7月24日（日） 2011 J2リーグ戦 第22節
Ｆ東京 5 - 0 熊本　（18:34／国立／18,195人）
得点者：44' ロベルトセザー（Ｆ東京）、48' 羽生直剛（Ｆ東京）、67' 谷澤達也（Ｆ東京）、73' 徳永悠平（Ｆ東京）、87' ルーカス（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch183 7/25（月）前05:00〜
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●谷澤達也選手（F東京）
「PKは、カジ（梶山陽平）がいく感じだったけど、『俺がいきたい』と思っていたので蹴られせてもらいました。かなり緊張しましたけどね。（パフォーマンスは）すいませんという気持ちでやりました。前回が、ちょっとあまりにひどかったので。試合前に、ヤス（今野）から『長友がお辞儀なら日本人は土下座だろ』と言われたので。別のパフォーマンスもあったんですが、今日は土下座のほうがいいだろうということでそうしました」

●今野泰幸選手（F東京）
「今日は１人少なくなってもプレスをかけていった。シンプルにプレーして隙を狙うことを意識していた。点を取ることも緩めなかったし、相手の隙も狙い続けていたのでよかった。崩せたことは自信にしていいと思う。ただ、コレを続けていくべきだと思う。
（谷澤とのパフォーマンスは）あいつが巻き添えにする。でも、そうやってパフォーマンスをするということを周りに言うことで逆に自分にプレッシャーをかけたんじゃないですか？　ただ、パフォーマンスは僕が考えました。ユウト（長友）がお辞儀なら、やっぱり土下座だろと思ったので。別のパフォーマンスもあったらしいけど、これからも続けてほしいですね。ユウトは世界で広めているけど、谷澤には東京でそれを広めていってほしい。ただ、（一緒にやると約束していたので）決めた瞬間、俺のところに来てほしかったんですけどね」

●羽生直剛選手（F東京）
「取りたいという気持ちはあったけど、自分の仕事をやってからという面もあった。僕自身は、チームにとって有益な選手でいたいので。セザーのPKにも絡めたし、谷澤が決めたPKでも１人マークをつることができた。僕の中ではそれが大きい。やればやるほどわかってくるし、あのポジションの楽しさも増してきた。（ゴールは）今野のボールには特殊な回転がかかっていましたけどね。消えたくはなかったので、オフサイドにならないところで上手く駆け引きをしたりして狙っていた。そういう部分がおもしろい」

●ルーカス選手（F東京）
「以前から梶山との息が合っていたし、連係も取れていた。５０％は彼のゴール。自分が戻ってきたことを、多くのサポーターの方たちが心良く迎え入れてくれた。それをうれしく思う。今日来ていた、家族のためにもゴールを決められた。チームはいい状況にあるから、どんな出場の仕方でもかまわない。このままトップを走り続けたい」

●長沢駿選手（熊本）
「どこを考えて、どこを修正していいのかもわからないぐらい、これまで味わったことのない敗戦だった。F東京は繋ぐ能力が一人ひとり高かった。とにかくレベルが高い。こんな負け方はしたことがないので、ゆっくりと考えたい。熊本は１１人で１００パーセントプレーしないといけないチーム。それを取り戻していきたい」

●根占真伍選手（熊本）
「（PKの場面は）とにかく相手に自由を与えないように体をぶつけにいった。横からだったのでファールじゃないと思ったが、チームに迷惑を掛けてしまった。F東京はボール回しがうまい。立ち位置もいいので、取れたときに繋ぐ選択をしなければいけなかった」

●南雄太選手（熊本）
「行くといなされるし、引かざるを得ない状況になった。センターバックの２人が抜群にいいと思いました。余裕もあるし、それにプレッシャーに行かなければ、持ち出されてしまう。もちろん、みんな一人ひとりがうまいけど、柏ぐらいのインパクトはある。ちょっとうちは情けなかった。熊本で一度対戦しているから、相手も対策を練ってきていた。ほとんど前線の選手もフリーで飛ばせていなかった。それによって競り勝てなくても、いいところにボールを飛ばせないようにしていたことは感じた。切り替えてやるしかない。自分たちがやってきたことを見失わないようにしたい。次で半分だし、ここから先が大事。単純なことだけど、相手よりも走らなければ勝てない。球際もきっちりいかないと。それができないといけない。ボールを奪っても少し、バタバタしてしまっていた。怖がってパスを回すことができなかった。やはり蹴るだけでは限界がある」

以上