7月27日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ
山形 1 - 2 浦和 (19:00/NDスタ/5,012人)
得点者:25' 川島大地(山形)、48' 柏木陽介(浦和)、74' デスポトビッチ(浦和)
☆ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●小林伸二監督(山形):
「土曜日に試合があるということでメンバーをちょっと工夫しましたけど、前半についてはうまくいったと思います。後半の入りが悪かったことと、マルシオが入ってきたことによってフリーキックをあそこで与えたあとに、前半だったら柏木しかないんですけど、(あの場面では)両方あるので、そういうところも含めて、あそこで点取られたのは痛かったなというふうに思っています。
レギュレーションについて、ナビスコはアウェイゴールというのが2倍になるので、3-1でも勝てないという大きな失点になったのは事実です。ですから、このいい状態を進めるために、引き分けから勝ちに行くゲームにするということで切り換えさせて、選手を何枚か送り出したんですけど、ちょっともったいなかったなという気がします。左サイドをフィードして引っ掛けられて、これもそうですけどマルシオがくさび入れて走ったんですけど、ちょっとフィードしてミスしたあとなので、サイドバックがちょっと戻りきれないでセンター(バック)が食いついてしまったというのが大きな問題で。起こり得る、数的優位になるかもしれないというところで、食いつかないでステイすると多分、コントロールしたり、マルシオに出たボールに対応できたと思うんですけど、そういうことを判断なしに積極的に行ってしまったというところで、壁パスで走られたのに、センターバックもサイドバックも付いていけなかった。そうするとどうしてもセンターがズレるので、そこの際のところの左サイドの判断が悪かったと言わざるを得ないと思います。
そこそこのところまで来ているんですけれども、そういうところも含めてもったいなかったゲームだったなと思います。そうは言っても、いいところもあるので、そこを踏まえながら次の新潟戦に持っていきたいと思います」
Q:今季のキャッチフレーズで「粘強」が求められるところで失点してしまった感じですが、欠けているものは何ですか?
「いい入りができたと思うんですね。後半も仕切り直しでしっかり球際に行くというところでいくと、サイドであんなに時間があったのに厳しく行けない。逆にゴール前では行ってる。反対なんですよね。そういうところの要求が足らないと思うんですよね、『行け!』っていう。行けるもんなのか、体力的に無理だったのかもちょっと……私は考えなくちゃいけないと思いますけども、どうしてもそういう球際が緩いというところが今シーズンはあるのかなと思っています。なかなかいいゲームになりそうでそういうところが……。ちょうどあの失点をする前に、新潟戦の2失点目を思い出したような感じで、ちょっと危ないなと思っていたんですけど、やられてしまったなあという感じがして、ちょっとダブったような感じがしてしまったなあという感じがします。次の新潟戦はしっかり闘わせなくちゃいけないと思います」
Q:リーグ戦での巻き返しをめざす意味で、この試合がどのような意味がありましたか?
「まずナビスコカップが(週の)途中にあったということで、すごくきついスケジュールになんですね。前節がうちだけ日曜日だった。多くのチームは土曜日だった。次に当たる新潟はナビスコ(1回戦)がないんです。で、(先週の)土曜日にやって、(今週の)土曜日の試合ですから、まるまる持ってこれますね。うちは日曜日のゲームで、水曜日のゲームを今日やって、土曜日に次のゲーなんですね。まず、メンバーがスタメンで出てる選手が多いので、次の新潟戦まで含めながらメンバーは工夫しました。それがひとつ。そして今日のゲームで、浦和レッズさんも次が川崎Fなので、大事なのでかなり落としてくるなと予測してて、それはバッチリ当たりました。で、うまく組めたなと思うのと、2つの方向性を持ちながら今日のゲームはしました。
前節の福岡のゲームで、際の直接対決を勝っていい形になってきたということと、後半戦の一発目のゲームを勝てたということ。これを新潟戦につなげていくためにはコンディションを持っていかなくちゃいけない。ナビスコカップも勝ちたいんですけど、そこに持っていくのに、条件が新潟と違うんですね。新潟もナビスコカップをやれば、うちもめいっぱいのところでやって次の準備もしますけど、新潟はゲームがないですから、そこは工夫しなくちゃいけない。勝ち方として、次につなぐためには勝たなくちゃいけない。でも、失点をすると、今日のゲームは3-1でも負けるんですね。2点差でも負けるわけですね。となると、堅くいって1点取れば可能性があるということで、前半はゼロでいって、(後半は)カードを代えてでも点を取りにいって最後勝負するというのがうまく取れたんですね。これはおもしろくなると。
後半もまず守備から、で、最後に2点目を取るための準備をどこにするかということで進めました。残念ながら1点取られました。そうなると、引き分けか、このゲームを大事にするためにメンバーの誰を代えるかということ。誰を休ませるかということも含めて持っていきました。ちょっと2点目が残念だったなあと思うんですよね。判断が悪くてやられてしまったというところがあるので、そういうところまで含めて、本当は勝っていい雰囲気で持っていきたかったんですけど、正直、うまく出なかったというところもあります。ただ、何人かの選手はちょっときついので、はっきり休ませて、次のゲームに合わせたいなという考えも持ったなかでの位置づけです。ですから、状況によって進め方が違う。0-0で行って1点取れば向こうは焦るというところでいくと、今日は前半すごくよかったと思うんですね。パーフェクトだったと思います。狙いもそうですし、左利きの川島を右に置いたのも成功しましたし、よくそこをうまく使ってくれたのも成功したので、それはよかったんですけど、もうちょっとしのぐと(相手が)焦ったり、もう少しおもしろいカードを切ってというところになる後半の入りのところでの失点だったので、もったいなかったと思います」
Q:今日の川島選手と中野選手の評価をお願いします。
「両選手とも前半はすごくよかったと思います。ちょっと流れが悪くなって、途中、川島がうまくもらえなかったですけど、飛び出したりするということではうまく右サイドで機能したのではないかなと思います。中野についてもすごくよかったと思います。ただ、後半の立ち上がりの左サイドの2対2の状況と、失点を食らうところの、持ち出して秋葉に入れてそこを取られたところのポジショニングの修正が遅かったり。でもそこは、園田が数的(同数)で我慢すると多分対応できたと思うんですけど、90分とおしていくとそういうちょっとしたところだったり、フリーキックを、雨なのに西河に入れて状況が悪くなって2、3分押し込まれたりとか、そういうちょっとした判断のミスが後半、ちょっと出てるんですね。ミスしたり、疲れたりというところの判断。前半はすごくよかったなと思っています。初めてのゲームで、チャンスがあったら思いきって行けということと、そこを佐藤がうまくカバーしろということで、そういう意味ではやってくれた。ですけど、初めてのゲームなので、90分フルにというのを、であれば少しミスがナーバスになったりしたのがあったのかなと思います」
Q:川島選手を右サイドで起用した意図を教えてください。
「次のゲームもあるので……。左利きの選手を右に入れるということですね(笑)。(浦和の)ボランチが、調子がいいのでおそらく鈴木と柏木で来るだろうというところで、柏木は前でボールをさばくので、柏木の背後のスペースは間違いなく突ける。そこを突くためには広げて、途中から中に入れて、というそこのポイントと、そこで持つと左利きですから視野が取れますから、遠いほうの足で持てますからシュートも打てますし、プルアウェイ……視野のないところにパスが入る。すると(小林)亮のオーバーラップが効くというところ。積極的にやると、どうしてもウィンガーみたいな形ですから、後半はもっとバイタルを使ってサイドバックが飛び出すと有効になるなと思ってました。
前半、うまくいったと思います。そういうところがうまく、センターバック、サイドバック、ボランチ、サイドハーフの連携はうまくいったと思います。そこはパーフェクトだったと思いますし、もう少し、『フリー』と言ってやってスムーズにターンができたらもっと嫌なプレーができたと思いますけど、そのへんはまあ、もっとさらなるクオリティを上げるということは必要になると思いますけど、すごくよかったと思います。彼の、右サイドで持って進入して左足でシュートを打つというところでの得点ができたので、すごくよかったと思います」
以上













