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【J1:第10節 名古屋 vs 清水】ストイコビッチ監督(名古屋)記者会見コメント(11.05.07)

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5月7日(土) 2011 J1リーグ戦 第10節
名古屋 1 - 1 清水 (15:04/瑞穂陸/11,559人)
得点者:8' 玉田圭司(名古屋)、18' アレックス(清水)
スカパー!再放送 Ch182 5/8(日)前08:00〜
totoリーグ
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●ストイコビッチ監督(名古屋):

「今日はハードな内容の試合になりました。引き分けという結果となりましたが、我々のチーム、相手のチームにとっても良かったと思います。後半勝ちにいこうと思いましたが、得点ができませんでした。得点ができなかったということは勝てなかったということです。ただ、総じて見ればいい試合だったと思います」

Q:闘莉王選手がいなかったことで、なかなか最終ラインから攻撃ができないようですが、どのようにご覧になっていますか?
「昨日も申し上げましたが、今日はベストチームで臨みました。ケネディがいない、金崎がいない、闘莉王がいないといって泣いている場合ではありませんからね。ただ、内容は良かったと思っています。決定力、集中力がなく決めることができない、ここが問題だったと思います」

Q:ハードな日程の影響はどの程度あるとお考えですか?
「ハードなスケジュールは好きではありません。ただ、私としては変えることができません」

Q:今日は古巣との対決となった藤本選手ですが、途中からダブルボランチのポジションでした。なかなか苦戦していると思いますが、動きの評価はいかがですか?
「ボランチといっても紙の上だけで、彼自身スペースを見つけ、上がれるエリアに入っていかなくてはいけない。もっとそのような淳吾を見てみたいし、彼はそうすべきだと思っています。さらに期待しています」

Q:プロ選手は自分の出番がきたときに力を見せるのが仕事だと思いますが、せっかくチャンスがきたのに活かせていないようにみえましたが、いかがでしょうか?
「そうですね、期待に応えきれていないですね。ベンチから出てきた選手はゲームを変える、全てを変えるだけの仕事をしなくてはいけない、もちろん結果も変えないといけない。そういうところが見えませんでしたね」

Q:それは技術なのか、精神なのか、両方なのか。どのように思われますか?
「わかりませんけれども、精神力、メンタリティーではないでしょうか。メンバーに入っただけでは十分ではありません。やはりピッチに入ったら、しっかりとチャンスを作って勝ちたいという気持ちを出していかないといけないのですが、結果的に得点がなくて勝つことができませんでした。そういった部分で今日は代償を払ったと思います。ただ、救われたのは後半に相手のシュートがポストに当たったことです。あれが決まっていれば負けていたと思います。ゲームとトレーニングはまったく違うものです。我々のチームでトレーニング中に美しいプレーや素晴らしいパフォーマンスが見られますが、それはあくまでトレーニングであって、肝心なゲームでそれを出さないといけないと思います。
しかし、満足しているのは戦う気持ちが今日はみんな出ていたと思いますし、勝つためにハードに頑張っていたと思います。ただ、得点がないと勝つことができませんよね。チャンスがあっても決めることができなかった。引き分けという結果が妥当だったのではないかと思います」

以上
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