5月7日（土） 2011 J1リーグ戦 第10節
名古屋 1 - 1 清水　（15:04／瑞穂陸／11,559人）
得点者：8' 玉田圭司（名古屋）、18' アレックス（清水）
スカパー！再放送 Ch182 5/8（日）前08:00〜
☆totoリーグ
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●玉田圭司選手（名古屋）
Q：リーグ戦復帰2試合連続のゴールでしたが？
「チームが勝てなかった事が残念です。自分は当てただけですし、永井を褒めた方が良いと思います」

Q：試合を通しての印象は？
「終盤に疲れが出てしまった事が自分の課題だと思います」

Q：勝てなかった要因は？
「チーム全体に疲れが見えました。それでも、そういう時でも粘って勝たなければ、強いチームにはなれないと思います。連係もまだまだですね」

●楢崎正剛選手（名古屋）
Q：失点シーンについては？
「凡人以下のプレーをしてしまいました。自分のミスです、言い訳はありません」

Q：ここ数試合、バックパスのシーンが増えているようにも感じますが？
「前へボールを運べない場面では後ろへ一旦戻す、いつも通りのプレーです。それが多いのか少ないのかは自分ではわかりませんが、それでも自分の位置でミスをすればもう後ろがいない、直接失点に繋がるだけに、絶対にやってはいけないプレーでした」

Q：相手の前線からのプレスもきつかったように思いますが？
「その状況でもチームとしてプレーできる自信、技術はあると思っています。それに、前から来てくれた方が攻撃に転じやすかったり、この前の杭州戦のように引かれた相手でのやりにくさもあります。一概には言えないと思います」

Q：ご自身にとってJ通算450試合目のゲームでしたが？
「特別な思いはありませんが、自分でその試合に華を添えられなかった事は恥ずかしく思います。また次、頑張ります」

●藤本淳吾選手（名古屋）
Q：古巣・清水との対戦でしたが？
「勝てなくて残念です。清水はメンバーも代っていますし、全く新しいチームだと思い、特別な感情はありませんでした」

Q：戦ってみての印象は？
「相手の事よりも、自分達の体が重たく、その事の方が心配でした」

Q：ボランチでの出場が続きますが？
「ミスがいくつかありました。攻撃に参加出来ずもどかしい面もありますが、あの位置で上手く試合を作れれば良いかと思います。もう少しボールを触るよう努力したい。試合中は、ここというタイミングで前線へ上がる事を考えながらプレーしています」

Q：引き分けという結果については？
「今日は大きなチャンスが何度かありましたし、あとは最後の精度の問題です。あそこを決めていればという話になってしまいますが、失点についても自分達の問題ですし、自分達で修正できると思っています」

●永井謙佑選手（名古屋）
Q：先制点へ見事なアシストでしたが？
「上手く相手のパスをカットし、あとは玉さん（玉田選手）が合わせてくれました」

Q：狙っていたのでしょうか？
「相手のパスが弱かったので、行けるかなという思いでチャレンジしました。あとは前にスペースがあったのでドリブルを仕掛けました」

Q：シュートの選択肢は？
「相手のディフェンスが2人付いていましたし、1回止まったところで逆サイドに玉さんが見えましたのでセンタリングを選びました。少し距離があった分、上手く上げられたと思います」

Q：勝点3を逃した原因は？
「追加点を決められなかった事が一番の課題かなと思っています」

●小川佳純選手（名古屋）
Q：今日の試合はいかがでしたか。
「勝ちたかった試合だったんで。残念です」

Q：今日も小川選手はよく走っていました。
「チャンスはあったんで、1失点はしょうがない。2点取らないと勝てない試合が多いと思うんで。2点目を取れなかったのが、痛かったです」

Q：ご自身にも惜しいチャンスもありました。
「そうですね、そこはもうちょっと、決定力が足りなかったです」

Q：相手のDFラインは非常に高かったので、攻撃としては攻め手も見つけやすかったのでは。
「今日は勝たないといけない相手だったので、途中から入ってくる選手も含めて、もうちょっと決定力を上げていかないと。1点じゃ勝てないと思います。しっかり2点目を取れるようにという意識でやっていきたいと思います」

Q:タイトな日程で、気温も高い中での試合でしたが。
「日程も気候も、相手も同じなので。それは何の言い訳にもならないです。あとは2点目が取れるかどうか、それだけです」

●橋本晃司選手（名古屋）
Q：どのような指示を受けて、ピッチに入ったのですか。
「点を取ってこいと言われたので、決めたかったんですけど。一番最初、玉さん（玉田）とワンツーしてパスが返ってきた時にトラップして、相手をかわすイメージをしていたんですけど。完全にトラップミスしたんで、僕の中ではそこがすごく、悔やまれます。たぶん、見てたらそんなにわからないかもしれないんですけど、僕の中では相当なミスでした…」

Q：積極的に仕掛けていく姿勢は見えました。
「仕掛けてるんだけど、時間帯もあるし、みんな上がってこれないから、結局仕掛けつつも、なんか独りよがりになってる部分もあった。あの時間帯って難しいし、細かくパスしてっていうのは僕もやりたいですけど、どうしても、相手も攻めて、そのあとカウンターでっていう流れになっちゃうんで。それは自分にとっては難しいですけど、そこもしっかり、そういう状況でも自分の特徴が出せるようにプレーしていかなくちゃいけないと思う。そういう意味では、ちょっとダメでしたね。運ぶところは運んで、みんなが上がってくるまではキープするとか、自分がうまく作れたらボランチも押し上げられて、クロスが跳ね返されたあとも拾って、また自分たちのボールになって散らしてっていう展開にできたかもしれない。そこを攻め急いだ部分もあったし、僕が元気だったし、元気な選手を裏に走らせるっていうのはあると思いますけど。そのへん、試合の途中から入って、そういうのを作るっていう部分ではあんまりできなかった。それは今日で少し勉強になった部分もある。切り替えて、次にまたチャンスが来たら、得点を決められるように頑張りたいです」

●吉田眞紀人選手（名古屋）
Q：今日は最初のプレーで仕掛けて、いい入り方をしたのでは？
「いや、ダメでしたね。全然でした」

Q：ご自身の疲労はなかったと思いますが、どこか緩い試合展開になりました。
「僕がチームのことを言える立場じゃないんですけど。個人的な部分でもっとしっかりやらないといけないです。何もできなかったです」

Q：今日の反省点は。
「一番はもう、戦えないというところですね。体力がなくなってくると。やっぱり走れないのと１歩が出ない。そういうところがないと、ここでは戦えないです」

Q：相手のDFラインがすごく高かったので、攻撃はしやすかったのでは？
「相手のラインが高いんで、もっと出るべきだと思ったんですけど。ちょっと足元に受けてから出そうとしすぎたんで、そこは臨機応変に、高いと思ったら自分が裏に抜けないといけなかったです。後半はそれが１〜２本出たんですけど、前半からもっと裏に出ることによって、逆に足元で受けやすくなるのかなと思いました。全体的によくなかったですね」

Q：ホームでのACL杭州戦後に「もっと仕掛けないと」と言っていて、それは実行できていましたね。
「前を向こうと思ってたんですけど、前を向いたあとのプレーがまだどうしても。まだ自分では行き切れないところもある。そういったところでのパスの判断とか、シュートの判断とか。前は向けたんですけど、そのあとの判断がダメでした」

Q：今日は前を向いた時には味方に要求する姿も見られました。
「前半は前を向けた時に自分としては裏に走ってほしかったり、前向きなんでアグレッシブなパスも出せたので、そこでアクションを起こしてほしいとは味方に言いましたけど。全部が全部自分の思い通りに動いてくれるわけじゃないんで、かみ合わなかった時に、最善の選択ができなかったというところが反省点ですね」

Q：シュートに絡む場面も今日は多くて、抜け出すところまでは狙い通りのプレーができているのでは？
「いい動きをしても決めないといけないです。やっぱりパサーは僕を見て出してくれたと思うんで、それはしっかりと結果にしないと。使われてる身なので、そうういうことを考えていかないと、試合でパスを出してくれないこともあるんで。そういう細かいところで信頼を勝ち取っていかないといけないです」

Q：今日はシュート、2本でした。動きは狙い通り？
「狙い通り…まあ、来るなとは思ってましたけど。もっとこう、自分から仕掛けて打つってシーンが出てこないと自分が使われてる意味がないと思う。来るボールも大事ですけど、自分から打開してシュートチャンスを作る場面が出てこないと、前目のポジションはできないですよね」

Q：日程的にタイトな試合で、チーム全体としての雰囲気の違いは感じましたか。
「やっぱりずっと出てる人は疲れてると思う。ハードな日程なので。その中で僕みたいにあまり疲れてなくて、若い選手が一番走っていくぐらいじゃないと、チームとしてもいい調子にならないと思う。それができなかったというのは、今の僕のレベルが低いということ。すべての面で通用するレベルじゃないです」

●中村直志選手（名古屋）
Q：気温も上がって、日程的にも厳しい試合になりました。
「フィニッシュで決められなかったというのが、結果に出ちゃいましたね」

Q：相手はかなりDFラインを高めに設定してきました。
「僕らも集中してやれてたとは思いますけど」

Q：少し緩慢な展開になった時間帯もありましたが、体力的な影響も？
「連戦でしたけど、むしろその流れの中でも体は動けてたと思います」

Q：いい形で先制しましたが、その流れをキープできなかったとことがありましたか。
「そうですね。勝たなきゃいけない試合です。もちろん。見ていただければわかると思いますけど」

Q：試合開始から清水はプレッシャーをすごくかけてきました。
「別にそんな印象はないですね。今日に関しては、残念なだけです」

●千代反田充選手（名古屋）
Q：今日の試合を振り返ると。
「そうですね、立ち上がりに僕もミスしたし、ちょっと雰囲気を悪くしちゃったかな、というのが一番大きかったのかもしれないです。あとはやっぱり、プレッシャーが来るのはわかっていたんですけど、けっこうナラさん（楢崎）を頼りすぎてる部分があって。そういうところでしっかり自分でやるという力をつけていかないと、なんでもかんでもナラさんに返していてはナラさんの負担も大きい。シュートもけっこう打たれてますし、そういった意味で申し訳ない気持ちが強いです」

Q：清水は高いプレスを仕掛けてきました。
「プレッシャーと言っても、もうちょっと頭を使ってやればよかっただけなんですけどね。僕が取られた時も、僕が（吉田）眞紀人に動いてほしいイメージと違ったんで、それでプレーが遅くなって。ターンしようなかって思ったら取られた。前に出て来るってことはそれなりにスペースがあるから、そういったところでしっかり正確なキックなりでつなげれば、逆に前に起点が作れる。足元に出すところと、スペースを使って広げたあとに押し上げて起点をサイドに作るとか。そういう部分で、小さいこと、小さいこと、大きいこと、みたいな。大きいことをやったあとにまた小さくつなぐとか。そういうことができなかった。結局プレッシャーが掛かってナラさんに返して、ナラさんもそういう雰囲気で、蹴るばっかりじゃ…とした結果がああいうプレーになった。ほんとはその前で僕らができれば、そんな負担をかけないでよかったのかなって。正直、僕らの責任も大きいと、僕らの責任の方が大きいかなとも思います。例えば僕の代わりに闘莉王が出てれば、ビルドアップできたりしてそんなに負担をかけないと思う。そういった意味では、僕自身ももうちょっと考えてやっていかないといけないかなって思います」

以上