。

以上

2011.02.28 Reported by 今井雄一朗
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