開幕まで1週間を控え、2月27日に大分市内のホテルで大分トリニータ後援会主催による激励会が行われた。会場には250名のサポーターが集まり、今季初めて公の場に選手、スタッフが勢揃いしたとあって“大分版キックオフカンファレンス”は盛り上がった。
昨年のオフに続き、中心選手が相次いでクラブを離れ、11人の若い選手が加わり、平均年齢は22.3歳。J38クラブで最も若いクラブとなり、田坂和昭新監督も39歳とフレッシュな顔ぶれである。馴染みの選手が少なくなったクラブに対し、サポーターはどのような反応をするのか見ていたのだが、家族愛あふれる“トリサポ”はウエルカム・ムードをガンガン醸し出し、サイン会や写真撮影で新加入選手との交流を深めていた。
今季はユニフォーム・スポンサーが、06年以来5季ぶりに胸、背中、袖、パンツの4パーツ揃い、幸先の良いスタートを切っている。また、大分県が本拠地・大分銀行ドームの使用料を全額免除する支援に意欲を示し、県民、企業、行政の「三位一体の応援体制が整った」(広瀬勝貞 大分県知事)。
大分フットボールクラブの青野浩志社長は「我々にできることはピッチで結果を出すこと。若い選手が多い新生トリニータがピッチで躍動する姿を見てほしい」と語り、田坂監督は「若さを武器にテーマである走力で戦い、アグレッシブなサッカーをしたい。若さゆえに鍛錬しないといけないが、日々精進してシーズンが終った時には、トリニータはいいチームになったと言われるチームになる」と決意を語った。昨季もクラブの経営問題に注目が集まり、ピッチ外での話題が先行していただけに、選手にスポットが当たるシーズンになってほしいものだ。
この日は、不在だったキャプテンの発表もあり、4月で33歳になる宮沢正史が新キャプテンになることが決まった。激励会前の練習後に監督に呼ばれ、「スタッフミーティングで決めたから」と言われ、二つ返事で引き受けたという宮沢選手。これまで小・中・高校ではキャプテン、大学では副キャプテンを務めてきたが、プロ11年目で初のキャプテンである。「目標はJ1昇格。そのためにはチームがひとつにならないといけない。誰一人外を向くことなく、同じ方向に向かっていけるチームにしたい」と決意表明。「今季のチームは前線に個性豊かな選手が揃い、バリエーションも多い。パサーとして彼らの能力を引き出したい」とプレーヤーとしてもチームを引っ張る。激励会終了後には、選手だけの決起集会を開き、開幕を前に選手は一つにまとまったようだ。
大分の今季のスローガンは『SORYOKU戦 総力×走力』。選手、スタッフ、そして県民、企業、行政が1つなり、走力で相手を上回り、アグレッシブなサッカーを展開してくれるはずだ!
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2011.03.01 Reported by 柚野真也
J’s GOALニュース
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